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4344817680桜雨は仇花の如く
神奈木智/穂波ゆきね
幻冬舎コミックス
ルチル文庫 2009-09-15

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色街屈指の大見世『翠雨楼』の売れっ子男花魁・佳雨は、想いを通わせ合う百目鬼久弥との逢瀬を心の支えに裏看板として相変わらず大人気。ある日、佳雨は禿として少年・希里の面倒を見ることに。しかし反抗的だった希里が行方不明になり心配する佳雨。
一方、佳雨に身請け話をしつこく持ちかける男がいた。
その男は行方不明事件にも関係があるようで……。

百目鬼久弥(どうめきひさや・26歳)×佳雨(かう・19歳)
骨董屋店主×男花魁

シリーズ三作目です。
久弥が探す曰くの骨董品五品の絡む事件と、久弥と佳雨の恋…という大筋は変わらず。
今回の品は文箱。

曰く付きの骨董品というだけで興味をそそられる私ですが、残念なのは見つかる品が悉く壊れたり燃えたりしてしまうこと。
探し当てて、苦労の末に「get!」という達成感がないじゃないですか(笑)

恋しい人がいながら花魁を続けるという佳雨の矜持は、正直完全に理解しているわけではないですが、佳雨にもやはりジレンマはあるようで、今回はそんな弱さも出ており、変化があります。

あと二品、探し当てるうちには、佳雨は名実共に久弥のものになる決意をしてくれるでしょうか。
新キャラが登場したり、登場人物がなかなか面白い人物ばかりで、充実してきました。あれとコレがデキたらどうだろう?とか想像するのも楽しいです。

次は来年というのは不満。
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