店舗内装会社の営業課長・國武は、直属の部下で恋人でもある北川と、甘い蜜月を楽しんでいた。普段ストイックな北川が、自分の前でだけ見せる表情に酔いしれる國武。
しかし幸せな日々は長く続かず、北川に関西支店へ半年間の執令が下ることに。会えない日々が続き、お互い寂しさを募らせるなか、國武に関西支店へ出張の機会が訪れるのだが、そこで待ち受けていたのは、昔國武と女を取り合った因縁のある冴島で…。
しかし幸せな日々は長く続かず、北川に関西支店へ半年間の執令が下ることに。会えない日々が続き、お互い寂しさを募らせるなか、國武に関西支店へ出張の機会が訪れるのだが、そこで待ち受けていたのは、昔國武と女を取り合った因縁のある冴島で…。
國武馨(こくぶかおる・37歳)×北川慎一(きたがわしんいち・28歳)
「KYOUHAN~共犯~」の続編です。
前作の記憶がすっかり抜け落ちていたので、まず復習してから読みました。
「真夜中の純情」
「戦う男たち」の二編収録されています。
前作からは10ヶ月ほどあととの事です。
新しくできる関西支店に、半年の期限で北川に出向の辞令が下ります。関西支店では営業主任として、慣れない社員たちの先頭に立ってもらい、半年後戻ってきたときには、そのまま営業主任に…と、出世を約束された異動です。
本社でも優秀な北川。國武が部長に意向を聞かれたとき、自信をもって北川を推すところがちょっとそこらのリーマンものと違いますよね。関西に異動となったら遠距離恋愛になるわけですから、普通は悩むところ。しかし、恋人としてだけでなく、部下としても、その優秀さをきちんと認め評価して、相応しいポジションにつかせてやろうとする國武はたいしたもんですね。
しかし、実際離れてみると、やはり寂しい。
しかも関西での北川の上司になったのは、なんと國武とは因縁の男・冴島(さえじま)。冴島は、北川の離婚した妻・礼子の元恋人で、冴島の浮気癖に愛想をつかした礼子が冴島を捨て、國武と結婚したのです。そして國武と礼子が離婚したあと、冴島は再びよりを戻したいと礼子に求愛しますが、礼子は拒否。冴島のしつこさに礼子がした言い訳が「國武を忘れられない」という大嘘でしたが、冴島はそれを信じています。
そして、新支店で自分の部下となった北川が國武の恋人であることを知ると、國武に、恋人が自分を捨てていく辛さを味わわせてやる・・・と、北川にいらぬことを吹き込み、そのせいで北川は國武を避けるようになってしまいます。
北川の何かがおかしいと思っても、距離があって、仕事もあって、國武もすぐに駆けつけることができず、また北川は自分の中に溜め込んでいくタイプなので、ハラハラしました。
エロ課長・國武オヤジが相変わらず可愛いかったです。
仕事もできるし、見た目もスマートなオトコマエなのに、北川に接する國武はスケベオヤジかセクハラ課長か…(笑)。でも北川にメロメロなんですよね。北川の項や、朱に染まった目許や、エロセリフに恥らう様子に、すぐに押し倒したくなってしまう國武、大変お盛んで結構でございます(笑)。
北川って、「姫」だよな~とずっと思ってたんですけど、今回北川を「白雪姫」や「眠り姫」に喩えてる箇所があって、我が意を得たり。さしずめ、冴島魔女に毒リンゴを食べさせられて弱っていく白雪姫のようでしたね(笑) 國武に比べると印象は弱いように思えるけれど、普段は優秀な営業マンで、ストイックな雰囲気を漂わせながら、色恋にはウブな北川のギャップに発情する國武の気持ちはよくわかります。
リンク作「愛とバクダン」のカップル、悪友たちもバンバン登場して國武と北川のために活躍しています。
「戦う男たち」は、「湯けむり温泉・卓球大会」。
悪友三人組、オヤジたちの熱狂ぶりが楽しいです。
