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4813011853冥愛の鎖
華藤えれな/高階佑
大洋図書
SHYノベルズ 2008-12-11

by G-Tools

「胸にSPバッジをつけているとき、その命はこの世で最も軽くなる――」
警視庁警備局警護課SPの三神文弥は、来日するタハリール共和国大統領の警護にあたることになった。その打ち合わせの場で、かつて自分を利用し裏切った男・近衛諒一郎と再会し、彼が公安幹部だったことを知る。
公安部と警備部はけして相容れることのない存在。
だが、その心の冥く深い闇に触れ、近衛に惹かれていく自分を止めることができなくなり…。
近衛諒一郎(このえりょういちろう)×三神文弥(みかみふみや)
公安部管理官×警視庁SP

積読救済。
テロ撲滅に執念を燃やす公安エリートと、その命を盾にして要人を守る警視庁SPのラブロマンス。
ハードな舞台にハードな背景を背負ったキャラたちなのですが、一見冷血な鬼畜風の攻も、男らしいけどピュアな受も内面がわりとウエットというかメロウなので「ラブロマンス」「メロドラマ」という雰囲気が強かった。


二年半前、モロッコの古都で傭兵をしていた三神は、スリに合った日本人銀行マン・大島を助けます。
その後、大島に惹かれて一夜まで共にしてしまう三神。
しかし大島は実は最初から三神を狙っていて、彼のIDを手に入れてそこから情報を持ち出すことを目的としており、睡眠薬で三神を眠らせたあとは、衣類、パスポートなども全て盗み出し、三神の前から消えてしまいます。

そして時が経ち、ある事情で警察SPとなった三神の前に、公安部管理官として大島=近衛が現れます。
自分を騙し、身体も心も奪って消えた近衛に憎しみを抱く三神
しかし、来日するタハリール共和国大統領の警護を巡り相対するうちに、三神は近衛の過去を知り、近衛が囚われている闇を知って、彼を憎みきることができなくなっていきます。

近衛は、子供の頃の凄惨な体験からトラウマやPTSD症状を抱えていてそれをあくまで自分で思うところの“理性”で無理矢理に押さえつけ、「そんなものはない」と思ってる人なので言動がキツいし屈折してるし最初はかなり理解しにくかったです。
あまりに純粋な三神が裏切られてるのが可哀相に思えてね。

しかし、わりと簡単に二度目も近衛を受け入れてしまい、許して受け入れて、最後には守って生命を捨てていこうとする三神の姿を見ると、三神って実はすごく懐深い、傷ついてもしなやかに立ち上がる強い男なんだなぁーと思って、実は近衛より全然三神の方が「漢」だった。
三神が死にそうになって泣き叫んだり、あとを追っかけていって「おまえは私のものだ」とダダをこねる(笑)近衛は可愛い。
見た目はドSだが、三神がいないと生きていけない近衛のクールな外見と中身の情けなさを想像すると、こういう人は個人的に○。
表面的にはテロとか暗殺とか爆弾とかいかにもハードなんですが、二人とも中身がわりと女々しくハードになりきれていないので、意外に甘い話だと感じました。
外面はカッコつけてて、二人になったらデロンデロンに蕩けてる、そんな二人だと思いますよ(笑)。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは~みむさん!

私もこれ、最近読んで感想をUPしましたよ~(笑)
絵師さんのお名前で買ってしまったのですが・・なかなか面白くて良かったですよね。
最初は近衛が?でしたが・・色々と過去の事が分かってくると、なるほど~って感じ?
似たもの同士でもあり、う~ん・・確かにラブラブですよね!(笑)
2009/03/13(金) 03:56 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>水月さん
こんにちは~。

実はこれ買ってすぐの頃一度読み始めたんですけど、その時は出だしっからどうも乗れなくて積み戻したんです(笑)
最近になって「次は何を読もうかな~」と箱を漁って救済しました。
思ってたよりラブラブだったんで、やはり最後まで読まないとわからないものですね(^^ゞ
2009/03/13(金) 07:43 | URL | mimu #-[ 編集]
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