外車のショールームで営業として働く守春は、入社してから一台も車を売ることができなかった。とうとう月末までに契約が取れない場合はクビだと宣告された守春だったが、営業部長の能瀬が的確なアドバイスをくれ、なんとか車を売ることができた。自信のついた守春は営業として活躍し始める。
そんなある日、守春はいつも才腕を振るっている能瀬が、実はOA機器も満足に扱えないことを知る。能瀬の意外な一面に親近感を覚え、守春は彼を意識し始めるが…。
そんなある日、守春はいつも才腕を振るっている能瀬が、実はOA機器も満足に扱えないことを知る。能瀬の意外な一面に親近感を覚え、守春は彼を意識し始めるが…。
能瀬博正(のせひろまさ)×磯宮守春(いそみやもりはる)
営業部長と新入社員。年の差10歳くらい。
舞台は外車を扱うショールームです。
エンジニアを目指し、本当はサービスセンターへの配属を希望していた守春。しかし入社後配属されたのは銀座のショールームでの営業でした。接客など考えたこともなく、マメな売り込みも出来ず、ひと月ちょっと経っても売り上げは0のまま。
くじけそうになる守春に、配属された時以来お目にかかったことのなかった営業部長・能瀬が、ちょっとしたコツを教えてくれます。
能瀬は卓越した営業手腕で「伝説」と呼ばれ、異例の速さで若くして営業部長まで昇りつめた男。人の目を惹くハンサムで、野生と知性が同居している。しかし、その余裕たっぷりの態度は、傲慢で厳しく意地悪。今月以内に1台売らないとクビだと能瀬は守春に言い渡します。
その後、なんとか客を捕まえ販売に成功するものの、客にキスされて守春は大ショック。しかもそのあと、能瀬にまでキスされてしまい、客とのキスには嫌悪感しか抱かなかったのに、能瀬とのキスに蕩けそうになった守春は、それ以来能瀬を意識するように。しかし、動転した守春がつい口にした「恋人がいる」という言葉に返ってきたのは、能瀬にも恋人がいるという言葉。
なのに後日、守春は、営業部長室で能瀬に抱かれてしまいます。
どんどん能瀬を好きになっていくのに、彼には恋人がいる、と苦しむ守春。どうやらその恋人とは、能瀬の補佐をする山崎(男)らしく、社内で噂にもなっており、親密な二人の様子を守春も目撃してしまいます。
気の強いところはあるものの、一生懸命でウブなところが可愛らしくも男をそそる守春が、仕事で頑張って成長する話・・・でもあるんですが、どちらかというと、能瀬との恋愛模様の方が印象強かったです。
結構キツイことを言う能瀬の自信たっぷりでイヤミなデカイ態度(笑)が登場時はいまいちだったんですが、有能で「欠点はない」と豪語しているのに、実はOA機器の扱いが全然駄目ということがわかったり、結構可愛いんですよね。読み進むと、守春の強がった言葉にちょっと傷ついたり、嫉妬して不機嫌になったりと、能瀬の気持ちがわかりやすいので、ますます可愛い。
守春の一生懸命さやウブな可愛らしさ、無自覚の色気が能瀬をたぶらかしていくんだけど(笑)、守春はイヤミがなくて、そうやって人を惹き付ける魅力も理解できるので好感もてました。
いろいろ誤解してるせいの擦れ違いだとわかるんですけど、守春の気持ちはちょっと切なかったりしました。
仕事の場面は多いですが、基本的にラブ中心の甘いお話でしたね。
バーバラさんなのでエロもしっかりです。
こんな風に甘くてどことなく可愛い擦れ違いのお話って珍しいような気もしましたが、エロはバーバラさんです(笑)
高久さんのイラスト、守春は可愛く、能瀬はとっても素敵です。
で、能瀬と守春はいいんですよ。
これからも、いちゃいちゃしながら車売って下さい。
しかし能瀬の補佐の山崎、なんだか凄くインパクトがあって、こちらは強烈に印象に残ってしまいました。
フレームレスの眼鏡をかけたクール美人タイプなんですけど、「屈強な男を縛って屈服させるのが趣味」!? マッチョが縛られてる写真の表紙の雑誌を持ち歩いていたり、趣味を満足させようとラブホに行ったら返り討ちに会い、「人に言えないような姿で縛られて放置されちゃった」!? 鞄の中には正視できない妖しい道具が一杯!!
