![]() | 地味カレ 榊花月/新藤まゆり 徳間書店 キャラ文庫 2009-12-19 by G-Tools |
新卒フレッシュ社員・池後一意の初仕事。それは、社内報を作るため、社長に密着取材をすること!
一代で会社を築いた若き帝王は、自由奔放なヤリ手のイケメン。
そんな社長の背後にひっそりと佇む秘書・穂神壮。仕事はデキるけど、なんだか地味でパッとしない。一見したら生真面目メガネの堅物系?
でもなぜか一意は彼が気になって仕方がない。
そんな矢先、穂神に突然告白されて…!?
一代で会社を築いた若き帝王は、自由奔放なヤリ手のイケメン。
そんな社長の背後にひっそりと佇む秘書・穂神壮。仕事はデキるけど、なんだか地味でパッとしない。一見したら生真面目メガネの堅物系?
でもなぜか一意は彼が気になって仕方がない。
そんな矢先、穂神に突然告白されて…!?
穂神壮(ほがみそう・29歳)×池後一意(いけじりかずい・22歳)
社長秘書×新入社員
“地味な攻め”に興味があったので買ってみました。
入社して三ヶ月の一意は広報に配属されるが、仕事は「社内報」の作成。思っていたのとは違う上に自分と同じ広報担当には口煩く怖いお局様がいるだけ。まかされる仕事はコピーなど雑用ばかり。
社会人になりたてならばそれなりに意気込みもあるだろうと思うのですが、大事な仕事は何ひとつさせてもらえないとなれば、多少は文句も出るか。
なんとなく、「こんなはずじゃ?」と「こんなものか?」が交錯する一意。
今思えば入社三ヶ月ではそんなに珍しい待遇ではないと思うけれど。
と思いつつ読んでいると、始めの頃の一意や大学時代の友人たちは、社会人になったとは言えまだ精神的にも気分的にも大学生を引き摺ったままの頃なのですね。
しかし仕事によってすでに扱いや立場には差が出来始めていて、いっせいに大海に放たれたもののまだ陸のそばに集団でウロウロしている稚魚たちの中から、一匹二匹と沖へ泳ぎ出しているヤツもいて・・・という具合。
そんな時、一意は社内報のために社長の密着取材を命じられます。
そして知り合うのが社長秘書の穂神(攻め)というわけです。
「地味」だというので、容姿も性格も所謂地味な人を想像していたのですが、穂神は地味ではありませんでした。
近くに容姿も性格も華やかな社長がいるので目がそっちに向いてしまうだけということだと思います。私のような想像をすると裏切られます(笑)。
カッコいいし、仕事でも恋愛でも物怖じするところがないし、想いが通じあったらすぐヤってしまう行動力もある(笑)。
目ざとい女は絶対に目つけますよ。
こういう男を女がほおっておくわけがない。
たぶん若い頃からモテまくりじゃ?
「地味かと思ったらそうじゃなかったよ」的な意味の「地味」ということなのかなと思います。
始めは半人前的な一意が社会人として踏み出していく、成長が感じられるお話でした。
後味も良いですね。
恋愛面は、多少の勘違いはありますが、穂神の本音がわかりやすいので、安心して読めましたね。
社長秘書×新入社員
“地味な攻め”に興味があったので買ってみました。
入社して三ヶ月の一意は広報に配属されるが、仕事は「社内報」の作成。思っていたのとは違う上に自分と同じ広報担当には口煩く怖いお局様がいるだけ。まかされる仕事はコピーなど雑用ばかり。
社会人になりたてならばそれなりに意気込みもあるだろうと思うのですが、大事な仕事は何ひとつさせてもらえないとなれば、多少は文句も出るか。
なんとなく、「こんなはずじゃ?」と「こんなものか?」が交錯する一意。
今思えば入社三ヶ月ではそんなに珍しい待遇ではないと思うけれど。
と思いつつ読んでいると、始めの頃の一意や大学時代の友人たちは、社会人になったとは言えまだ精神的にも気分的にも大学生を引き摺ったままの頃なのですね。
しかし仕事によってすでに扱いや立場には差が出来始めていて、いっせいに大海に放たれたもののまだ陸のそばに集団でウロウロしている稚魚たちの中から、一匹二匹と沖へ泳ぎ出しているヤツもいて・・・という具合。
そんな時、一意は社内報のために社長の密着取材を命じられます。
そして知り合うのが社長秘書の穂神(攻め)というわけです。
「地味」だというので、容姿も性格も所謂地味な人を想像していたのですが、穂神は地味ではありませんでした。
近くに容姿も性格も華やかな社長がいるので目がそっちに向いてしまうだけということだと思います。私のような想像をすると裏切られます(笑)。
カッコいいし、仕事でも恋愛でも物怖じするところがないし、想いが通じあったらすぐヤってしまう行動力もある(笑)。
目ざとい女は絶対に目つけますよ。
こういう男を女がほおっておくわけがない。
たぶん若い頃からモテまくりじゃ?
「地味かと思ったらそうじゃなかったよ」的な意味の「地味」ということなのかなと思います。
始めは半人前的な一意が社会人として踏み出していく、成長が感じられるお話でした。
後味も良いですね。
恋愛面は、多少の勘違いはありますが、穂神の本音がわかりやすいので、安心して読めましたね。
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