![]() | ホーリー・アップル ドードー鳥の微笑 柏枝真郷/槇 えびし 講談社 X文庫ホワイトハート 2009-08-05 by G-Tools |
どん底景気のNYで、気弱な巡査ハリーは刑事ドイルとの突然の出会いから、同じアパートで暮らして1ヶ月。
有能だけれど傍若無人な捜査で有名なドイルは、恋も強引だ。
甘いアパートでの生活は幸せだが、仕事では失敗つづきのハリーがある日、犯罪多発地域、シン・ストリートで起きた事件に急行すると……。
有能だけれど傍若無人な捜査で有名なドイルは、恋も強引だ。
甘いアパートでの生活は幸せだが、仕事では失敗つづきのハリーがある日、犯罪多発地域、シン・ストリートで起きた事件に急行すると……。
ドイル・アーデン×ハリー・ローゼンランド
同い年、31歳(ドイルは作中で32歳に)。刑事×巡査
80年代のアメリカ、ニューヨークを舞台にした、刑事と警官のラブストーリー、第二弾ですね。
あちこちから水蒸気が立ち上る道路は工事の穴だらけ・・・すなわち「穴だらけの林檎」。
治安も景気も悪く、どことなく荒廃した空気の漂う時代と街。
お話は前作のひと月後くらい。
ハリーとドイルは同じアパートの部屋を行き来しながら、ベッドを共にしたりして仲良くやっている。
けれど、ハリーの心の中にはまだ日本に去ってしまった恋人の面影が残っていて、ドイルへの気持ちをはっきりと認めることができない。
ドイルがくれた合鍵も、ハリーは渡せずにいる。
相変わらず勝手な単独行動の多いドイルは、同僚刑事から煙たがられ、誰もコンビを組みたがらない。仕方なく刑事課の課長から、ハリーと相棒のジェフリーが補佐を頼まれる。
そんな中、前作で知り合った大学生たちがトラブルに巻き込まれ、そのトラブルの関係者に殺人事件が起こる。
絡み合った事件の真相は?
という謎を下地に、ハリーとドイルの関係もちょっとずつ前進していく・・・のだが、どっちかというと雰囲気重視というか、丁寧な心理描写で主人公の心の変遷を辿っていく・・・ということではないですね。
これはそういうタイプのものではなく、そういうのを読みたければ他を読めばいいのだ(笑)・・・と思う。
ここにヘンな湿っぽいグジグジ感を持ち込まれたらイヤだしな。
ところで、謎の解明なんですが、私の理解力が乏しいせいかイマイチよくわかんなかったです。
いや、おぼろげにはわかるんだけど・・・・殺人の被害者が若者に渡した血のついた封筒の意味とか、どういう意味があったのかよくわかんない。
一読しただけでそんなに深く考えながら読んでたわけでもないせい?
ちゃんと読めばわかる?
ハリーがドイルに合鍵を渡してくれたのが、もんのすごく嬉しかったです(笑)。
これまだ続きがあるのかなぁ?
例の保険屋のこともまだ残ってるし~。
同い年、31歳(ドイルは作中で32歳に)。刑事×巡査
80年代のアメリカ、ニューヨークを舞台にした、刑事と警官のラブストーリー、第二弾ですね。
あちこちから水蒸気が立ち上る道路は工事の穴だらけ・・・すなわち「穴だらけの林檎」。
治安も景気も悪く、どことなく荒廃した空気の漂う時代と街。
お話は前作のひと月後くらい。
ハリーとドイルは同じアパートの部屋を行き来しながら、ベッドを共にしたりして仲良くやっている。
けれど、ハリーの心の中にはまだ日本に去ってしまった恋人の面影が残っていて、ドイルへの気持ちをはっきりと認めることができない。
ドイルがくれた合鍵も、ハリーは渡せずにいる。
相変わらず勝手な単独行動の多いドイルは、同僚刑事から煙たがられ、誰もコンビを組みたがらない。仕方なく刑事課の課長から、ハリーと相棒のジェフリーが補佐を頼まれる。
そんな中、前作で知り合った大学生たちがトラブルに巻き込まれ、そのトラブルの関係者に殺人事件が起こる。
絡み合った事件の真相は?
という謎を下地に、ハリーとドイルの関係もちょっとずつ前進していく・・・のだが、どっちかというと雰囲気重視というか、丁寧な心理描写で主人公の心の変遷を辿っていく・・・ということではないですね。
これはそういうタイプのものではなく、そういうのを読みたければ他を読めばいいのだ(笑)・・・と思う。
ここにヘンな湿っぽいグジグジ感を持ち込まれたらイヤだしな。
ところで、謎の解明なんですが、私の理解力が乏しいせいかイマイチよくわかんなかったです。
いや、おぼろげにはわかるんだけど・・・・殺人の被害者が若者に渡した血のついた封筒の意味とか、どういう意味があったのかよくわかんない。
一読しただけでそんなに深く考えながら読んでたわけでもないせい?
ちゃんと読めばわかる?
ハリーがドイルに合鍵を渡してくれたのが、もんのすごく嬉しかったです(笑)。
これまだ続きがあるのかなぁ?
例の保険屋のこともまだ残ってるし~。