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BL読書感想日記※※※ 詳しくはカテゴリーの「このブログについて」をご覧下さい。

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4870318881ユーレイに関する小さな事件簿
滝井ルカ子/橘水樹&櫻林子
メディエイション
HugNOVELS文庫 2008-12

by G-Tools

弓和平は学生時代に演劇の演出をしていたが、今は普通のサラリーマンとして日々営業に走り回っていた。同僚の春木要はそのころからの知り合いで、当時は色々と思うところもあったけれど、今は疎遠気味。
ところが、そんな春木が急死したあげく――葬式の日の夜に、幽霊になって弓の目の前に現れたからさあ大変!
ハイテンションの春木とそれに振り回される弓に、似たもの姉弟の春木姉や頼りにならない守護霊も出てきて騒動はさらに加速――。
春木要(はるきかなめ)×弓和平(ゆみかずひら)
20代前半くらい、ひとつ違い、大学&会社の先輩後輩、

BLではあんまり見ない構図の表紙。
そのせいで最初コミックかと思ったのですが(シュリンクされてて中が見られない本屋だった)、後日別の書店で中身を見たら小説で、絵も綺麗だったし面白いかな?と思って買ってみた。


学生時代、演劇部の俳優と演出家として過ごした春木と弓。
ひとつ先輩の春木は大学卒業後も演劇の道に進んだと思っていた弓だが、入った会社でサラリーマンになった春木と再会する。

演劇部時代、二人はうまくいっていたわけではなくて、少なくとも弓には春木に対して鬱積したものがあり、旧知とはいえ、弓は春木を避けていた。
そんなある日春木は事故で急死。
しかし葬式の夜、帰宅した弓の部屋に春木の幽霊が!

オカルトチックBLコメディといえばいいかな?
幽霊になった春木の頼みで春木を生き返らせる薬を探すことになる弓。
ハイテンションで元気な幽霊・春木と無愛想ツンデレ・弓のドタバタラブです。
幽霊が元気というのが笑える。

死人が生き返ると言っても、壮大な世界観や難しい輪廻転生の理論とかは全くなく、嘘臭い薬があらホンモノだった、しかも町内のおじいさんが作った福引きの景品。
というバカバカしさなので、そんな感じのノリを楽しむというヤツ。

まずはとにかく、文章にクセがあって個人的には非常に読みにくいリズムで困った。
掛け合い万歳みたいな会話は時々笑えたけど、過ぎるとそれもちょっと、と思うところも。
文体のリズムに乗れるか乗れないかは個人的なことだと思います。
文章につまずいてしまい、せっかくの面白さをスイスイ軽く楽しむことができずに私としては残念だったな~と思いますが、それを除けばライトで明るいラブコメディという印象で面白いと思いました。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。

私も本屋さんでスルーするところを「この本はBLです」という文字を表紙に見つけて、興味津々で買ってしまいました。

出だし、癖のある文体で、私も正直引っかかって仕方なかったです。

お話自体も、突っ込みどころ満載でしたよね。まず、葬儀屋が火葬手配した遺体をどうやって姉がちょろまかしたか。

きっと漫画にすると面白いのでしょうけど、作者のハイテンションに付いていけなかった気がします。

まあ、異色というところで、作家さんのその心意気は買いたいと思いますけどね。

いろんな意味で、びっくりした本でした(笑)
2009/01/14(水) 09:53 | URL | 桃 #-[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん。

桃さんもやはり文体にひっかかりました?
私もこのリズムに乗れなくて苦労しました。
遺体をちょろまかす(笑)のも、生き返りの薬が福引の景品なのもそれを作ったのが町内のお爺さんなのも、攻のお姉さんの人格も、有り得ないことばかりでした。

ハチャメチャコメディと思えば何でもありなんだと思いますが、ついていけるかどうかは人を選ぶところですかね(笑)
2009/01/14(水) 19:57 | URL | mimu #-[ 編集]
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