一代で大手レストランチェーンを築いた辣腕の青年社長・海門。欲しいものは必ず手に入れてきた男が、今一番執心しているのが、美貌の店員・八重垣だ。
何度も通い詰めて口説いた末、ようやく海門に身体を許してくれた八重垣。けれど「あなたは好きだけど、恋人にはなれない」と告げられてしまう!!
頑なに恋人になることを拒む、その理由とは…!?
何度も通い詰めて口説いた末、ようやく海門に身体を許してくれた八重垣。けれど「あなたは好きだけど、恋人にはなれない」と告げられてしまう!!
頑なに恋人になることを拒む、その理由とは…!?
大学院の殺風景な研究室に咲いた一輪の花。それは土佐嵐の共同研究者で親友の津島の異母弟で、大手製薬会社の跡取り氷見佳哉だった。
母違いの兄を慕う氷見を微笑ましく見守る土佐。だが穏やかな日々は、津島が共同研究の全てを持って姿を消したことで終わりを迎える。
研究途上だった新薬も持ち去られ、次期社長として窮地に陥った氷見に、土佐は別の完成間近の研究と引き換えにその身体を要求し、半ば強引に陵辱する。
美しく凛と咲く気高い花を嬲り手折る雄としての悦びと、相反する痛み――その裏には親友と交わした一つの約束があった…。
母違いの兄を慕う氷見を微笑ましく見守る土佐。だが穏やかな日々は、津島が共同研究の全てを持って姿を消したことで終わりを迎える。
研究途上だった新薬も持ち去られ、次期社長として窮地に陥った氷見に、土佐は別の完成間近の研究と引き換えにその身体を要求し、半ば強引に陵辱する。
美しく凛と咲く気高い花を嬲り手折る雄としての悦びと、相反する痛み――その裏には親友と交わした一つの約束があった…。
取材で新進脚本家を訪問した編集者の笹色。その脚本家は笹色が恋愛に臆病になった原因の男・弓削だった。
――高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。
――しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。
――高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。
――しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。
飯島は、会社帰りに通い始めたスポーツクラブのプールサイドで、鮫のように泳ぐ精悍な男、具志堅に目を奪われる。
自分の中にある『恋』という欲望に気づいた飯島だが、プールサイドに集う者同志というだけの他人では声をかけることもできない。
そんなとき、夜の公園で、具志堅と偶然の出会いを果たす。具志堅もまた飯島の存在に目を留めていたという、思いがけない事実に驚喜するが…。
胸の中に獣を飼う同士の獰猛な恋が始まる。
自分の中にある『恋』という欲望に気づいた飯島だが、プールサイドに集う者同志というだけの他人では声をかけることもできない。
そんなとき、夜の公園で、具志堅と偶然の出会いを果たす。具志堅もまた飯島の存在に目を留めていたという、思いがけない事実に驚喜するが…。
胸の中に獣を飼う同士の獰猛な恋が始まる。
隣に住む仲良しの老人から“東京に行って、ある会社で働いてほしい”と頼まれた青年・羽曳野。
そこは超一流の商社。おまけに、用意されていたマンションの隣人は会社の同僚・渋谷だった。昼は気難しいエリートの渋谷が見せる意外に優しい素顔に心惹かれていく羽曳野。
そんな矢先、老人が倒れたという知らせが…。
そこは超一流の商社。おまけに、用意されていたマンションの隣人は会社の同僚・渋谷だった。昼は気難しいエリートの渋谷が見せる意外に優しい素顔に心惹かれていく羽曳野。
そんな矢先、老人が倒れたという知らせが…。
会社が倒産し無職になった八王子冲は友人の代理で通訳の仕事をすることに。
だがいざ仕事先として指定されたホテルに行ってみると、求められていたのは違う言語で、八王子は全く役に立たない。
しかし、クライアントである大手デザイン会社社長・玖珂元尚は、内容を知ってしまったからには仕事が終わるまで外部との接触はさせられないと言い出し、八王子はホテルに軟禁されてしまい…。
だがいざ仕事先として指定されたホテルに行ってみると、求められていたのは違う言語で、八王子は全く役に立たない。
しかし、クライアントである大手デザイン会社社長・玖珂元尚は、内容を知ってしまったからには仕事が終わるまで外部との接触はさせられないと言い出し、八王子はホテルに軟禁されてしまい…。