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突然、恋はおちてくる
高岡 ミズミ著 / 山田ユギイラスト
幻冬舎コミックス
ルチル文庫(2007.1)


高校の同窓会の翌日、佐竹和彦は隣に見知らぬ男が寝ていて驚く。 
佐竹は、同僚の外村慎司に失恋し落ち込んでいたため、元同級生・城之内瑶を誘い、ホテルで一夜を過ごしてしまったらしい。 更なる関係を強いる城之内に仕方なく付き合う佐竹だったが、ある夜、城之内は佐竹を強引に抱く。 
城之内を許すことができず、見合いを決行した佐竹に城之内は…!?
城之内瑶(じょうのうち・よう)×佐竹和彦(さたけかずひこ)
26歳、高校の同級生。

再会モノです。
「あなたと恋におちたい」に出ていた佐竹が主人公。

佐竹はバイで、「30までに結婚して35までに子供を作る」と言いながら、現在決まった恋人はなく、気軽な関係を楽しんでいる、まあ言わばちょっと軽めの男です。
そんな佐竹は、高校同窓会の翌日、同じベッドに寝ている男を発見し、酔って訳のわからないうちに『お持ち帰り』してしまったことに気づきます。
こっそりとお金をおいて、男が寝ているうちにホテルを出た佐竹。
しかし、その日のうちに、その男・城之内から、電話がかかってきて、強引な誘いに再び会うことになってしまいます。
そして再会した城之内に「抱かせろ」と言われてびっくり。とりあえず、昨晩はお互いに手でしただけだということはわかりましたが、実は佐竹はタチ専門。
断る佐竹ですが、その日から、城之内にしつこくつきまとわれることになってしまうのです。

同窓会の夜、再会したとき、佐竹は城之内を覚えていないんですよね。佐竹が城之内を覚えていない理由は後半にわかるんですが、城之内はいったい誰なのか?という興味もあったりして興味を惹かれました。
始まりはよくあるパターンでしたけど、これがどういうふうにくっついていくのかな~とかね。

ところが、肝心の二人の関係よりも、挟んであるサイドストーリーの方が多くて、二人の仲はなかなか進展しない。
前作の外村や喜多野が出てくるサービスシーンは嬉しかったですが、佐竹の複雑な心のうちを掘り下げるなら、できれば本筋(城之内)と関わるところで展開して欲しかった気がしました。。佐竹のマイノリティに関わる問題と、城之内とのことが分離しちゃってるから、ジれてくるんですよね。

そしてやっと城之内が出てきたと思うと、この城之内、実はすごく変わった男でして…。意思の疎通も話し合いもあったもんじゃないんです。
押して押して押し捲る攻めは珍しくないですが、ここまでの力押しは初めて見たような気がします(笑) 話も通じませんが“電波”というわけでもないんですよね。ただただ、一途な思い込みだけで押し通そうとしてくる。ちょっと怖かったです(笑)
高校時代の城之内のことがわかると、こういうタイプの思い込みって凄そう…と怖さは更に倍増しました。でも実を言うと、ちょっと可愛いかもとか思ったりもする(笑)

結局、挿れるか挿れられるかの問題も力技で決定してしまいます。
そして、散々嫌がっていた城之内のことを佐竹がなぜ受け入れることにしたのかについては、実は全然わかりません。城之内の過去を思い出したとたん、気持ちが変わってしまうんですけど、どうして? 気持ちが変わるような思い出じゃないでしょうに(笑)。
「ほだされた。いや流されたのか」と佐竹に言わせてますが、あんまり納得いかないです。
佐竹が城之内につかまっちゃったということはよくわかりますが、佐竹はホントにいいんでしょうか? 佐竹から城之内への想いがどう変化してどうなったのかハッキリしないので、二人は『恋人』になったという感じもしないんだなぁ。
恋が突然落ちてきて、重さでつぶれないといいんですけど。

「あなたと~」がわりと好きだったので楽しみにしてましたが、正直に言うと微妙でした。わけわかんないクマ男にむちゃくちゃ言われてキーッとなってるところが面白いといえば面白いんだけどネ。
ユギさんの喜多野先生にまた会えたのは嬉しかった。
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