イラスト/高永ひなこ(ビーボーイノベルズ)
矢崎は、親友・三田村からから三週間彼の恋人の少年を預かることになる。
気の進まない矢崎だったが、清楚な美貌のその少年・啓との生活は不思議なほど違和感なくしっくりと馴染み、心地よい二人の生活を楽しむようになっている自分に気づく。
最初はただの好意だと思っていたのに、それはやがて恋心となって溢れ出そうとし、啓もまた同じ気持ちであること矢崎は知る。
親友の恋人。口に出してはいけない想いを二人は抑えようとするが…。
≫[恋をしてはいけない/吉田ナツ]の続きを読む
スポンサーサイト
イラスト/麻々原絵里依(ディアプラス文庫)
忍が恋人との旅行から帰ってくると、部屋になぜか他人が住んでいた。
見覚えがあるその男は、同僚の野宮暁人。忍が男と不倫していることを知った父が、忍からマンションを取り上げ、彼に貸してしまったのだ。不倫相手と別れ女性の恋人を作れば部屋は返してくれるという。
それまで行き場がない忍は、暁人の厚意で同居させてもらうことになるが、元から苦手だった暁人とは何かにつけぶつかりあい…?
イラスト/金ひかる(ルチル文庫)
モグリの外科医・小田切優哉が初めて一ノ瀬櫂に会ったのは、櫂が15の時だった。
優哉は会った瞬間、本能的に8歳年下の櫂を、「これは俺のものだ」と直感、誘惑。以来6年間、身体だけの関係を結んでいる。
しかし櫂の二代目襲名を間近に控え、周囲は厳しい状況になってきた。
反対派による襲撃も増え、身体だけのドライな関係だった二人にも変化が起こりはじめる…!?
イラスト/長門サイチ(キャラ文庫)
「フラれたのなら俺が慰めようか」
ある夜、酔った勢いで見知らぬ男に抱かれた工藤。
ところが念願叶って入った大手旅行会社でまさかの再会。その男・仁科は企画部の有能なチーフだった!
妥協を許さない姿勢で、新人の工藤を厳しく指導してくる仁科。あの夜とは別人のような仁科に、工藤は腹を立てるが、やがてその仕事ぶりに感嘆し惹かれていく…。
イラスト/緒田涼歌(プラチナ文庫)
編集者の槇は、昔の恋人・芳沢に12年ぶりに再会する。
彼は立派なシェフになっていたが、槇が手酷く振った恨みか、言葉に棘がある。つい口論になり、槇は押し倒され一方的にイかされてしまう。
昔と違う慣れた手つき。別れた後、誰が彼の下で啼いたのだろう?芳沢は彼の相手に嫉妬する自分に気づく。
だが、今さら自分からは縋れない。
そんな時、悩む槇の前に、芳沢のパトロンが現れて…。
イラスト/奈良千春(ルチル文庫)
白バイ隊から刑事になった諏訪内真二は、ある事件をきっかけに担当エリート検事・高城幹弥と恋人同士に。忙しいながら、相変わらず高城に夢中な真二だったが、ある日、刑事課を訪ねてきた弁護士に敵意に満ちた態度を取られ面食らう。
その新米弁護士は、高城の双子の弟・優弥で、兄の恋人を見ようとやってきたのだ。
何か高城にも敵意を向ける優弥に真二は…!?
イラスト/香雨(キャラ文庫)
L.A.市警殺人課の敏腕刑事・ジャック・ランドルは、学生の不審死を捜査中、大学助教授の秋野亮司に出会う。
目を惹く東洋の美貌に穏やかな微笑。疑われていると知りつつ、動じないのはなぜか。捜査を口実に亮司の研究室に通ううち、疑惑を抱きながらも、ジャックは亮司の物静かな魅力に惹かれていく。
そしてある晩、ついに亮司に口づけてしまうが…!?
