高慢でクールな美貌を持つグラフィックデザイナーの洒井彰斗が、出会い系サイトで知り合ったダンサーの宗像道久は、ワイルドな外見に反して犬のように従順で能天気なバカっぷり。彰斗は苛立ちながらも一夜限りの相手と割り切り、小悪魔のような微笑みで自宅へと誘う。
だが翌日、押しかけてきた道久に手料理でもてなされ、追いだしそびれてしまった彰斗は、突然腰痛に襲われ、不本意ながらも彼に助けを求めるハメに。
そしてうっとりと世話を焼く道久に、身動きのできない状況で“とある”治療を施されてしまうのだが…。
だが翌日、押しかけてきた道久に手料理でもてなされ、追いだしそびれてしまった彰斗は、突然腰痛に襲われ、不本意ながらも彼に助けを求めるハメに。
そしてうっとりと世話を焼く道久に、身動きのできない状況で“とある”治療を施されてしまうのだが…。
宗像道久(むなかたみちひさ・20歳)×酒井彰斗(さかいあきと・25歳)
ダンサーとフリーのグラフィックデザイナー。
すんごい表紙にびっくりしますが、想像するのとは違って、どことなく笑いを誘ってしまうようなツンデレ美人のぶきっちょで可愛い恋のお話でした。お相手はお人よしで性格のいい年下大型ワンコです。
彰斗がPCを眺めていたある日、つい出来心で出会い系サイトで引っ掛けた男、それが道久です。
自分より1.5倍くらい体が大きいのに、その表情は子供っぽく、無邪気な道久。
「こいつはバカだ」と思う彰斗ですが、自分の態度に一喜一憂する道久を苛めるのが面白く、その夜はそれなりに楽しみます。しかし、出会い系サイトで出会った男、しかも年下のバカ犬と関係を続けるつもりはなく、一夜限りでキッパリさよならのつもりの彰斗。
しかし後日、仕事柄座ったままの時間が長く、運動不足の彰斗は、まさかのぎっくり腰に。どうしようもなくなった彰斗は、道久に助けを求めます。
そしてかいがいしく世話をされ、鎮痛剤といって座薬までいれられてしまい、高慢なお姫様は不様な姿をさらすことになってしまうのですが、つい感じてしまったりします(笑)。
彰斗は女王様なんです。
高慢で我が儘。そして素直じゃないし意地っ張りで意地悪。
しかし、気のいいワンコをいいように使いながら、最初は優位にたって主導権を握っているつもりが、だんだんとほだされ惹かれていく。それでも、とことん素直じゃない女王様は、「ありがとう」のひとつも言えず臍をかむ。
道久の踊ってる姿が見たくなって、突然、腰痛をおして杖を突きながら舞台を見にいって、我を忘れて夢中になってしまう。感動のあまり、恋心までしっかり自覚するのに、それでも優しい言葉のひとつもかけられない。
最初は高慢で高飛車な嫌なタイプなんですけど、だんだんお話が進んでいくと、そのへんの心の揺れや、行動がなんだかすごく可愛く思えました。
道久は、20歳ということで元気いっぱいに若々しく、ダンサーらしく美しい身体を持ち、世話好きで優しいし、彰斗に冷たくされれば大きな肩を落し、優しくされれば満面の笑みでしっぽをふりまくる、王道の年下ワンコです。漢字が書けなかったり、慣れてない様子があったりと、年上からみたらまだまだ…と叱責のひとつもしたくなるようなところもありますが、実はすごく料理上手の介護上手で、有名なダンサーというわけではないけれど、舞台で認められたりインストラクターを務めたり、自分の夢をもってイキイキと仕事をする、とてもいい男でもあるわけです。
仕事への情熱を持つ道久に、やはり仕事に対してはしっかり頑張っている彰斗は、励まされたり、発奮させられたりもします。
最初は「小僧」と見下していた男に少しずつ惹かれていくのには、性格だけじゃなくてそんなところも書かれているんですね。
お話中ほとんどを杖にすがって歩いている彰斗ですが、高慢な男の杖姿というのも嗜虐的でちょっと面白いですね(笑)
そのせいかどうか、表紙のエロさほど、中身はエロくないです。
最初のお伺いをたてながらの慣れない道久のHはなんだか可愛いし、彰斗は挿入未経験なのでそこまでしないし、座薬シーンでも彰斗は未知の快感にびっくりしてて、道久は欲望抑え気味ですし・・・なんてったってぎっくり腰ですしね。
ちゃんとした最後までのHはラスト1回のみ。
表紙と相まって、タイトルからもちょっと色っぽい想像をさせられるのですが、ちょっと笑ってしまうところもある面白いお話でしたよ。
ワンコ×ツンデレ好きは楽しめると思います。
それにしても、この本、オビついてないんですよ。
私、リアル本屋で買ったんです。
近所で見かけたので、捨て鉢で(笑)エイヤっと。
息子の「ドラゴンボール」と一緒にレジに出しましたが、なんの慰めにもなりませんよね。
度胸試しか何かなのか?
