棘の住み処 | |
魚谷 しおり著 / 笹生コーイチ画 心交社 ショコラノベルスハイパー 2006-06-10 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中津川子爵の後継者として育てられた養子の公也は、子爵に妾腹がいることを知らされ、その子・響を弟として屋敷に向迎え入れることになる。人形めいた美しさの公也と違い、響は父に似た男らしい容貌の若者だった。
父の前では素直な青年を演じてみせた響だが、公也と二人きりになると豹変し、嫡子の地位と引き換えに身体を差し出すよう命じてくる。
何不自由なく生きてきた公也を、それ故の美しさを響は憎んでいた。
跡継ぎとしての自分にしか価値を見出せない公也は、蔑みながらも、義弟である響に抱かれることを選ぶが―。
父の前では素直な青年を演じてみせた響だが、公也と二人きりになると豹変し、嫡子の地位と引き換えに身体を差し出すよう命じてくる。
何不自由なく生きてきた公也を、それ故の美しさを響は憎んでいた。
跡継ぎとしての自分にしか価値を見出せない公也は、蔑みながらも、義弟である響に抱かれることを選ぶが―。
≫[棘の住み処/魚谷しおり]の続きを読む
スポンサーサイト