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440352215715センチメートル未満の恋
砂原糖子/南野ましろ
新書館
ディアプラス文庫 2009-06-10

by G-Tools

これは夢に違いない――。
階段から落ちたことがきっかけで身体が12分の1サイズになってしまった雪見。一人では生活も仕事もままならず、その場に居合わせた美大時代の同級生・伏木野の作ったドールハウスで暮らすことになる。
伏木野の作るハウスも彼本人も大嫌いな雪見だったが、何を考えているかわからない伏木野に不器用に世話を焼かれるうちに……?
伏木野円(ふしきのまどか)×雪見有一(ゆきみゆういち)
26歳、美大の同級生。
ドールハウス作家×フリーの建築模型制作業

「15センチメートル未満の恋」(雑誌掲載)
「1/1スケールの恋」(書き下ろし)の二編。

変わったキャラの多い砂原さんですが、今回もまた変わってます。身長が14.3センチ。ちっちゃい受けです。
最初雑誌で読んだとき(ディアプラスだけは気が向くと読む)「これはまた…(笑)」と思いましたが、ちっちゃいのもなかなか楽しそうです。
一応現実的な(でもちょっと不思議な)オチがついてます。

二人は同じ美大の工芸学科出身で、奇しくもドールハウス制作という同じ趣味を持っていました。
しかしその作風は真逆。
緻密で精巧な作品に拘る雪見に対し、伏木野のそれはダイナミックで、家具などの小物は微妙に傾いていたり歪んでいたりと個性溢れるもの。
建築物の歪みを生理的に受け付けられない雪見は伏木野の作品が許せませんでしたが、周囲の評価は「絶賛」で、対抗心もあり、雪見は伏木野が大嫌いでした。

しかし大学卒業の4年後、届いた伏木野の個展の招待状につい出向いた美術館で再会。
「約束を覚えていないのか」と詰め寄る伏木野をなんのことだかわからない雪見は振り払うが、その拍子に階段から転落。
気がつくと身長がミニになっており、伏木野に連れ帰られて、ドールハウスで暮らすことになります。

雪見が小さくなって体験する世界や出来事を、砂原さんはまるで体験したかのように楽しそうに書いていました。
基本ツンデレな雪見ですが、こういうタイプが窮地に落ち込んだ場合、更に笑えますね。
無口で強面の伏木野が大雑把にやく世話もおかしい。しかし無骨なのに、気持ちだけは伝わってきますよね。元々心理描写はお上手なので、トんだ設定でも心理面はきちんと抑えてあるからちゃんとついていける。

書き下ろしは、雪見も元のサイズに戻っています。
小さい身体では成し遂げられなかった初Hも…。しかし、直球速攻でヤりたがる伏木野に対し、段階を踏めと、また妙に素直じゃない雪見はなかなかスンナリいかないのですが……。

しかし、ちっちゃいHも見ものではありますね。なんかエロい。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。

このお話、私は砂原さんでなければ、まず買わなかっただろうなと思います。読んでみたら、予想外に面白かったです。

ミニ雪見の偉そうな態度と、伏木野のむっつりスケベぶりがおかしかったです。

ミニサイズ対普通サイズでも、なんとかHに持ち込めるもんなんですね~(笑)

雪見が普通サイズに戻った時の、伏木野の「ヤりたい」オーラーもおかしかったです。待ての期間が長かったですからね。仕方ないのかなと思います。

2009/06/24(水) 13:26 | URL | 桃 #-[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん。

「砂原さんだ」というので内容を知らずに雑誌で読んだんですが、その時は最初「砂原さんまたヘンなことしてる」と思いました(笑)
これが他の方だったら、きっと飛ばして読まなかったでしょうね。
砂原さんは設定がトんでても(吸血鬼受けとか)心理描写は丁寧できちんと抑えてあるので、有り得ないぶっとんだ作品を読んだような気にはなりません。

身体全部を舌でベロンベロンされるって、なんかスゴくないですか?(笑)
この時伏木野は自分で処理してましたから、雪見が普通サイズになったら気持ちが勝手に走り出してしまったんでしょうね(笑)
2009/06/24(水) 14:05 | URL | mimu #-[ 編集]
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