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空色スピカ空色スピカ
かわい有美子/小椋ムク
笠倉出版社
クロスノベルズ 2009-1-23

緑豊な高原に立つ、半寮制の男子校・清泉学院。伝統あるお坊ちゃま校だが、行事に女の子を招くため、歴代、美形の生徒会長を据えてきた。
そんな強者達に並び、新に任命されたのは華奢で物憂げな美少年・楠ノ瀬。
見かけとは裏腹に体育会系な楠ノ瀬を、生徒会の面々は見たまんまの「ギムナジウム風美少年」としてプロデュースすることに。
中身とのギャップに苦労しながら、敏腕な副会長・高科に支えられて愛校心と彼女欲しさにがんばる楠ノ瀬だったが、いつしか欲しいのは高科だと気がついて……。
高科汐見(たかしなしおみ)×楠ノ瀬亮人(くすのせあきと)
半寮制お坊ちゃま男子校の同級生、生徒会副会長×会長

「空色スピカ」
「Fly me to the Moon」の二編。

『学園』ものは普段はあんまり食指が動きませんが、タイトルとムクさんの絵が可愛くて、即買ってしまいました。

新しく生徒会長に任命された、見た目儚げで天使のような、中身はやんちゃな元気少年・楠ノ瀬と、眼鏡をかけ、冷静で大人びた高科との、楽しい学園生活と恋。
八ヶ岳山麓という辺鄙ながらも自然に溢れた環境のカトリック系男子校の中で、物憂く・・・は全然なく、元気に男の子たちがはじけています。
ホントに楽しそう。
近くに好きな子がいて、教室にいても寮で寝泊りしても毎日ある意味狭い環境の中だからいつも顔を見ることができて、そばにいられて胸ときめかせて・・・こんな学生時代だったら毎日幸せだろうなぁ(笑)
たとえまだ両思いじゃなくても、手が触れただけでドキドキしたり相手の気持ちや緊張が伝わってきたりする初々しい関係って良いですよね。
可愛らしい恋に微笑ましくなりました。
しかし、「トーマの心臓」や「風と木の詩」ってホントに腐女子はみんな読んでるの? 今の女子高生も?
ある程度の年齢なら聞いただけで「ははー」とすぐ雰囲気わかりますけどね(笑)

しかし、正直に言うと非常に読むのにつかれました。
なぜかというと、彼らを取り巻く環境や学園行事の描写に大変力が入っていて、長くて詳細すぎるからです。
そりゃ二段にもなるよ。
物語となる舞台を丁寧に嬉々として(笑)考えられたんでしょうねー。
エンブレムとか制服とか、細かいところまでちゃんと考えて、校舎の外観とか寮のこととか、一年の行事の設定とか・・・。
そのおかげで雰囲気はとてもよく伝わってきますし、行事に一生懸命頑張る姿も学生の一面として大変好ましいと思いますが、個人的に、詳しく知りたい部分はそこじゃない(笑)。
頑張ってる少年たちは大好きだけど。
もっと、頬染めるようなラブがメインがいいの(笑)。
というか、カップルが可愛かったので、二人だけの絡みがもっと読みたかったのねー。

続編があるそうなのですが、設定がきちんと示されている方が次も書きやすいだろうし(笑)、読み手も掴みやすいかもしれません。
説明的な部分がいくらなんでも多すぎるように思ったのは、あとに向けての下拵えという意味もあったのかしら。
次も生徒さんですけど、そのうち先生にも波及するかもね・・・。
なんかちょっと苛めたい感じの先生がいたものね(笑)
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