![]() | 恋するピアニスト 絢谷りつこ/あさとえいり 新書館 ディアプラス文庫 2009-10-10 by G-Tools |
若手ピアニストの一史には忘れられない男がいる。高校時代に出場したコンクールで、フォーレの『夢のあとに』を弾いた曽我倭ーー。あれから八年、一史は街のピアノ弾きとなっていた曽我をついに見つけ出した。
だが曽我は「あの曲を弾いて欲しい」というリクエストを断り、突然一史に口づけた。少年期のトラウマにより、肌の触れ合いに怯える一史だったが……?
ピアニスト同士、再会から始まる不器用で優しい恋物語。
だが曽我は「あの曲を弾いて欲しい」というリクエストを断り、突然一史に口づけた。少年期のトラウマにより、肌の触れ合いに怯える一史だったが……?
ピアニスト同士、再会から始まる不器用で優しい恋物語。
曽我倭(そがやまと)×塩谷一史(しおやかずし)
同い年、25歳、ピアニスト同士。
「君と、夢のあとに」(雑誌掲載)
「君と、愛の夢」(書き下ろし)の二編。
再会モノ。
若手ピアニストの一史には、高校時代に出場したコンクールで聴いた忘れられない曲がある。
フォーレの「夢のあと」。
そのコンクール以外、それ以前にもそれ以降にも見かけたことがない曽我倭が弾いた曲でした。
8年経った今も曽我の弾いた旋律は心から離れずにいますが、ある日、レストランでピアノを弾く曽我に偶然再会。
一史は「夢のあと」をリクエストしますが、それは弾けないと慇懃に断られてしまい、それでも熱心に頼む一史に曽我は「誘っているのか」とキスを仕掛けてきます。
腹を立てる一史ですが、曽我のピアノからどうしても離れられず、やがて二人は親交を温めるように。
やがて一史は曽我に恋をしていることに気づきますが・・・。
過去のトラウマで人との接触を極端に嫌う一史。
しかし曽我に対してはそんな反応も最初からあまりありません。
それより、「口に出来ない素直な想い」というんですか、唐突で不躾な態度を悔やんでいても謝ることさえできないし、嬉しくても素直にそう言えないし、笑顔もなんだか取り繕ったようになってしまう一史が、なんというか・・・駄目過ぎますね(笑)。
もうちょっとなんとか言えというか(笑)。
ホントに何にも言えないんだよ。
しかしそんな一史の態度でさえ曽我には可愛らしく見えているようなので誤解を受けることもないし、なんのことはない、最初から両想い。
曽我もいいヤツなので、ハラハラしたりヤキモキしたりしない、安心な甘いお話でした。
一史が幼い頃に手を出したイカン男がいるのですが、最終的には善人として去っていきます(笑)。
そのうち二人で連弾なんかして、音楽界で大人気のイケメンピアニストとして二人もてはやされるんでしょう。
ステージ上で歓声を浴びながら微笑み合って、実は二人がデキてることは誰も知らない・・・なんて幸せ過ぎる。
同い年、25歳、ピアニスト同士。
「君と、夢のあとに」(雑誌掲載)
「君と、愛の夢」(書き下ろし)の二編。
再会モノ。
若手ピアニストの一史には、高校時代に出場したコンクールで聴いた忘れられない曲がある。
フォーレの「夢のあと」。
そのコンクール以外、それ以前にもそれ以降にも見かけたことがない曽我倭が弾いた曲でした。
8年経った今も曽我の弾いた旋律は心から離れずにいますが、ある日、レストランでピアノを弾く曽我に偶然再会。
一史は「夢のあと」をリクエストしますが、それは弾けないと慇懃に断られてしまい、それでも熱心に頼む一史に曽我は「誘っているのか」とキスを仕掛けてきます。
腹を立てる一史ですが、曽我のピアノからどうしても離れられず、やがて二人は親交を温めるように。
やがて一史は曽我に恋をしていることに気づきますが・・・。
過去のトラウマで人との接触を極端に嫌う一史。
しかし曽我に対してはそんな反応も最初からあまりありません。
それより、「口に出来ない素直な想い」というんですか、唐突で不躾な態度を悔やんでいても謝ることさえできないし、嬉しくても素直にそう言えないし、笑顔もなんだか取り繕ったようになってしまう一史が、なんというか・・・駄目過ぎますね(笑)。
もうちょっとなんとか言えというか(笑)。
ホントに何にも言えないんだよ。
しかしそんな一史の態度でさえ曽我には可愛らしく見えているようなので誤解を受けることもないし、なんのことはない、最初から両想い。
曽我もいいヤツなので、ハラハラしたりヤキモキしたりしない、安心な甘いお話でした。
一史が幼い頃に手を出したイカン男がいるのですが、最終的には善人として去っていきます(笑)。
そのうち二人で連弾なんかして、音楽界で大人気のイケメンピアニストとして二人もてはやされるんでしょう。
ステージ上で歓声を浴びながら微笑み合って、実は二人がデキてることは誰も知らない・・・なんて幸せ過ぎる。
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