![]() | 神官は王を恋い慕う 吉田珠姫著 / 高永ひなこイラスト 海王社 ガッシュ文庫2007-12 by G-Tools |
羅剛王との婚礼の儀を控えた冴紗は悩んでいた。羅剛王は、こんな自分で満足しているのか・・・と。男でありながら王を守れず、しかも子供も産めぬ。ことあるごとに「おまえは色事にうとい」と言う羅剛のために、冴紗は、せめてもっと房事を学ばなければならないと思い立つ。
そんな折、羅剛と冴紗の婚礼で沸き立つ国内の騒ぎに乗じ、隣国が姦計をめぐらせる――。
ふたりの婚礼は、無事に執り行われるのか!?
そんな折、羅剛と冴紗の婚礼で沸き立つ国内の騒ぎに乗じ、隣国が姦計をめぐらせる――。
ふたりの婚礼は、無事に執り行われるのか!?
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王と神官という立場を乗り越え結ばれたふたり。
男らしく猛々しい羅剛は、愛する冴紗を手に入れ、婚姻の儀を待っていた。神官と王妃、両方の役割を担うことになる冴紗を、羅剛は片時も話したくないほど狂おしく愛している。
しかし聖なる虹色の髪と瞳を持ち、人々を導く存在の冴紗を奪おうと、近隣諸国が戦を仕掛けてきた。羅剛は冴紗には何も知らせずにひとり戦地の赴かんとする。
やっと思いが通じ合ったのに、運命はまたもふたりを引き裂くのか…!?
男らしく猛々しい羅剛は、愛する冴紗を手に入れ、婚姻の儀を待っていた。神官と王妃、両方の役割を担うことになる冴紗を、羅剛は片時も話したくないほど狂おしく愛している。
しかし聖なる虹色の髪と瞳を持ち、人々を導く存在の冴紗を奪おうと、近隣諸国が戦を仕掛けてきた。羅剛は冴紗には何も知らせずにひとり戦地の赴かんとする。
やっと思いが通じ合ったのに、運命はまたもふたりを引き裂くのか…!?
谷間にある小国・ハイゼルローダスの第四王子に生まれたリディは、十七歳になり、山の向うの大帝国・ゴダルフォルザイアスの大王の目に留まり、男でありながら妃として迎え入れられることに…。
だがその大王は残虐非道なことで知られr、王家の皆がリディの身を案じ泣き咽せていた。
そこへ突然、リディが幼い頃お守り役をしていた傭兵・ユージェスが現れ、警護役を買って出て、二人の帝国へ向かう旅が始まったが…。
だがその大王は残虐非道なことで知られr、王家の皆がリディの身を案じ泣き咽せていた。
そこへ突然、リディが幼い頃お守り役をしていた傭兵・ユージェスが現れ、警護役を買って出て、二人の帝国へ向かう旅が始まったが…。
誰からも愛されずにいた高校生・あさぎが迷い込んだ異世界で恋に落ちたのは、赤い髪、獣のような体躯を持つ男・ソード。ぶっきらぼうで野蛮な彼だが、あさぎへの愛は一途で情熱的だった。
ソードの元へ戻れたあさぎを迎えたのは、さらに熱く激しい、そして不器用な彼の愛だった…!
戸惑いながらも身体を重ねる二人。獣のようなまぐわいではない愛ある営みに狂喜しうち震える――。
「ソードさん、これは愛情を確かめ合う素晴らしい行為なんですよ」
恋は炎となり二人を熱く包む…
ソードの元へ戻れたあさぎを迎えたのは、さらに熱く激しい、そして不器用な彼の愛だった…!
戸惑いながらも身体を重ねる二人。獣のようなまぐわいではない愛ある営みに狂喜しうち震える――。
「ソードさん、これは愛情を確かめ合う素晴らしい行為なんですよ」
恋は炎となり二人を熱く包む…
誰にも必要とされていないという思いを抱きながら毎日を送るあさぎは、ある日違う世界へと迷い込んでしまう。
そこで出会ったのは、赤い髪、獣のような体躯を持つ男・ソード。ぶっきらぼうで野蛮な彼は、あさぎへの強い欲望を抑え込みつつも、傷だらけになりながら激しい情熱で、あさぎを魔物から守ってくれる。
初めて自分が自分である意味を見出せたあさぎは、ソードと共に生きたいと願うが、ソードに元の世界へ戻れと突き放されてしまい…。
そこで出会ったのは、赤い髪、獣のような体躯を持つ男・ソード。ぶっきらぼうで野蛮な彼は、あさぎへの強い欲望を抑え込みつつも、傷だらけになりながら激しい情熱で、あさぎを魔物から守ってくれる。
初めて自分が自分である意味を見出せたあさぎは、ソードと共に生きたいと願うが、ソードに元の世界へ戻れと突き放されてしまい…。
イラスト/高永ひなこ(ガッシュ文庫)
この想いは許されない―それを知りつつも、冴紗は今日も自分の住む神殿から遠く離れた王宮へ向かう。
王宮で待つのは冴紗の愛する人・羅剛王。男らしく猛々しい王は、自ら冴紗を神殿に追いやっておきながら、ことあるごとに呼びつけ、いつも辛くあたる。
嫌われてもずっとそばにいたかった。神官などになりたくなかったのに。
あるとき、羅剛王と他国の姫君との婚礼話を耳にし、冴紗の心は乱れる―。