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4199005161オーナーシェフの内緒の道楽
神奈木智/新藤まゆり
徳間書店
キャラ文庫 2009-03-27

by G-Tools

このまま一緒に暮らしていたら、いつか気持ちがバレてしまう――。
大学生の旬の片想いの相手は、同居人で保護者のイタリアンシェフ・秋葉亮二。両親亡き後、旬を引き取り育ててくれた恩人だ。自信家でスキンシップ過剰な亮二は、まるで旬の想いを煽るように触れてくる。
いっそ告白したいけど、家族の絆を失うのも怖い…。
密かに一喜一憂する旬は、ある日、亮二の結婚話を聞いてしまい!?
秋葉亮二(あきばりょうじ・32歳)×緑川旬(みどりかわしゅん・20歳)
イタリアンレストランオーナー、シェフ×大学二年生

『オーナーシェフの内緒の道楽』(雑誌掲載)
『カメリエーレの密かな野望』(書き下ろし)の二編。

ローマの有名リストランテでシェフを務め、男手ひとつで旬を育てていた父が亡くなって、旬は13歳の時、父の弟子の亮二(当時25歳)に引き取られた。
その後、亮二に密かに恋心を抱くようになる旬。
「家族」の絆が崩れるのが怖くて告白はできずにいるが、スキンシップ過剰で過保護な亮二は旬の気も知らずに触れてきて、時には意味ありげにからかったりする。
自分が爆発しないうちに・・・と一人暮らしを企てる旬だが、そんなところへ亮二の結婚の噂を聞いてしまう。
また、レストランのパティシエ・和久井(わくい)を巡り、不穏な男が周囲に出没し始める。

これもまた受を育てる攻ですね~。
兄でもあり父のようでもあった一回り年上の男に恋してグルグルしてしまう素直で可愛い受。
しかしこの攻・亮二は、そんな旬の初心な想いに気づきながら、旬が自分にドップリと惚れて飛び込んでくるまで手ぐすね引いて待っている、イジワルな攻(笑)。
旬の照れたり慌てたりしてる様子が可愛くてしょうがなくて、つい我慢が効かずに意味ありげなちょっかいを出しては楽しんでいる。
旬が、亮二の誘導でとか、未熟な恋の勘違いなどではなく、本当に自分の意思で亮二を選び自分から飛び込んでくるのを待っているんですけどね。

しかしそんな余裕の亮二も書き下ろしではヤキモチを妬いて子供のような部分を見せています。
いい大人なのに、理屈ではなく“なにがなんでもイヤだ”みたいな言い分で怒るって可愛いですね。

1日五件の客しか取らず、料理はもちろんインテリアにも拘り精魂こめて愛情を注いだ亮二の店「Cocolino(コッコリーノ)」は、日本語で「お気に入り」という意味。
亮二のレストランへの拘りと愛情は、そのまま旬への愛情と直結しています。店名からして「お気に入り」ですもんね。

脇役としてもう一カップル登場しており、こちらはこちらで話ができそうな感じです。
でも、雑誌掲載時やはり注目だったというパティシエの和久井の方が気になっちゃうんですよー。神奈木さんはあんまり書く気がなさそうですけど。過去がドロドロしてるというなら、現在、出会いからこれからの話でもいいじゃないですか。和久井の話なら読みたいな。
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