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我儘なリアリスト
高岡 ミズミ著 / 蓮川愛イラスト
幻冬舎コミックス
ルチル文庫(2006.7)


芦屋三兄弟の末っ子・朋春は高校生。憧れのカメラマン志木正芳のもとに通う朋春は、志木の友人市ヶ谷から忠告を受けたにもかかわらず、寂しそうな志木を思わず抱いてしまう。しかし、志木は市ヶ谷とも関係が…。
そのうえ志木は朋春に、市ヶ谷に抱かれろと命ずる。志木を愛しているがゆえ従おうとする朋春に、怒る志木だったが…!?
芦屋朋春(あしやともはる・17歳)×志木正芳(しきまさよし・32歳)

芦屋三兄弟シリーズの完結編。末っ子の朋春です。
なんと15歳年下攻め。「受け」じゃなかったんですね(笑)
「芦屋攻兄弟」(笑)

カメラマンを目指す高校生の朋春は、憧れのカメラマン・志木を慕い、志木の元へ足しげく通っています。しかし初めて志木のマンションに行った日、偶然訪ねてきた志木の友人・市ヶ谷(いちがや)に、「志木に深入りするな」と言われます。
どういう意味なのかわからず反発する朋春ですが、再び訪れた志木の部屋で、志木に誘惑され、朋春は抗えずに志木を抱いてしまいます。
志木への想いに気づき有頂天になる朋春ですが、なぜか志木は手の平を返したように冷淡な態度をとるようになります。

前二作とも読んでいましたので、一応こちらも読んではみたんですが…。
朋春の熱さとか真っ直ぐさ、いい意味の押しの強さは、なかなか良かったです。曲がらずに育った若者という感じが好きですね。
けれど志木の方が、あまりに曲がりくねり過ぎで、残念ながらいまいち理解できませんでした。

志木は要は、心に傷を持つ年上美人というやつなんですが、「同情」は欲しいけど、それ以外の感情はいらないというんですね。「同情」はわかりやすく、同情してもらえる間は優しくしてもらえるから。それ以外のものは邪魔だと言うんですけど、この辺からしてもうわからない(笑)
一生懸命志木に訴える朋春に、じゃあ市ヶ谷に抱かれてみろ、というのも根拠がわからないんです。実は次兄の冬海もわかりにくかったんですが、志木に関しては全くわかりませんでした。
こうなってしまった原因は、実の兄と、その後恋人に裏切られたことにあるんですけど、それだけではちょっと弱いような気もしました。
32歳といういい年の男が15歳も年下の高校生に取る態度じゃないと思いますね。

志木の友人・市ヶ谷がなかなかいい感じでした。
当て馬…というほどの位置でもない、ちょっと中途半端な扱いだったように思いますけど、市ヶ谷×朋春で、当初の予告通り朋春の「意地っ張り受け」の方が萌えたかも~と思ったりします。

芦屋家はこれで断絶してしまいましたが(笑)、一番好きだったのは長兄のお話でした。
安心して読めた。次兄の時も朋春のときも、愁時(しゅうじ)が出てくるとホッとしました。
朋春編は、私的には志木がちょっと…だったので残念でした。
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