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4403522041もしも僕が愛ならば
松前侑里/金ひかる
新書館
ディアプラス文庫 2008-12-10

by G-Tools

美邦は勤め先のカフェで気になる親子と出会う。
ゲイだとばれて妻に離婚された慎一と、母に捨てられたショックでしゃべれなくなった瞬。
瞬が話せるようになるまで世話をしたいと申し出る美邦だが、慎一の大らかな優しさにどんどん惹かれていってしまう。
かつての自分勝手な願いで大切な人が傷つくのを見て以来、恋はしないと誓っていた美邦。
そして瞬のために新しい母親を探そうとする慎一。二人の出した答えは……?
矢上慎一(やがみしんいち・31歳)×葛原美邦(くずはらみくに・22歳)
民俗学教授×料理人

『もしも僕が愛ならば』(雑誌掲載)
『ココアに粉雪』(書き下ろし)の二編。


雑誌掲載時読んで好きだったお話。
二人が一緒に住むキッカケがイマイチ凡人には理解しづらかったんだけど、なんと言っても子供が可愛くて、それだけで他は吹っ飛んでしまった(笑)
瞬に何度も泣かされました。

結婚して子供をもうけたものの男との浮気がバレて離婚、子供を引き取って育てている大学の民俗学の先生攻めと、血の繋がらない兄に伝えられない恋をして、今は傷心ひとりぼっちの、料理上手なクレマチスの精霊(笑)受け。

こう書くと攻ってヒドい人みたいだ(笑)
そんな印象はないです。
最初に瞬が話せないことを軽く流してたような台詞はちょっとひっかかったけど、松前さんの世界に合ったほんわか暖かい人たちだった。

でもやっぱり一番良かったのは子供の存在。
小さな男の子って、やっぱり可愛い。
あと、大好きなフレブルが出てた~!

好きな要素いっぱいの、これまた好きな疑似家族ものでした。
もう雰囲気だけで好きなんで、内容の感想とは言えないかもしれない・・・。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは~みむさん!

これ、手元のありますよ~!
またまたいつになったら読めるのやら?状態なんですけどね(汗)
もう、焦らずにのんびり読んでいくしかないですね~。(笑)
このお話も癒し系になるのかな?
楽しみです!
2009/01/08(木) 01:23 | URL | 水月 #-[ 編集]
>水月さん
こんにちは、水月さん。

これは疲れた身体や心に良い感じですよ。
あんまり「楽しい読書」という気分にはなれないかもしれませんが、自分への癒しも必要です。
趣味の読書で自分を休めてあげることは、やめないで下さいね~!
2009/01/09(金) 09:38 | URL | mimu #-[ 編集]
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