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4877249826告白 (ガッシュ文庫)
可南さらさ/六芦かえで
海王社
ガッシュ文庫 2009-06-27

by G-Tools

彼を見た瞬間、胸の奥がきゅっと熱くなった…。
由緒ある男子校・鷹ノ峰学園に入学した彼方は、桜の下で恋に落ちた。相手は、黒い噂の絶えないクールで毒舌な生徒会副会長・寒河江。少しでも彼に近づきたくて、彼方は生徒会の雑用係になる。けれど寒河江は彼方の存在を無視し、向けられる言葉は叱責ばかり……。
叶わない恋とわかっている。でも、好きでいていいですか――。
不器用で一途な学園ラブ。
寒河江崇行(さがえたかゆき・高2)×水谷彼方(みずたにかなた・高1)

「告白~キスをするまえに~」(同人誌収録作品を改稿)
「キスをしたあとで~」(書き下ろし)の二編。

可南さんは切ない系しか読んだことがありませんでしたが、これは可愛い系。
中心地からは離れた場所にある男子校、寮を舞台に生徒会副会長のツンデレ攻めとトロいけど一生懸命でほおっておけない系の1年生受け。
かわい有美子さんの学園物と設定が似てますね。
最近かわいさんを読んだからそう思うだけで、学園で寮とくればこういう舞台が定番なのでしょう。

入学したばかりの彼方は、桜の下で眠る美形の上級生・寒河江に一目惚れし、目を開けた彼に舞い上がって「好きです」といきなり告白してしまう。
しかし返ってきたのは「くだらない」のひと言。
その後、学園で行われる文化祭に向けて彼方は生徒会の手伝いをするようになるが、生徒会副会長を勤める寒河江からは辛辣で冷淡な言葉ばかり浴びせられる。
それでも、寒河江の姿を見つめていれられればいい・・・と好きなことをやめられない彼方。

彼方は年の離れた男兄弟や両親から可愛がられ甘やかされて育った末っ子。
零れ落ちそうな大きな瞳と可愛らしい容貌で、ちょっとトロいけれど責任感は強く時間はかかっても一生懸命仕事をこなす。
無垢で健気で一途で、でも自分が頼りないことはわかっていて、辛くても笑顔を浮かべる、周りがほおっておけなくなるようなタイプ。

そんな彼方が浴びせられる寒河江の冷たい言葉に最初はかわいそうと思っていたが、いつのまにか快感に(笑)。ヘンなツボに入ってしまったかしら。
寒河江の態度はキツいけれど、だんだんそれが本当は彼方のことを思ってのことだったり、怒っているのが実は嫉妬だったり、そういうところが見えてくるので好きな人に冷たくされる切なさ・・・みたいなのはほとんど感じませんでした。

しかし寒河江の本音がわかってみると、書き下ろし分は彼方の勘違いで引っ張るのがちょっとツラかったですね。
ツラいというのは、読むのが、という意味で。
彼方がどんなに悲しんでも、「それ違うから」って冷めてしまってた。

可南さんは「ラブコメ」と仰るけど、そうか?と思っていたら、ラストは確かにコメディ寄りになってました。寒河江と彼方じゃなくて、彼方の兄×お隣の幼馴染・響(ひびき)、彼方兄vs寒河江のやりとりが、なんだか面白そうな雲行きでした(笑)
これ、あっちこっちにスピンオフ候補がゴロゴロしているので、もしかしたら今後もいろいろあるかもしれないですね。
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