守春とのことを悩む能瀬に「がつんと犯して肉奴隷にすれば、たいていの人間は言うことをきく」ととんでもないアドバイスをするサディストですが、ラストではターゲットを見つけたようです(笑)。サディストも合ってるけど、女王様でも良さそうな感じ。返り討ちに合ってる方が似合いそうな気もします(笑)。
こっちが読んでみたい人もいるかもしれないですね。
だけどもし続編になった時、山崎が屈強な男を縛ってたら怖いので、私は立ち見くらいにしておきます(笑)
営業部長と新入社員。年の差10歳くらい。
舞台は外車を扱うショールームです。
エンジニアを目指し、本当はサービスセンターへの配属を希望していた守春。しかし入社後配属されたのは銀座のショールームでの営業でした。接客など考えたこともなく、マメな売り込みも出来ず、ひと月ちょっと経っても売り上げは0のまま。
くじけそうになる守春に、配属された時以来お目にかかったことのなかった営業部長・能瀬が、ちょっとしたコツを教えてくれます。
能瀬は卓越した営業手腕で「伝説」と呼ばれ、異例の速さで若くして営業部長まで昇りつめた男。人の目を惹くハンサムで、野生と知性が同居している。しかし、その余裕たっぷりの態度は、傲慢で厳しく意地悪。今月以内に1台売らないとクビだと能瀬は守春に言い渡します。
その後、なんとか客を捕まえ販売に成功するものの、客にキスされて守春は大ショック。しかもそのあと、能瀬にまでキスされてしまい、客とのキスには嫌悪感しか抱かなかったのに、能瀬とのキスに蕩けそうになった守春は、それ以来能瀬を意識するように。しかし、動転した守春がつい口にした「恋人がいる」という言葉に返ってきたのは、能瀬にも恋人がいるという言葉。
なのに後日、守春は、営業部長室で能瀬に抱かれてしまいます。
どんどん能瀬を好きになっていくのに、彼には恋人がいる、と苦しむ守春。どうやらその恋人とは、能瀬の補佐をする山崎(男)らしく、社内で噂にもなっており、親密な二人の様子を守春も目撃してしまいます。
気の強いところはあるものの、一生懸命でウブなところが可愛らしくも男をそそる守春が、仕事で頑張って成長する話・・・でもあるんですが、どちらかというと、能瀬との恋愛模様の方が印象強かったです。
結構キツイことを言う能瀬の自信たっぷりでイヤミなデカイ態度(笑)が登場時はいまいちだったんですが、有能で「欠点はない」と豪語しているのに、実はOA機器の扱いが全然駄目ということがわかったり、結構可愛いんですよね。読み進むと、守春の強がった言葉にちょっと傷ついたり、嫉妬して不機嫌になったりと、能瀬の気持ちがわかりやすいので、ますます可愛い。
守春の一生懸命さやウブな可愛らしさ、無自覚の色気が能瀬をたぶらかしていくんだけど(笑)、守春はイヤミがなくて、そうやって人を惹き付ける魅力も理解できるので好感もてました。
いろいろ誤解してるせいの擦れ違いだとわかるんですけど、守春の気持ちはちょっと切なかったりしました。
仕事の場面は多いですが、基本的にラブ中心の甘いお話でしたね。
バーバラさんなのでエロもしっかりです。
こんな風に甘くてどことなく可愛い擦れ違いのお話って珍しいような気もしましたが、エロはバーバラさんです(笑)
高久さんのイラスト、守春は可愛く、能瀬はとっても素敵です。
で、能瀬と守春はいいんですよ。
これからも、いちゃいちゃしながら車売って下さい。
しかし能瀬の補佐の山崎、なんだか凄くインパクトがあって、こちらは強烈に印象に残ってしまいました。
フレームレスの眼鏡をかけたクール美人タイプなんですけど、「屈強な男を縛って屈服させるのが趣味」!? マッチョが縛られてる写真の表紙の雑誌を持ち歩いていたり、趣味を満足させようとラブホに行ったら返り討ちに会い、「人に言えないような姿で縛られて放置されちゃった」!? 鞄の中には正視できない妖しい道具が一杯!!
守春とのことを悩む能瀬に「がつんと犯して肉奴隷にすれば、たいていの人間は言うことをきく」ととんでもないアドバイスをするサディストですが、ラストではターゲットを見つけたようです(笑)。サディストも合ってるけど、女王様でも良さそうな感じ。返り討ちに合ってる方が似合いそうな気もします(笑)。
こっちが読んでみたい人もいるかもしれないですね。
だけどもし続編になった時、山崎が屈強な男を縛ってたら怖いので、私は立ち見くらいにしておきます(笑)
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