いい年してるのに顔を合わすと「悪ガキ」のノリな、この人たちが好きです(笑) 3人の中では、一応一番スマートな國武は分が悪そうですけど、エロ課長がやりこめられる姿もまた可愛いですよね。
社員旅行ということで、お約束の浴衣、宴会を二人でこっそり抜け出してのHもちゃんと抑えてます。
面白かったです~。
「KYOUHAN~共犯~」の続編です。
前作の記憶がすっかり抜け落ちていたので、まず復習してから読みました。
「真夜中の純情」
「戦う男たち」の二編収録されています。
前作からは10ヶ月ほどあととの事です。
新しくできる関西支店に、半年の期限で北川に出向の辞令が下ります。関西支店では営業主任として、慣れない社員たちの先頭に立ってもらい、半年後戻ってきたときには、そのまま営業主任に…と、出世を約束された異動です。
本社でも優秀な北川。國武が部長に意向を聞かれたとき、自信をもって北川を推すところがちょっとそこらのリーマンものと違いますよね。関西に異動となったら遠距離恋愛になるわけですから、普通は悩むところ。しかし、恋人としてだけでなく、部下としても、その優秀さをきちんと認め評価して、相応しいポジションにつかせてやろうとする國武はたいしたもんですね。
しかし、実際離れてみると、やはり寂しい。
しかも関西での北川の上司になったのは、なんと國武とは因縁の男・冴島(さえじま)。冴島は、北川の離婚した妻・礼子の元恋人で、冴島の浮気癖に愛想をつかした礼子が冴島を捨て、國武と結婚したのです。そして國武と礼子が離婚したあと、冴島は再びよりを戻したいと礼子に求愛しますが、礼子は拒否。冴島のしつこさに礼子がした言い訳が「國武を忘れられない」という大嘘でしたが、冴島はそれを信じています。
そして、新支店で自分の部下となった北川が國武の恋人であることを知ると、國武に、恋人が自分を捨てていく辛さを味わわせてやる・・・と、北川にいらぬことを吹き込み、そのせいで北川は國武を避けるようになってしまいます。
北川の何かがおかしいと思っても、距離があって、仕事もあって、國武もすぐに駆けつけることができず、また北川は自分の中に溜め込んでいくタイプなので、ハラハラしました。
エロ課長・國武オヤジが相変わらず可愛いかったです。
仕事もできるし、見た目もスマートなオトコマエなのに、北川に接する國武はスケベオヤジかセクハラ課長か…(笑)。でも北川にメロメロなんですよね。北川の項や、朱に染まった目許や、エロセリフに恥らう様子に、すぐに押し倒したくなってしまう國武、大変お盛んで結構でございます(笑)。
北川って、「姫」だよな~とずっと思ってたんですけど、今回北川を「白雪姫」や「眠り姫」に喩えてる箇所があって、我が意を得たり。さしずめ、冴島魔女に毒リンゴを食べさせられて弱っていく白雪姫のようでしたね(笑) 國武に比べると印象は弱いように思えるけれど、普段は優秀な営業マンで、ストイックな雰囲気を漂わせながら、色恋にはウブな北川のギャップに発情する國武の気持ちはよくわかります。
リンク作「愛とバクダン」のカップル、悪友たちもバンバン登場して國武と北川のために活躍しています。
「戦う男たち」は、「湯けむり温泉・卓球大会」。
悪友三人組、オヤジたちの熱狂ぶりが楽しいです。
いい年してるのに顔を合わすと「悪ガキ」のノリな、この人たちが好きです(笑) 3人の中では、一応一番スマートな國武は分が悪そうですけど、エロ課長がやりこめられる姿もまた可愛いですよね。
社員旅行ということで、お約束の浴衣、宴会を二人でこっそり抜け出してのHもちゃんと抑えてます。
面白かったです~。
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