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竜と竜-白露-
綺月 陣著 / 亜樹良のりかずイラスト
海王社
ガッシュ文庫(2007.6)


「いつでも家にいてくれよ、俺のために」
他人に頼るまいと、ホストクラブで働きながら幼い弟を育てていた乙部竜城。彼は掛け持ちのバイト先で市ノ瀬組幹部の石神龍一郎と出会う。
極道ながら子供好きな龍一郎をいつか愛するようになった竜城は龍一郎と同棲を始め、毎日貪るように身体を重ね合った。
そんな折、組み同士のいざこざで龍一郎の身に危険が迫る、極道の妻として生きると覚悟を決めたはずが、突然訪れた別離の予感に動揺が走り…!
石神龍一郎(いしがみりゅういちろう・36歳)×乙部竜城(おとべたつき・20歳)
「龍と竜~白露~」
「龍の宝玉」の二編。

「龍と竜」の続編です。
エコヤクザ攻めと子(弟)育て中の受けのほのぼのアットホームな感じが面白かった前作なので、期待して買ってみました。しかし、本裏のあらすじ、内容と全然違うような気がしますけど…。

前作で住んでいたアパートが燃えてしまった竜城と颯太は、龍一郎の高級マンションで一緒に暮らし始めました。
が、元々、自分ひとりで弟を育てることについて悲愴なまでの決意で過ごしてきた竜城は、龍一郎の庇護の元にいてさえ、なかなか自立心も捨てられません。「愛情」が一生続くもととは限らないし、まして龍一郎は極道ですから、いつ何が起きて、再び弟と二人生きていかなけらばならない状況になるかもわからない。
そんな不安を抱えては、とても仕事を辞めてしまう気にはなれませんし、竜城はカフェの仕事自体が好きなので、仕事なんか辞めて家にいろ、と言う龍一郎の言葉には従えずにいます。
同時に、龍一郎自身は愛していても、龍一郎が極道であるということは、未だに竜城の中ではネックになっています。一緒に住み始めて幸せな毎日ばかりかというと、気持の中ではなかなか無問題とはいかないんですね。

そんな時、竜城は、カフェからクビを言い渡されてしまいます。“『極道』とつきあいがある”ことで、店に客から苦情があったというのがその理由でした。龍一郎はマイカップを持って、カフェにやってきていましたからね。
大好きなカフェの仕事を奪われてしまい、ますます『極道』への嫌悪が募る竜城。「どうして龍はヤクザなんだ」という思いが募ります。
二人は言い争いになり、竜城は龍一郎から暴力的に抱かれてしまいます。


竜城が、『ヤクザ嫌い』から『極妻』としての覚悟を決めるまでのお話という感じでしょうか。龍一郎は好きでもヤクザは嫌いでは、それはジレンマが起きますからねぇ。
龍一郎がどうしてヤクザになったのか、そのあたりの龍一郎の過去や、こめかみから頬にかかる傷ができた、その壮絶な理由が明らかになります。
これを聴かされてしまったら、それは仕方ないかも・・・と思えましたので、この辺は納得。龍一郎のヤクザに対する思いや決意みたいなものも理解できますしね。

けれど、全体的な印象でいうと、何となく微妙。
ちょっと想像したり期待したりしていたお話の雰囲気とは違ってたという感じでしょうか。つまらないということではないですが。
ただ、「龍の宝玉」については、はっきり言うと好きじゃないです。3Pもどきがどうとかいうより(この辺はお遊び、サービスかなと思う)、年端もいかない子供への食べ物の口移しという行為を性的なものとしてとらえるその視線が、生理的に駄目でしたねぇ。
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