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4344816129空に自由の鳥は鳴く
李丘那岐/高城たくみ
幻冬舎コミックス
ルチル文庫 2009-03-17

by G-Tools

サーカス団育ちの梶雲雀が構える「クラウン探偵社」の経営は、傾いていた。依頼もなく、助手にも逃げられ――そんな折、殴る蹴るの暴行に遭っていた青年・西之木晴人を拾う梶。
そのまま依頼人となり、やがては相棒候補として名乗りを上げる晴人のひたむきな瞳に、「亡きあの人以外に大切な存在なんていらない」と頑なだった梶の心は揺れて……?

西之木晴人(にしのきはると・20歳)×梶雲雀(かじひばり・26歳)
大学生×探偵

サーカス団育ちの陽平、雪、梶は団がなくなったあと陽平が探偵事務所を開き力を合わせて生きてきたが、二年前に陽平がなくなったあとは梶が事務所を引き継ぎ、雪は同じ建物内で占いをして生計を起てている。
しかし探偵の仕事は開店休業状態、助手を雇っても長続きせず金に困ってばかり。
そんなある日、梶は4~5人の男たちに暴行を受ける若い男を助ける。
そしてその男・晴人の依頼で晴人の幼馴染の捜索を始めることになり、幼馴染が見つかったあとも、晴人は見習いとして探偵事務所に居座ってしまう。
晴人の存在は梶の中で次第に大きくなり・・・。


兄のように慕いほのかな恋心を抱いていた陽平が亡くなった喪失感は梶の心に大きく穴を空け、大切な人を失うくらいなら最初から何もいらないと、梶は他人と深く関わることに臆病になっています。
そんな梶の心を開くのが年下の晴人なわけですが、一見あっけらかんとした晴人もまたとても不幸な事件でかけがえのない人たちを失っていて、根底で二人は似通っている。
ただ梶はとことん後ろ向きで、晴人はとりあえず前向き。

二人とも生い立ちは不幸なんだけど、話は暗くないです。
梶は後ろ向きで陽平の思い出に縛られてばかりなんだけど、性格は尖がって突っ張ってて、でも動物が大好きで困っている人にはやっぱり手を貸さずにいられない優しさがあって。
漢で芯の通った部分もあるので、晴人が惹かれたり晴人の幼馴染・北見(きたみ)がなにげに懐いているのもわかる気がする。

同居人の雪(ゆき・男)も気になるんですが、雪と想い合っていたらしい陽平は亡くなってるのでそっちの話はないですよねー(笑)。
あともう一人、浮かれた(笑)男がいますけど、この人は途中から消えちゃいましたね。
同じルチルの「若頭×小料理屋主人シリーズ」みたいスピンオフとかありかもしれません。
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