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4778107136華王(はなおう)の犬
池戸裕子/イソノ
心交社
ショコラノベルズ 2009-03-10

by G-Tools

若頭で次期組長の池神有志は、優秀な頭脳と物怖じしない度胸、そしてその華やかな容姿で「池神組に姐さんはいないが華はある」と言われ、一方、若頭補佐の播磨哲明は、並外れた強さを持ちながらその激しい気性を封じ込め、池神につねに付き従う忠臣ぶりを「闘犬」と呼ばれていた。
この二人がいれば組は安泰――そう思われていた中、「播磨を破門しろ」と残し組長が亡くなり、播磨自身も破門を承諾していたことを知った池神は衝撃を受ける。
幼い頃から池神を守り続け、彼のために働くのが運命だと言った播磨の本意が判らず苛立つ池神だったが……。
播磨哲明(はりまてつあき・30歳)×池神有志(いけがみゆうじ・25歳)
世話係・若頭候補×次期組長

池神組のひとり息子・有志が9歳の時、世話係として家にやってきたのが当時14歳の播磨。
幼い池神の我が儘にも忠実に従い言うとおりにしてくれる播磨への甘えと執着はどんどん深まり、その忠義を確かめるように、長じてからは身体への奉仕も命じています。
しかも播磨は挿入なし。もしかしてイってもいない?(笑)
どんな時でも傍にいて自分のためだけに動く播磨への信頼や独占欲は知らないうちに恋愛感情へと変わっているのですが池神は自分ではそうとは思っていない。

自分が組長になったあかつきには、播磨は若頭として自分を支え続けてくれるはずと疑わなかった池神だが、死の床にある父は「播磨を破門しろ」と遺言を残し、播磨もそれを受け入れていたと知り驚く。
だが父の死後、池神は播磨を手放さず、変わらずに傍にいるように言いつける。
しかし、やがて池神と播磨の過去の因縁が明らかになり始め、播磨の裏切りが池神を窮地に落す・・・?


最近あんまりヤクザには手を出さないのですが池戸さんのヤクザとは趣味が合うので買いました。
組長(受)のためならマジで命を張る忠犬(闘犬)攻です。
寡黙で強くて硬派な雰囲気を漂わせ見るからにおっかなそう。
語りはしないが過去には凄惨な何かをしょっていて、組長に対してはゆるぎない忠心と秘めた愛情を抱えておるのです。
時代は違いますが「緋い月」とテイストは似ているかもしれません。
「緋い月」も大好きだったもんな。こちらにも受のために指をつめる攻がおりましたが、本作も身体張ってます。切ったり切られたり。二人とも傷だらけです。
血なまぐさいことには手を染めないシャレたヤクザさんとはちょっと違います。

忠犬は闘犬でもあり狂犬でもありました。
ストーリー云々というよりも、二人の関係がツボ、というに尽きる。
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