日常はつまらないことばかりで、何もかも億劫だ…。
橘グループの御曹司・雄太は、その恵まれた環境に甘え、毎日を好き放題に遊び周っていた。
そんな雄太を連れ戻しに来るのが父の秘書・古家孝彰。雄太は、冷たくいつも取り澄ましているこの男が大嫌いだった。二人は従兄弟だったが、孝彰が同性愛者だと知った時から、雄太は孝彰を避けるようになった。
そんなある日、同じような、家が金持ちの連中と粗悪な遊びを行い、雄太はついに最悪な事件を起こしてしまう。追いつめられた雄太を救えるのは結局孝彰だけだった。
だが孝彰は事件を隠蔽する代わりに雄太にとって最も屈辱的な要求をしてくる…。
橘グループの御曹司・雄太は、その恵まれた環境に甘え、毎日を好き放題に遊び周っていた。
そんな雄太を連れ戻しに来るのが父の秘書・古家孝彰。雄太は、冷たくいつも取り澄ましているこの男が大嫌いだった。二人は従兄弟だったが、孝彰が同性愛者だと知った時から、雄太は孝彰を避けるようになった。
そんなある日、同じような、家が金持ちの連中と粗悪な遊びを行い、雄太はついに最悪な事件を起こしてしまう。追いつめられた雄太を救えるのは結局孝彰だけだった。
だが孝彰は事件を隠蔽する代わりに雄太にとって最も屈辱的な要求をしてくる…。
古家孝彰(ふるやたかあき)×橘雄太(たちばなゆうた)
孝彰が30くらい、雄太は23くらいだと思います。
すごい表紙ですね。
でも中身は思ったほどでもなかったです(笑)。
橘グループの御曹司・雄太は、恵まれ甘やかされた環境で育ち、大学を卒業後父の会社に入ったものの碌な仕事もせずに同じような仲間とフラフラと遊び歩いている、ろくでもない放蕩息子です。
遊び歩いているだけではなく、雄太はクスリにも手を出しています。
似たような境遇の仲間たちとハメを外し遊び狂っている時、いつも雄太を連れ戻しにやってくるのが、父の秘書の孝彰でした。
雄太と孝彰とはいとこ同士です。幼い頃は雄太は孝彰を本当の兄のように慕っていましたが、本家の雄太に対して分家出の孝彰は常に一線を引き、丁寧な態度でしか接してくれませんでした。
それでも雄太は孝彰ともっと親しくなりたいと思っていたのですが、あるパーティーの日、孝彰が男とキスしているのを目撃してしまい、孝彰の性癖を知ってからは、孝彰を忌み嫌うようになり、面と向かって蔑んできました。
そんなある日、別荘で仲間たちとタチの悪い遊びをしていた雄太は、クスリの幻覚のせいで、最悪な事件を起こしてしまいます。目が覚めたときは友人たちは皆倒れ、自分は血まみれ。そばには全裸の、やはり血だらけの男が横たわっていて、雄太は「自分が刺した」と愕然とします。
慌てた雄太が必死で助けを求めるために頼ったのは、嫌っていた孝彰でした。孝彰はクスリで気を失った雄太の友人たちを密かに医者に任せ、自分は全裸で血だらけの男をラグマットで包み、後始末をして事件を隠蔽します。
そして「死体遺棄」という罪に手を貸した自分のために、雄太にそれなりの代償を払ってもらいたいと言います。
代償、それは雄太の身体でした。
ずっと雄太に丁寧な態度を崩さなかった孝彰の態度は豹変し、主従関係が逆転することになります。同性愛をあからさまに嫌悪し罵倒し蔑んできた雄太は、孝彰によって男を受け入れる身体にされていきます。
孝彰の「S」っぷりもお見事(しかもメガネ)、プライドも人間性もズタズタにされて服従を強いられる雄太、ハードで大変SMチック。
と、このあたりまでは「あらま、いったいどうしましょう?!」とドキドキする展開です。このままドロドロ行ったらハード過ぎてついていけないかも、とちょっと思ってしまいました。
でもこのあと孝彰が雄太をグループのホテルに「修行」に放り込むあたりから、ちょっと雰囲気が変わった感じ。
孝彰と雄太のHシーンは、雄太にとってかなり屈辱的で、恥辱的で、エロくて濃いですけど、中盤からは雄太の「更生物語」と言った様相です。
働いたこともなく、人に頭を下げたり命令されたりなんぞ一度もしたことのない高慢で生意気な雄太が、ホテルの下働きをさせられ、最初は反抗的でやる気のなかったものが、だんだんと仕事の面白さに目覚めていく。
孝彰への気持ちも、何故孝彰の性癖を知って嫌悪したのか本当の理由に気づきます。同性愛を嫌ったのではなく、他の男とキスしていたことが許せなかった、嫉妬だったのだと。
後半からラストにかけては…なんだか最初と違って甘くなったような。
人を殺したという事実に罪悪感をあまり感じているように思えなかったのはちょっと気になったかな。心配してるのは自分や橘グループの身。殺した相手の命の重さとかはあまり気にしていないように思えた。
