![]() | 夜に君を想う 可南さらさ/高宮東 幻冬舎コミックス リンクスロマンス 2009-03 by G-Tools |
弟のように可愛がっていた年下の幼なじみ・神嶋洋に告白された大学生の高沢千実。一途な恋情を向けられ、千実は自分も同じ気持ちだったことに気づく。
だが、洋には決して知られたくない秘密を抱える千実は、彼を手酷く拒絶することしかできなかった。
二年後、気まずい関係を修復できずにいた千実は、偶然、洋に恋人がいることを知る。
傷つく千実は、叶うことのない恋に終止符を打つため、洋とある約束を交わし、関係を持つが――!?
だが、洋には決して知られたくない秘密を抱える千実は、彼を手酷く拒絶することしかできなかった。
二年後、気まずい関係を修復できずにいた千実は、偶然、洋に恋人がいることを知る。
傷つく千実は、叶うことのない恋に終止符を打つため、洋とある約束を交わし、関係を持つが――!?
神嶋洋(かみしまよう・高校三年生)×高沢千実(たかざわゆきみ・大学生)
3歳年下攻
「夜に君を想う」
「朝に君と笑う」の二編。
母子家庭だった小学三年生の千実は、母の死後、祖母に引き取られ、祖母が住み込みで仕事をしている神嶋家の離れに住むことになる。
神嶋家には千実より三つ年下の神嶋家のひとり息子・洋がいた。
洋の両親は離婚しており母はおらず、父は仕事で留守がちで、千実と洋は、祖母と三人、家族のように兄弟のように穏やかに暮らし始める。
しかし、洋が高校三年生のとき、千実は突然洋から恋心を告白される。
男同士であるとか、洋はお坊ちゃま、自分は使用人の息子という身分とかよりも、実は千実には洋の想いを受け入れられない大きなわけがある。
自分も洋に惹かれているのに、なぜひどい言葉を投げつけてまで拒否しなければならないか?
・・・と言ったら「あれか」と想像しますが、そうです、「あれ」です。
一年以上ぶりの可南さんでした。
そして、可南さんらしい切ない系。
可南さんと言えば私は『ラブレター』が大好き。
楽しみにしてたんですが・・・前回読んだ作品に続いてナナメ読み。
ひょっとして私、可南さんと合わないの?うそ!?(笑)
以前私が苦手としていた要素が入っておりますが、最近は気にしなくなったのでそのせいではありません。
多分、千実の切なさも展開も、あまりに予想がつきすぎたせいかと思います。
何をどう苦しんだり悲しんだりしてるか、言われなくてももうわかってるわい。
という感じで、とうてい浸れなかったのです。
これはこれ、新しい作品として捉えれば良かったんでしょうが、それができなくて負けました。
嫌いな要素があったわけではないですが、たぶん、「すごく好き」というシチュでもなかったせいかもしれませんね。「すごく好き」だったら何度食べても美味しいもの。
二段組で読み応えはタップリあるので、萌えられたらすごく楽しめると思いますよー。
そういえば、どうしても受が壁を乗り越えられない時、攻の身辺に異変があることによって受ける大ショックでそれまでのグルグルを一気に乗り越える・・・という手法が最近読んだ中にもありました。
やっぱ、ガンコな受にはこれが一番効きますか(笑)
3歳年下攻
「夜に君を想う」
「朝に君と笑う」の二編。
母子家庭だった小学三年生の千実は、母の死後、祖母に引き取られ、祖母が住み込みで仕事をしている神嶋家の離れに住むことになる。
神嶋家には千実より三つ年下の神嶋家のひとり息子・洋がいた。
洋の両親は離婚しており母はおらず、父は仕事で留守がちで、千実と洋は、祖母と三人、家族のように兄弟のように穏やかに暮らし始める。
しかし、洋が高校三年生のとき、千実は突然洋から恋心を告白される。
男同士であるとか、洋はお坊ちゃま、自分は使用人の息子という身分とかよりも、実は千実には洋の想いを受け入れられない大きなわけがある。
自分も洋に惹かれているのに、なぜひどい言葉を投げつけてまで拒否しなければならないか?
・・・と言ったら「あれか」と想像しますが、そうです、「あれ」です。
一年以上ぶりの可南さんでした。
そして、可南さんらしい切ない系。
可南さんと言えば私は『ラブレター』が大好き。
楽しみにしてたんですが・・・前回読んだ作品に続いてナナメ読み。
ひょっとして私、可南さんと合わないの?うそ!?(笑)
以前私が苦手としていた要素が入っておりますが、最近は気にしなくなったのでそのせいではありません。
多分、千実の切なさも展開も、あまりに予想がつきすぎたせいかと思います。
何をどう苦しんだり悲しんだりしてるか、言われなくてももうわかってるわい。
という感じで、とうてい浸れなかったのです。
これはこれ、新しい作品として捉えれば良かったんでしょうが、それができなくて負けました。
嫌いな要素があったわけではないですが、たぶん、「すごく好き」というシチュでもなかったせいかもしれませんね。「すごく好き」だったら何度食べても美味しいもの。
二段組で読み応えはタップリあるので、萌えられたらすごく楽しめると思いますよー。
そういえば、どうしても受が壁を乗り越えられない時、攻の身辺に異変があることによって受ける大ショックでそれまでのグルグルを一気に乗り越える・・・という手法が最近読んだ中にもありました。
やっぱ、ガンコな受にはこれが一番効きますか(笑)
この記事へのコメント
こんにちはmimuさん。
可南さんは、未読の作家で今興味を持っている一人なんですが、どこから読もうかな?と迷っていたところです。
『ラブレター』あるいは『水に眠る恋』あたりから入った方がいいでしょうかね?
求ム、切ない系、泣ける系・・・です。
可南さんは、未読の作家で今興味を持っている一人なんですが、どこから読もうかな?と迷っていたところです。
『ラブレター』あるいは『水に眠る恋』あたりから入った方がいいでしょうかね?
求ム、切ない系、泣ける系・・・です。
こんにちは、ゆきのこさん。
題名を挙げませんでしたが『水に眠る恋』も好きです。王道です。
『ラブレター』は攻の仕打ちが冷たくて泣けました・・・。
『微熱の引力』もそうです。気持ちいいほどイヤなヤツでしたよ(笑)
5冊しか読んでいませんが、読んだうちではこの三つが好きでした。
私も「切なくて泣ける」作品が読みたいと思うんですが、最近のBLには意外に少ないように思います。
年齢とともに泣くほど感動することが難しくなってきたせいかもしれませんが~。
題名を挙げませんでしたが『水に眠る恋』も好きです。王道です。
『ラブレター』は攻の仕打ちが冷たくて泣けました・・・。
『微熱の引力』もそうです。気持ちいいほどイヤなヤツでしたよ(笑)
5冊しか読んでいませんが、読んだうちではこの三つが好きでした。
私も「切なくて泣ける」作品が読みたいと思うんですが、最近のBLには意外に少ないように思います。
年齢とともに泣くほど感動することが難しくなってきたせいかもしれませんが~。
2009/04/20(月) 12:15 | URL | mimu #-[ 編集]