オビはつけといて下さい。
お願い。
ダンサーとフリーのグラフィックデザイナー。
すんごい表紙にびっくりしますが、想像するのとは違って、どことなく笑いを誘ってしまうようなツンデレ美人のぶきっちょで可愛い恋のお話でした。お相手はお人よしで性格のいい年下大型ワンコです。
彰斗がPCを眺めていたある日、つい出来心で出会い系サイトで引っ掛けた男、それが道久です。
自分より1.5倍くらい体が大きいのに、その表情は子供っぽく、無邪気な道久。
「こいつはバカだ」と思う彰斗ですが、自分の態度に一喜一憂する道久を苛めるのが面白く、その夜はそれなりに楽しみます。しかし、出会い系サイトで出会った男、しかも年下のバカ犬と関係を続けるつもりはなく、一夜限りでキッパリさよならのつもりの彰斗。
しかし後日、仕事柄座ったままの時間が長く、運動不足の彰斗は、まさかのぎっくり腰に。どうしようもなくなった彰斗は、道久に助けを求めます。
そしてかいがいしく世話をされ、鎮痛剤といって座薬までいれられてしまい、高慢なお姫様は不様な姿をさらすことになってしまうのですが、つい感じてしまったりします(笑)。
彰斗は女王様なんです。
高慢で我が儘。そして素直じゃないし意地っ張りで意地悪。
しかし、気のいいワンコをいいように使いながら、最初は優位にたって主導権を握っているつもりが、だんだんとほだされ惹かれていく。それでも、とことん素直じゃない女王様は、「ありがとう」のひとつも言えず臍をかむ。
道久の踊ってる姿が見たくなって、突然、腰痛をおして杖を突きながら舞台を見にいって、我を忘れて夢中になってしまう。感動のあまり、恋心までしっかり自覚するのに、それでも優しい言葉のひとつもかけられない。
最初は高慢で高飛車な嫌なタイプなんですけど、だんだんお話が進んでいくと、そのへんの心の揺れや、行動がなんだかすごく可愛く思えました。
道久は、20歳ということで元気いっぱいに若々しく、ダンサーらしく美しい身体を持ち、世話好きで優しいし、彰斗に冷たくされれば大きな肩を落し、優しくされれば満面の笑みでしっぽをふりまくる、王道の年下ワンコです。漢字が書けなかったり、慣れてない様子があったりと、年上からみたらまだまだ…と叱責のひとつもしたくなるようなところもありますが、実はすごく料理上手の介護上手で、有名なダンサーというわけではないけれど、舞台で認められたりインストラクターを務めたり、自分の夢をもってイキイキと仕事をする、とてもいい男でもあるわけです。
仕事への情熱を持つ道久に、やはり仕事に対してはしっかり頑張っている彰斗は、励まされたり、発奮させられたりもします。
最初は「小僧」と見下していた男に少しずつ惹かれていくのには、性格だけじゃなくてそんなところも書かれているんですね。
お話中ほとんどを杖にすがって歩いている彰斗ですが、高慢な男の杖姿というのも嗜虐的でちょっと面白いですね(笑)
そのせいかどうか、表紙のエロさほど、中身はエロくないです。
最初のお伺いをたてながらの慣れない道久のHはなんだか可愛いし、彰斗は挿入未経験なのでそこまでしないし、座薬シーンでも彰斗は未知の快感にびっくりしてて、道久は欲望抑え気味ですし・・・なんてったってぎっくり腰ですしね。
ちゃんとした最後までのHはラスト1回のみ。
表紙と相まって、タイトルからもちょっと色っぽい想像をさせられるのですが、ちょっと笑ってしまうところもある面白いお話でしたよ。
ワンコ×ツンデレ好きは楽しめると思います。
それにしても、この本、オビついてないんですよ。
私、リアル本屋で買ったんです。
近所で見かけたので、捨て鉢で(笑)エイヤっと。
息子の「ドラゴンボール」と一緒にレジに出しましたが、なんの慰めにもなりませんよね。
度胸試しか何かなのか?
オビはつけといて下さい。
お願い。
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