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4862961215恋より微妙な関係
妃川 螢/実相寺紫子
ワンツーマガジン社
アルルノベルズ 2009-03

by G-Tools

敏腕秘書の杉原は、深手を負った男・犬飼と一匹の忠犬を匿う。謎が多く、危険な香りを放つ犬飼と、ペットと呼ぶには利口過ぎるリッキー。彼らは、ひとりでも充分満たされていると嘯く杉原の生活に自然と浸透していく。
「宿代」と称して大人の関係まで結んでしまった杉原だったが、犬飼は突然リッキーを残して姿を消し――!?
犬飼敬篤(いぬかいたかあつ)×杉原主視(すぎはらかずみ)
二人とも30代。

「恋より微妙な関係」
「弟の事情」
「リッキーの朝はいろいろ大変」の三編。

意識してないのに何故か読んじゃってる『恋シリーズ』第5弾。
『恋シリーズ』の始まりは「はるなペットクリニック」で、クリニックの三兄弟編を経て近所の花屋に飛び火し、花屋の恋人の異母兄が今回の受・杉原です。
「はるなペットクリニック」からはどんどん離れていってますが、毎回動物が登場し、恋のキューピットになり、患者としてはるなクリニックに関わるというつながり。
妃川さんが猫好きだそうで猫の割合が多いけど、今回は犬。
ジャーマン・シェパードです。

今回の受・杉浦は、イラストでは一見眼鏡のツンデレ秘書ですが、そんな不器用なタイプではなく、大人の、自分の美貌や色香が武器になることをちゃんと知っていて仕事上でそれを利用することも当たり前、そして美貌だけではなくもちろん切れる頭脳もちゃんと持ち合わせた一筋縄では行かない美人さんです。
昼間はストイックな秘書、夜は大胆に娼婦になれるタイプで、そこに気の強さとちょっとしたイケズと可愛らしさが加わります。こんな男いないな(笑)。
迎えうつ犬飼は、さらにその上をいきますので、お似合いの二人ですね。気の強い高級猫さんにぶたれても引っかかれても気にしない鷹揚さが素敵です。

ある晩、怪我を負った男と一匹の犬を自分のマンションに連れ帰り介抱してやることから始まりますが、警察に通報することを止められたせいで、杉浦は犬飼を「犯罪にかかわった逃亡者?」と思っています。
犬飼が怪我で動けないため家に“匿う”ような状態になりますが、杉浦はそんなことに慌てるタイプではなく(笑)、犬飼も特に危険な感じもしないので、自然に違和感なく居心地のいい生活が続き、やがて大人同士、男も相手にできる同士ですからそういう関係も。

やがて犬飼の正体に疑問を持ち始める杉浦ですが、読んでいる方はシェパードのリッキーの行動から、すぐに簡単に予想できてしまいます。
ラスト近くでびっくりするのは杉浦だけ。(笑)

毎回それぞれタイプの主人公たちがいろいろを経て恋人同士になるという展開で、とくにそう深いものでもありません(笑)。
いろんなタイプがいる中で、これが好きとか今回は微妙とかそんな読み方でいいんじゃないでしょうか。
こういってはナンだけど、息抜きに楽しめる(笑)。
動物も可愛いし、実相寺さんのイラストもステキです。
このシリーズまだ続きます。
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