「殺人」については大きなネタが隠されているので、未読でしたら心配しなくて大丈夫です。
ラストも私の知ってる夜光花さんの中では、一番明るくハッピーな気がします。
ハードでドロドロした雰囲気、濃~いエロ、ラストでは甘くラブラブ、となかなか楽しめました。
ラストの髭オヤジのイラストがとっても素敵で、一見ほのぼのしてますが、オヤジが手に抱いている可愛い~動物を見て、ちょっとゾッとしました。この可愛いのにあんなことしたのか…と思うと、ほのぼの萌えていられませんでした(笑)
孝彰が30くらい、雄太は23くらいだと思います。
すごい表紙ですね。
でも中身は思ったほどでもなかったです(笑)。
橘グループの御曹司・雄太は、恵まれ甘やかされた環境で育ち、大学を卒業後父の会社に入ったものの碌な仕事もせずに同じような仲間とフラフラと遊び歩いている、ろくでもない放蕩息子です。
遊び歩いているだけではなく、雄太はクスリにも手を出しています。
似たような境遇の仲間たちとハメを外し遊び狂っている時、いつも雄太を連れ戻しにやってくるのが、父の秘書の孝彰でした。
雄太と孝彰とはいとこ同士です。幼い頃は雄太は孝彰を本当の兄のように慕っていましたが、本家の雄太に対して分家出の孝彰は常に一線を引き、丁寧な態度でしか接してくれませんでした。
それでも雄太は孝彰ともっと親しくなりたいと思っていたのですが、あるパーティーの日、孝彰が男とキスしているのを目撃してしまい、孝彰の性癖を知ってからは、孝彰を忌み嫌うようになり、面と向かって蔑んできました。
そんなある日、別荘で仲間たちとタチの悪い遊びをしていた雄太は、クスリの幻覚のせいで、最悪な事件を起こしてしまいます。目が覚めたときは友人たちは皆倒れ、自分は血まみれ。そばには全裸の、やはり血だらけの男が横たわっていて、雄太は「自分が刺した」と愕然とします。
慌てた雄太が必死で助けを求めるために頼ったのは、嫌っていた孝彰でした。孝彰はクスリで気を失った雄太の友人たちを密かに医者に任せ、自分は全裸で血だらけの男をラグマットで包み、後始末をして事件を隠蔽します。
そして「死体遺棄」という罪に手を貸した自分のために、雄太にそれなりの代償を払ってもらいたいと言います。
代償、それは雄太の身体でした。
ずっと雄太に丁寧な態度を崩さなかった孝彰の態度は豹変し、主従関係が逆転することになります。同性愛をあからさまに嫌悪し罵倒し蔑んできた雄太は、孝彰によって男を受け入れる身体にされていきます。
孝彰の「S」っぷりもお見事(しかもメガネ)、プライドも人間性もズタズタにされて服従を強いられる雄太、ハードで大変SMチック。
と、このあたりまでは「あらま、いったいどうしましょう?!」とドキドキする展開です。このままドロドロ行ったらハード過ぎてついていけないかも、とちょっと思ってしまいました。
でもこのあと孝彰が雄太をグループのホテルに「修行」に放り込むあたりから、ちょっと雰囲気が変わった感じ。
孝彰と雄太のHシーンは、雄太にとってかなり屈辱的で、恥辱的で、エロくて濃いですけど、中盤からは雄太の「更生物語」と言った様相です。
働いたこともなく、人に頭を下げたり命令されたりなんぞ一度もしたことのない高慢で生意気な雄太が、ホテルの下働きをさせられ、最初は反抗的でやる気のなかったものが、だんだんと仕事の面白さに目覚めていく。
孝彰への気持ちも、何故孝彰の性癖を知って嫌悪したのか本当の理由に気づきます。同性愛を嫌ったのではなく、他の男とキスしていたことが許せなかった、嫉妬だったのだと。
後半からラストにかけては…なんだか最初と違って甘くなったような。
人を殺したという事実に罪悪感をあまり感じているように思えなかったのはちょっと気になったかな。心配してるのは自分や橘グループの身。殺した相手の命の重さとかはあまり気にしていないように思えた。
「殺人」については大きなネタが隠されているので、未読でしたら心配しなくて大丈夫です。
ラストも私の知ってる夜光花さんの中では、一番明るくハッピーな気がします。
ハードでドロドロした雰囲気、濃~いエロ、ラストでは甘くラブラブ、となかなか楽しめました。
ラストの髭オヤジのイラストがとっても素敵で、一見ほのぼのしてますが、オヤジが手に抱いている可愛い~動物を見て、ちょっとゾッとしました。この可愛いのにあんなことしたのか…と思うと、ほのぼの萌えていられませんでした(笑)
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