支倉将稔が館森秋と出会ったのは名門の御曹司・秋をボディガードした時だった。最後の日に交わしたキス…その日以来、秋からの連絡はなかった。それでも秋が忘れられず二年が経つ。
そんなある日、再び秋のボディガードとして十日間一緒に過ごすことになり、支倉の秋への想いはより強くなる。
一方、秋は支倉への想いを諦めようとする。それを知った支倉は…。
そんなある日、再び秋のボディガードとして十日間一緒に過ごすことになり、支倉の秋への想いはより強くなる。
一方、秋は支倉への想いを諦めようとする。それを知った支倉は…。
積読から一冊。
支倉将稔(はせくら・まさとし29歳くらい)×館森秋(たちもり・あき24歳)
「朝を待つあいだに」「たとえばこんな言葉でも」のリンク作。
主役カップルは変わっています。
前作の桐沢が副社長を務める防犯会社の警備部でチーフを務める支倉が今回は攻めに。
もうひとり天城(あまぎ)という、飄々としたいい味のキャラがいるんですが、そちらではなく、元警察官の強面で地味めなタイプの支倉にくるとは思いませんでした。
前作の受け、実友は名前しか登場してません。
二年前、支倉が警護に当ったことのある館森が、再び10日間の警護を支倉名指しで頼んできます。
実は二年前、警護の最後の日に支倉と館森はキスをしていました。支倉は連絡先を教えたものの、その後館森からの連絡は一切なく。
しかし、今回名指しで支倉を指名してきた館森に、諦めかけていた想いが再び再燃しはじめます。
秋の警護といっても、差し迫った危険があるわけではなく、実は「見張り役」であるというのは前回の警護で明らかになっていました。
秋は、支倉に事情を一切明かさないのですが、ある島の名門の御曹司で、館森家に伝わる大変恐ろしい因習によって、家に縛り付けられています。
秋が連絡をできなかったのも、再び支倉の元に現われたのもその因習のせい。秋は、もう二度と支倉に会えなくなる前に、どうしてももう一度会いたい、支倉の姿を胸に焼き付けたいと東京に出てきたのです。
深い理由を知らない支倉は、一度も連絡を寄こさなかった館森が、再び自分を指名してやってきたことの意味がわからず、距離を掴みかねて戸惑います。
支倉は、まあなんというか真面目で寡黙、冗談を言ったりハメをはずしたりすることの全然ない、実直で硬いタイプなわけですよ。そういうひとだから、恋愛には不器用で、朴念仁、ド鈍を発揮してます。
秋の想いに全然気づかなくて硬い顔をとりつくろったり気の効かないセリフを吐き、それでまた秋が寂しい思いをしたりして、でも、そういう不器用な擦れ違い結構好きなんですよ。周りで面白そうに見守ってる桐沢と天城の気持ちがよくわかる(笑)。
駆け引きしたりスマートに立ち回ったりなどできない不器用な支倉ですが、実直なだけに、決めたらストレートに押し捲ります。そして秋も、箱入りのおぼこ娘(笑)で、ウブの見本のような人。
こういう人たちが素直になると、慣れてない分、非常にストレートにものを言うので、恥ずかしいくらい激アマになるのですね(笑)
それでいてぶきっちょっぽい二人の恋はとても可愛らしい。ちょっと悲恋の味付けもあり。
大変甘い二人ですが、秋の背景は甘いどころじゃないですね。「横溝」あたりにありそうな設定です。
甘さと、この秋の背景がなんだか合ってないような…。
朴念仁攻めは好きなので、そういうところはツボだったんだけど、このあたりはちょっと微妙。
年齢はそう離れていないものの、またまた可愛子ちゃん受けだったのも気になります。
このシリーズに大人の受けは期待できないか。
でも支倉は好きだったな。
ここまできたら天城もありそうですから、そこでこの二人の新婚家庭を垣間見てみたい。
支倉将稔(はせくら・まさとし29歳くらい)×館森秋(たちもり・あき24歳)
「朝を待つあいだに」「たとえばこんな言葉でも」のリンク作。
主役カップルは変わっています。
前作の桐沢が副社長を務める防犯会社の警備部でチーフを務める支倉が今回は攻めに。
もうひとり天城(あまぎ)という、飄々としたいい味のキャラがいるんですが、そちらではなく、元警察官の強面で地味めなタイプの支倉にくるとは思いませんでした。
前作の受け、実友は名前しか登場してません。
二年前、支倉が警護に当ったことのある館森が、再び10日間の警護を支倉名指しで頼んできます。
実は二年前、警護の最後の日に支倉と館森はキスをしていました。支倉は連絡先を教えたものの、その後館森からの連絡は一切なく。
しかし、今回名指しで支倉を指名してきた館森に、諦めかけていた想いが再び再燃しはじめます。
秋の警護といっても、差し迫った危険があるわけではなく、実は「見張り役」であるというのは前回の警護で明らかになっていました。
秋は、支倉に事情を一切明かさないのですが、ある島の名門の御曹司で、館森家に伝わる大変恐ろしい因習によって、家に縛り付けられています。
秋が連絡をできなかったのも、再び支倉の元に現われたのもその因習のせい。秋は、もう二度と支倉に会えなくなる前に、どうしてももう一度会いたい、支倉の姿を胸に焼き付けたいと東京に出てきたのです。
深い理由を知らない支倉は、一度も連絡を寄こさなかった館森が、再び自分を指名してやってきたことの意味がわからず、距離を掴みかねて戸惑います。
支倉は、まあなんというか真面目で寡黙、冗談を言ったりハメをはずしたりすることの全然ない、実直で硬いタイプなわけですよ。そういうひとだから、恋愛には不器用で、朴念仁、ド鈍を発揮してます。
秋の想いに全然気づかなくて硬い顔をとりつくろったり気の効かないセリフを吐き、それでまた秋が寂しい思いをしたりして、でも、そういう不器用な擦れ違い結構好きなんですよ。周りで面白そうに見守ってる桐沢と天城の気持ちがよくわかる(笑)。
駆け引きしたりスマートに立ち回ったりなどできない不器用な支倉ですが、実直なだけに、決めたらストレートに押し捲ります。そして秋も、箱入りのおぼこ娘(笑)で、ウブの見本のような人。
こういう人たちが素直になると、慣れてない分、非常にストレートにものを言うので、恥ずかしいくらい激アマになるのですね(笑)
それでいてぶきっちょっぽい二人の恋はとても可愛らしい。ちょっと悲恋の味付けもあり。
大変甘い二人ですが、秋の背景は甘いどころじゃないですね。「横溝」あたりにありそうな設定です。
甘さと、この秋の背景がなんだか合ってないような…。
朴念仁攻めは好きなので、そういうところはツボだったんだけど、このあたりはちょっと微妙。
年齢はそう離れていないものの、またまた可愛子ちゃん受けだったのも気になります。
このシリーズに大人の受けは期待できないか。
でも支倉は好きだったな。
ここまできたら天城もありそうですから、そこでこの二人の新婚家庭を垣間見てみたい。
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