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4344816153嵐のあとは桜色 (幻冬舎ルチル文庫)
きたざわ尋子/麻々原絵里依
幻冬舎コミックス
ルチル文庫 2009-03-17

by G-Tools

憧れの存在だった麻野裕一郎に大人のキスを教えられ、今は恋人として愛され幸せな相馬睦紀。しかし裕一郎はふたりの想いに温度差を感じているらしい。
こんなに好きなのに――上手く伝えられないことを睦紀がもどかしく思う中、弟が進学準備のために上京。
危なっかしい兄の面倒は自分が見なくてはと自負する弟・春海は、裕一郎を目の敵にして……?
麻野裕一郎(あさのゆういちろう・27歳)×相馬睦紀(そうまむつき・18歳)
外資系サラリーマン×大学1年生

「透明なひみつの向こう」の続編でした。
前を読んでないと、たぶんついて行きにくいと思う。


突発的なことが起きるとパニックになって大失敗をやらかしてしまう睦紀ですが、占いの館「翡晶館」のアルバイトは無事こなしており、恋人同士となった裕一郎ともうまくいっています。
裕一郎からは同居の話も出ているけれど、アパートの家賃を親が負担しているため、親が納得する年上の男との同居理由を考え付くことができず話はストップ。
しかし毎日は幸せいっぱい・・・なのだけど、二つ年下の弟・春海(はるみ)が大学受験の下見のため上京し睦紀の家に数日居候することになったため、睦紀は裕一郎との仲を悟られないようにと神経を使わなければならなくなる。

睦紀の性質をよく知っている家族はみな睦紀に対して心配性なのだが、この弟はそれに輪をかけてブラコン気味である。
頼りない兄を見て、自分の方が保護者のように睦紀を心配しているのだが、兄の素行を知るために調味料の蓋の乾き具合をチェックしたり駅前のカフェでこっそり兄の帰りを確認するなど行動はストーカー並みだ。とてもウザイ(笑)

ご近所の噂から裕一郎の存在を怪しみ、それこそ仇のように警戒するのだが、春海はしっかりしているようでいてまだ高校生であり登場人物の中では一番若い。一癖も二癖もある翡晶館のオーナーの真誠、海里や、大人の裕一郎に太刀打ちできるわけもなく、結局は空回りで終わっている。「嵐」にしては物足りない(笑)。

睦紀の神秘の力は今回も発揮されているが、それこそ本筋とは全然関係ない話で、前回は自信のない睦紀が人とは違った特殊な力を持つことがある意味自信になったかもしれないが、今回はもうその意味はどこにもないように思う。将来がちょこっと見えてそれがタイトルに繋がってるだけ。
今後、裕一郎と睦紀のカップルをはじめ、真誠、海里、そして春海までがひとつ屋根の下で暮らすことになりそうなので、この話、まだ続くのかもしれない。ワイワイやってるのも楽しそうではありますが。
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