イラスト/史堂櫂(キャラ文庫)
天才的な配球センスを持つ捕手の茅厨。コントロール抜群のエース・国府田。
“超高校級バッテリー”と謳われた二人だが、実は国府田は茅厨を無理矢理抱いていた。
その後、国府田はプロへ、茅厨は社会人野球へと道を分けるが、二人の複雑な関係はその後も続き…。
イラスト/タカツキノボル(アルルノベルス)
遺跡発掘に燃える大学生の陸。
エジプト発掘チームに志願した陸は憧れていた考古学の天才・カルロスと出会い、始めはつれなくさせるが次第に打ち解けていく。
そんな、発掘中二人は地下水路に投げ出されてしまう。水路を辿りようやく二人は怪しい村に辿り着くが、そこで陸が危うく生贄にされそうになってしまう。
生贄になるのを防ぐには「『清らかな少年』じゃなければいい」と、カルロスは陸に自分に抱かれることを提案してくる。悩んだ末、陸はカルロスにすべてを委ねるが…。
イラスト/山田ユギ(オヴィスノベルズ)
父親の経営する旅館への融資と引き換えに、城ヶ崎櫂はロレインホテルズ会長・天海の条件をのむ。有能だがフェロモンだだ漏れの社長・天海直誓の色恋沙汰を阻止するため、櫂は直誓の秘書として送り込まれた。
直誓と女性の接触をことごとく邪魔した結果、代わりに櫂が相手をするよう直誓から求められてしまい、不本意ながらも身体を差し出す羽目に…。
思い込みと擦れ違いゆえ、身体は近いのに心はそれぞれに遠く…。
イラスト/ヤマダサクラコ(白泉社花丸文庫)
大手出版社の編集者である篠原遼路は、急遽不本意ながら故郷の金沢へ戻った。
兄の雄平が駆け落ちして、父が倒れたため、期間限定で家業の老舗温泉旅館の主人となったのだ。
不慣れな着物姿で若旦那業に苦労する遼路へ、若き料理長の鬼嶋龍司は何かと辛く当たる。料理の腕は一流だが倣岸な鬼嶋を苦手に思いつつ、遼路は彼にかつての恋人の面影を見出してしまっていた…。
イラスト/角田緑(アルルノベルス)
精悍な容貌の営業マン・栖原が一目惚れしたのは、艶やかな美貌を持つ図書館司書・一ノ瀬。
彼を振り向かせるために猛アタックを繰り返す栖原だが、いつも意味深にはぐらかされてばかり。しかし、彼を知れば知るほど、そのミステリアスな魅力に惹かれ、のめり込んでいく。
そしてついに一ノ瀬を押し倒すことに成功した栖原は、彼にとんでもない秘密が隠されていることに気づき―!?
イラスト/奥田七緒(ディアプラス文庫)
短いゆびきりは決して違えない約束のしるし。
かつて一度だけ“短いゆびきり”を交わした八つ年下の幼馴染・昇と、敬祐は十二年ぶりに再会する。
小学生だった昇は強面の大学生に成長していた。
父はなくなり、母は妹の嫁ぎ先に同行し、気づけば一人になっていた敬祐。昔ように懐いてくる昇と過ごす時間を何より心地よく感じ始めるが、それは寂しいだけが理由ではなくて…?
イラスト/夏目イサク(ディアプラス文庫)
飲み会と麻雀に明け暮れる大学生・小嶋は友人の三上から好きだと言われた。
何も期待しないから今までどおりでいてほしい。
そういう三上に戸惑いつつも、小嶋はいつのまにか彼をひどく意識している自分に気づく。不意に仕掛けられる激しく官能的なキスを拒めなかったり、自分だけを特別に見て欲しいと思ったり。
三上へ向かうこの気持ちは…?
イラスト/飴本巽(f-LAPIS)
終戦を迎え、子爵楠木家はGHQに屋敷を接収される。
当主の留守を預かる次男・楠木久也は町での進駐軍の横行を非難し、地方軍政部司令官のウォレス大尉に町の安全と引き換えを条件に陵辱されてしまう。
強要された関係を続けながらGHQの仕事を手伝うことになった久也だが、毎夜の濃密な情交とは裏腹に、町の復興に真摯なウォレスに次第に惹かれていく。
イラスト/あじみね朔生(もえぎ文庫)
小説家・高村榛也は、隣家の幼馴染・鹿嶋柾に思いを寄せていた。しかし鹿嶋の母は妾腹の子である高村の素性を蔑み、鹿嶋とは会わないように告げる。
以来、鹿嶋を避けていた高村だが、ある日夢の中で鹿嶋と出会う。そこでは快活な高村の従兄となって、鹿嶋に接することができたのだ。
夢の世界は幸福すぎて次第に溺れていく高村だが…。
イラスト/笹生コーイチ(アズノベルズ)
母の急逝で天涯孤独の身となった大学生の氷魚。
ある日、伯父と名乗る男が現れ、乞われるままに亡き父の生まれた村を訪れることに…。
閉鎖的で謎めく山奥のその小さな村―着いたその日のうちに氷魚は世話役の青年・前川からいきなり犯される。謂れなき陵辱に慄きながらもその腕の中で乱れていく氷魚。
身体の奥底に潜む『何か』の翻弄される二人の秘密は…?
イラスト/奈良千春(SHYノベルス)
警視庁組織犯罪対策第五課、「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。
その捜査方法は、エス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。
大物ヤクザでありながら椎葉のエスである宗近。
宗近に特別な感情を持っていることを意識しつつも、刑事というポジションを選んだ椎葉。互いを想いながらも、ふたりはエスと刑事という関係を守ることを誓っていた。
そんなある日、椎葉の前に現われた謎の青年・クロによってすべてが狂い始める!
イラスト/金ひかる(ルチル文庫)
自分の美貌を武器に生きてきた神崎菜央は、持ち前の性格が災いしてトラブルに巻き込まれがち。
ある日刺されそうになったところを助けてくれたエリート然とした男に、一週間後本当に刺された菜央は再び助けられる。
身体目当てかと疑う菜央に「ガキは興味ない」と言い放つ男は大手暴力団の幹部・室生龍壱で…!?