![]() | 恋花火 水瀬結月/立石涼 二見書房 シャレード文庫 2009-04-23 by G-Tools |
伝統技能保全のため、大学の研究室から花火製作の芙蓉工房へ派遣された誠人。古色蒼然たる屋敷で彼を待っていたのは、見た目は人間とまったく変わらない『職人形』の冴だった。高度な学習機能を持つメカニズムに好奇心を刺激された誠人は、睡眠や食欲に加え、性交渉もできるという冴の擬似射精を確認すべく、早速検分に取り掛かる。
ところが思わず交わした口づけで快感を学習してしまった冴は誠人の生還を煽りたて、快楽を極めようとし始める。
いつしか二人は淫蕩な行為に耽る夜を繰り返すようになるのだが・・・。
ところが思わず交わした口づけで快感を学習してしまった冴は誠人の生還を煽りたて、快楽を極めようとし始める。
いつしか二人は淫蕩な行為に耽る夜を繰り返すようになるのだが・・・。
冴(さえ)×入江誠人(いりえまこと・26歳)
「花火職人」。
「職人!」と思って飛びついたら「職人形」・・・?
なんだそれ?
どこからどう見ても人間にしか見えず、伝統技能保全のため継承者のいない職技能を学び後世に残していくためのアンドロイド? だから「職人形」。
日本の、職人の手から手へと受け継がれてきた古風だが価値の高い伝統や技術の場を舞台にしたものかと思っていたんですが、それもあながち間違いではないけれど、実は現在から一世紀余り経った、未来のお話。
現在でもお掃除ロボットとか、人型をしたロボットや動物型ロボットは開発されていますが、見た目はどう見ても「機械」です。
このお話はそれよりももっと高度で、見た目も人間としか思えない、もちろん言葉も話すし表情もあるし、必要ないけど食べるし寝るし、痛みや空腹なども感じる・・・「人造人間」の製造が可能となって、様々な問題を経て、伝統技能や芸を受け継ぐために使用されることになった・・・という架空の未来の時代です。
そして、花火製造の技能を学ぶために花火工房に派遣された誠人が出会うのが、アンドロイドの冴。
アンドロイドの冴は、誠人がアンドロイドだとは信じられないくらい、「人間」です。
後から追加してもらったオプション機能(笑)・勃○、射○も可能です。
出てくるものはもちろん本物ではなく、行為の前に桃ジュースを飲むと、桃の味がします・・・。
職人話が、とんでもない『トンチキ』だったとは。
騙されました。
ネットで買うとこういうことがあるんだ~。
サイトで確認はしたのですが、いい加減なチェックで「職人」の文字を見ただけでポチっとして、そのあとの『形』に気づいてなかった自分が悪い(笑)。
特に人外が苦手ではないし、ファンタジーにも抵抗がないので、間違いはさておきそれならそれでいいんですけどね。
ただ、水瀬さんが大真面目に(多分)設定したアンドロイド冴の機能とか、学習機能を持つ冴のHの際の台詞とかもう可笑しくて~。
これギャグだよね?(笑)
心を持たない機械が、人を愛するのか、心はどこにあるのか、心って何なのか・・・という深遠な問いもあるにはありますが、そんなに深くつっこんでるわけではなく、冴は誠人を愛するので、つまりそういうことなんです(笑)。
この下、ネタバレですので反転します。
冴は死んで(機能停止して)しまい、そこからはラストまではちょっとしんみりできます。
機能停止寸前の冴がちょっと泣けた。
でも、そのままでは終わらず、ハッピーの予感で終わります。
しかしそこまではギャグとしか思えず、真面目に読もうと思ったけれど、真面目になりきれませんでした。
「花火職人」。
「職人!」と思って飛びついたら「職人形」・・・?
なんだそれ?
どこからどう見ても人間にしか見えず、伝統技能保全のため継承者のいない職技能を学び後世に残していくためのアンドロイド? だから「職人形」。
日本の、職人の手から手へと受け継がれてきた古風だが価値の高い伝統や技術の場を舞台にしたものかと思っていたんですが、それもあながち間違いではないけれど、実は現在から一世紀余り経った、未来のお話。
現在でもお掃除ロボットとか、人型をしたロボットや動物型ロボットは開発されていますが、見た目はどう見ても「機械」です。
このお話はそれよりももっと高度で、見た目も人間としか思えない、もちろん言葉も話すし表情もあるし、必要ないけど食べるし寝るし、痛みや空腹なども感じる・・・「人造人間」の製造が可能となって、様々な問題を経て、伝統技能や芸を受け継ぐために使用されることになった・・・という架空の未来の時代です。
そして、花火製造の技能を学ぶために花火工房に派遣された誠人が出会うのが、アンドロイドの冴。
アンドロイドの冴は、誠人がアンドロイドだとは信じられないくらい、「人間」です。
後から追加してもらったオプション機能(笑)・勃○、射○も可能です。
出てくるものはもちろん本物ではなく、行為の前に桃ジュースを飲むと、桃の味がします・・・。
職人話が、とんでもない『トンチキ』だったとは。
騙されました。
ネットで買うとこういうことがあるんだ~。
サイトで確認はしたのですが、いい加減なチェックで「職人」の文字を見ただけでポチっとして、そのあとの『形』に気づいてなかった自分が悪い(笑)。
特に人外が苦手ではないし、ファンタジーにも抵抗がないので、間違いはさておきそれならそれでいいんですけどね。
ただ、水瀬さんが大真面目に(多分)設定したアンドロイド冴の機能とか、学習機能を持つ冴のHの際の台詞とかもう可笑しくて~。
これギャグだよね?(笑)
心を持たない機械が、人を愛するのか、心はどこにあるのか、心って何なのか・・・という深遠な問いもあるにはありますが、そんなに深くつっこんでるわけではなく、冴は誠人を愛するので、つまりそういうことなんです(笑)。
この下、ネタバレですので反転します。
冴は死んで(機能停止して)しまい、そこからはラストまではちょっとしんみりできます。
機能停止寸前の冴がちょっと泣けた。
でも、そのままでは終わらず、ハッピーの予感で終わります。
しかしそこまではギャグとしか思えず、真面目に読もうと思ったけれど、真面目になりきれませんでした。
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。
私も花火職人に話と思って買い込んだ口です(汗)。
BLとSFの相性って難しいなと思いました。もっと良いお話に仕立て上げられる設定なのに、BLに転んだばかりに、トンチキに(笑)。
色んな意味で、びっくりしたお話でした。
私も花火職人に話と思って買い込んだ口です(汗)。
BLとSFの相性って難しいなと思いました。もっと良いお話に仕立て上げられる設定なのに、BLに転んだばかりに、トンチキに(笑)。
色んな意味で、びっくりしたお話でした。
こんにちは、桃さん。
お互いに騙されましたね(笑)
人外なら人外でもいいですが、書きようによってはいい話になりそうなのに、真面目にやっててもギャグになってましたよね。
決して嫌いな話ではないんだけど。
Hで遊び過ぎじゃないかなあ…。
確かにあまりBL方向にこじつけ過ぎると笑えてしまうので、こういうのはむずかしいですねー。
お互いに騙されましたね(笑)
人外なら人外でもいいですが、書きようによってはいい話になりそうなのに、真面目にやっててもギャグになってましたよね。
決して嫌いな話ではないんだけど。
Hで遊び過ぎじゃないかなあ…。
確かにあまりBL方向にこじつけ過ぎると笑えてしまうので、こういうのはむずかしいですねー。
2009/05/16(土) 17:22 | URL | mimu #-[ 編集]