「お前の指は…きれいだな」人懐こい美容師の明良は、編集者・宏樹の紹介で人嫌いの映画監督・正己の髪を切ることに。気難しい正己は一度は逃げ出すが、明良の指だけは気に入ったよう。無防備に情を注ぐ明良に次第に心を開き始めるが、酔ったはずみでキスしたことに互いに驚き、意識し始める。
そんな緊張感の中、怪我をした明良は正己の所に転がり込み…!?
猫のようなしなやかさで、頑なな正己の心に触れる明良の優しい指先は、いつしか眠っていた情愛までも呼び覚まし―。
そんな緊張感の中、怪我をした明良は正己の所に転がり込み…!?
猫のようなしなやかさで、頑なな正己の心に触れる明良の優しい指先は、いつしか眠っていた情愛までも呼び覚まし―。
桜庭正巳(さくらば・まさみ/30代半ばくらい)×高嶋明良(たかしま・あきよし/28歳)
映画監督×美容師
美容師の明良は、仕事絡みでつきあいのある桜庭宏樹(さくらば・ひろき)から、ある男の髪を切ってくれと頼まれます。
その男とは、宏樹の兄・正巳。
気難しく人嫌い、頑固で偏屈な正巳は抵抗しますが、明良は初めて会ったときから正巳のそんな性格を悪くは思えず、持ち前の人懐こさで、正巳の懐に飛び込んで行きます。
初めは怒ったり邪険にしていた正巳もやがて心を開きます。酔ったはずみでキスなどしてしまったことで気まずくなったりもしますが、美容師の商売道具である手を怪我したことをきっかけに、明良が正巳のもとに転がり込み同居。
一緒に暮らすようになった2人は、急接近。
抱き合った2人は気持ちを確認しあいます。
が――。
恋人になった2人には特別問題はないのに、事をややこしくするのが正巳の弟・宏樹です。
宏樹はブラコンなのですね。
明良の存在によって兄が再び映画製作に意欲的になったことには喜ぶものの、2人が恋人同士になることは、絶対に認められない。
明良に、正巳と別れろと迫り、拒否されると2人の間を裂こうとしてきます。
明良は「誘い受け」というやつですね。
正巳が人嫌いでぶきっちょなので、明良の方がどんどん押していく感じです。物もはっきり言う。芯がしっかりしてるのでグラグラしないところは好きですが、明良って猫っぽいかなぁ…?たびたび明良を猫に例える部分がありましたが。
言わんとするところはわかるけれど、あんまり猫という感じでもないと思いましたね。
正巳に睨まれても怒鳴られても怯まず、擦り寄って行ったり、気ままに振舞ったり、取り方によっては性悪に思えるし、実際正巳にもそう言われてますが、どっちかというと、ただの「人懐こい、へこたれない青年」だと思いました。
性悪とか猫とか言うには色気が足りないような気がする。
作者の書こうとしている明良のイメージが「性悪猫」なのか「素直」なのかが掴みにくくて、どっちにも転びそうなので明良という人が実は良くわかりませんでした。
ハッキリしてるところは好きでしたけど。
正巳の方は、反応的にはわかりやすかったかな。
受けに押し捲られてタジタジとなってる攻めというのはわりと好きです。
ですが、正巳が再び映画を作ろうと前向きになっていくあたり、なんとなく安易に思えました。
明良がヘアスタイリストについてくれれば、雑誌のインタビューを受けるとか、明良がもっと映画を見たいと言ったらその気になってしまうとか。
いったいどのくらいの重さの悩みだったんでしょうね。
まあ、何がきっかけになるかわからないのが人生というものか。
宏樹は2人の間を認めることにしたんでしょうかね。
確かにつきあうことに弟の許可を得る必要はないわけだけど、また横槍入れられるのも邪魔くさいですしね。
宏樹がまた何だか鬱陶しいタイプだったなぁ(笑)
美容院でシャンプーしてもらうのって気持ちいいですよね。
特に男の人の手は、適度な力が最高です。
正巳は首筋に触られるのが嫌いらしいですが、私は美容院でされるマッサージが嫌いです。
気持ちいいって思ったことないんですよね(笑)
肩こりしないし。
映画監督×美容師
美容師の明良は、仕事絡みでつきあいのある桜庭宏樹(さくらば・ひろき)から、ある男の髪を切ってくれと頼まれます。
その男とは、宏樹の兄・正巳。
気難しく人嫌い、頑固で偏屈な正巳は抵抗しますが、明良は初めて会ったときから正巳のそんな性格を悪くは思えず、持ち前の人懐こさで、正巳の懐に飛び込んで行きます。
初めは怒ったり邪険にしていた正巳もやがて心を開きます。酔ったはずみでキスなどしてしまったことで気まずくなったりもしますが、美容師の商売道具である手を怪我したことをきっかけに、明良が正巳のもとに転がり込み同居。
一緒に暮らすようになった2人は、急接近。
抱き合った2人は気持ちを確認しあいます。
が――。
恋人になった2人には特別問題はないのに、事をややこしくするのが正巳の弟・宏樹です。
宏樹はブラコンなのですね。
明良の存在によって兄が再び映画製作に意欲的になったことには喜ぶものの、2人が恋人同士になることは、絶対に認められない。
明良に、正巳と別れろと迫り、拒否されると2人の間を裂こうとしてきます。
明良は「誘い受け」というやつですね。
正巳が人嫌いでぶきっちょなので、明良の方がどんどん押していく感じです。物もはっきり言う。芯がしっかりしてるのでグラグラしないところは好きですが、明良って猫っぽいかなぁ…?たびたび明良を猫に例える部分がありましたが。
言わんとするところはわかるけれど、あんまり猫という感じでもないと思いましたね。
正巳に睨まれても怒鳴られても怯まず、擦り寄って行ったり、気ままに振舞ったり、取り方によっては性悪に思えるし、実際正巳にもそう言われてますが、どっちかというと、ただの「人懐こい、へこたれない青年」だと思いました。
性悪とか猫とか言うには色気が足りないような気がする。
作者の書こうとしている明良のイメージが「性悪猫」なのか「素直」なのかが掴みにくくて、どっちにも転びそうなので明良という人が実は良くわかりませんでした。
ハッキリしてるところは好きでしたけど。
正巳の方は、反応的にはわかりやすかったかな。
受けに押し捲られてタジタジとなってる攻めというのはわりと好きです。
ですが、正巳が再び映画を作ろうと前向きになっていくあたり、なんとなく安易に思えました。
明良がヘアスタイリストについてくれれば、雑誌のインタビューを受けるとか、明良がもっと映画を見たいと言ったらその気になってしまうとか。
いったいどのくらいの重さの悩みだったんでしょうね。
まあ、何がきっかけになるかわからないのが人生というものか。
宏樹は2人の間を認めることにしたんでしょうかね。
確かにつきあうことに弟の許可を得る必要はないわけだけど、また横槍入れられるのも邪魔くさいですしね。
宏樹がまた何だか鬱陶しいタイプだったなぁ(笑)
美容院でシャンプーしてもらうのって気持ちいいですよね。
特に男の人の手は、適度な力が最高です。
正巳は首筋に触られるのが嫌いらしいですが、私は美容院でされるマッサージが嫌いです。
気持ちいいって思ったことないんですよね(笑)
肩こりしないし。
この記事のトラックバックURL
http://0hz.blog112.fc2.com/tb.php/219-9bec1a09
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック