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4576090380唇にキス 舌の上に愛 愛と混乱のレストラン3
高遠琉加/麻生海
二見書房
シャレード文庫 2009-04-23

by G-Tools

瀟洒な一軒家のフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」。支配人として出向してきた理人には、この店を足掛かりにフレンチの老舗「ゴルド」を買収するという目的があった。上司の叶はよき理解者だが、父に遺棄された理人は当時の思い出に絡む叶の想いを受け止めることができない。
その理人の心をさらにかき乱すのは、シェフという立場を超え内面に迫ってくる久我の存在だった。怖いのに優しくて、出会ったときから自分を壊してしまうとわかっていた男――。
嵐のように奪われた一夜が明け、理人の前にいたのはしかし…。
久我修司(くがしゅうじ)×鷺沼理人(さぎぬまりひと)
フレンチシェフ×支配人

「愛と混乱のレストラン」いよいよ完結となりました。
前回、久我が理人に無体をはたらいてしまい・・・さてどうなるかと楽しみでした。

理人は叶(かなえ)に助けられ、長い長い眠りのあと目覚めると、叶から「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」から本社への異動を告げられます。
これは母体であるヤガミコーポレーション内で起きているある事情のためでもありますが、叶個人が理人を傍におきたいという気持ちもあったでしょう。ついに自分の本音を告白し、理人が手に入れたがっていた「ゴルド」も買収すると言う。
一方反省中(笑)の久我は、元恋人から「ゴルド」のシェフにと請われ、それを断ると二人でフランスへ戻り、久我の望むレストランを一緒に作ろうと誘われる。

二人とも反対の方向へ引っ張られて、先はわかっていても落ち着くところへ落ち着くまではドキドキしました(笑)。
理人が過去にゆっくりゆっくり決別し、その先にあったのが「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」。
夜に漏れる暖かいオレンジ色の光は郷愁を誘い暖かさを感じさせます。。
着飾って、非日常的な豪奢な空間で贅沢な料理を食べる一時も良いけれど、たぶん居心地がいいのは中にいる人も空気も温かく優しい「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」かな。
父に捨てられた理人が本当に欲しかったものはそんな暖かい空間。

久我の料理に対する思いが結実していく過程も興味深かったです。
惑わされない、自分なりの大切な拘りを持つ男ってカッコいいですよね。
叶はちょっと可哀相だったけど、でも二人一緒の居場所に落ち着くことができて、やっぱり良かったよ。

次には一(いち)のお話が予定されています。
これもものすんご~~~く楽しみです。
極上のスイーツを作り上げる少年院出の身長190cm越えの寡黙な男・・・って書いただけで頬が緩んでしまいます。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。

絶賛反省中の久我と壊れきった理人。そして、その間に入り込む叶部長と久我の元恋人。

いや~、最後までドキドキでした。久我の力強い料理に、料理ってメッセージになるんだなあと、自分の手抜き料理をちょっびっと反省したり(笑)。

一のお話、楽しみですね。お相手は、やはり久我の弟でしょうか?その後の、理人と久我の姿も見られると、楽しみにしてますvv
2009/05/04(月) 17:50 | URL | 桃 #-[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん。

叶と久我の元恋人の、反対方向に引っ張る綱引きのような展開に、わかっちゃいてもドキドキしました(笑)

>自分の手抜き料理をちょっびっと反省

アハハ、桃さんは良い奥さんだ~(笑)
全然そんなこと思い浮かばなかった私はダメ主婦です(^^ゞ
日々どうやって手を抜くかに試行錯誤していますから。

一の相手って、確か一巻目にかなり年上の男性と何かあるのか?と思わせるような一端があったと思ったんですが、あの方は全然関係ないのかしら(笑)
この最終巻目を読んで、久我の弟のような、一生懸命だけど自身も引きこもりという精神的に辛い時期を過ごしたことのある子って、意外と一のような訳アリの事情も理解して、癒しになりそうな気がして、それもあるなと思いました。
楽しみですね~!
もちろん久我と理人の姿も♪
2009/05/05(火) 08:49 | URL | mimu #-[ 編集]
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