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愛戯(ゲーム)
あさひ 木葉著 / 桃山 恵〔画〕
リーフノベルズ (2006.6)


昔の男に迫られていたところを、憧れの上司・古畑に助けられた金融庁官僚の春川は、それをネタに今度は古畑から肉体関係を強いられてしまう。
必死で隠していた性癖を暴かれ、激しい快楽と時折見せる優しさに翻弄されながら、快楽の底へと堕ちていく春川。
だがある日、過去の淫らな写真をばら撒かれたくなければホテルに来いと昔の男に呼び出され…。
古畑貢(ふるはたみつぐ)×春川達貴(はるかわたつき)
古畑は30代半ば、達貴は30前くらいかな?


のっけから濃い口淫シーン。
金融庁のキャリア官僚である達貴は、ある日、待ち伏せていた5年前に別れた男に再会し、迫られているところを、尊敬し憧れていた上司の古畑に見られてしまいます。
その場は助けられたものの、古畑の後をついて庁舎に戻れば、関係を聞かれたあげく現在の恋人の有無というプライベートまで探られ、侮辱されて、口論に。
そして、その場で無理矢理抱かれてしまい、その後も関係を強要されるようになります。

ホントにまあ、エロが濃かったですね。
達貴は、男を相手にするというだけでなく、苛められて感じてしまう、いわゆるMという性癖を持っています。初めて古畑に抱かれたとき、あっけなくそれを見破られてしまい、その後のHシーンは、苛める苛める…(笑)
いつもお世話になっているブログの管理人様が、達貴を「ペン立て」と評していらっしゃいましたが、ホントに「ペン立て」状態なので、笑ってしまいました(笑うところじゃない)。

実は私はこの手のHってちょっと苦手だったりします。
だからそうと知ったときはビビッてしまったんですが、これはそんなに嫌な感じはしませんでした。
古畑がね、優しいんですよね。
達貴にひどいことをしていても、思いやりや愛情が滲み出ていましたから。ただ鬼畜に振舞うだけの攻だったら引いてしまったかもしれないですが、この古畑の甘さが私には救いとなりました(笑)。

苛められると感じてしまうという達貴も、言葉や心では抵抗するんですが、古畑にひどくされればされるほど、だんだんと理性が薄れていって最後には堕ちてしまう、そしてまた冷淡に強がって、また堕とされて…とだんだん陥落していくわけですが、そういう堕ち方が、ちょっといいなぁと思いました。
抵抗して抵抗して堕ちていく…っていうのが、なんか淫靡でよかったですね。
それでも古畑に負けまいと気丈に言い返す普段の達貴もいいし、ひとたび触れられると、そこからグズグズになっていくのが色っぽかったです。普段とのギャップに古畑が夢中になっちゃうのもわかる気がします。
そして身体だけでなく心も古畑に惹かれていって、それにも納得できる理由がきちんとあって、ただ快楽に流されただけでないというのもいいと思いました。「こんなことされてなんで好きやねん?」と思っちゃったら受け付けられないし。
そうなる気持ちがちゃんとわかるところも、良かったです。

達貴がMなら、古畑の役割はSということになるんだろうけど、甘さが漂っているので、私でも大丈夫。
思ってたより面白く読めてしまいました。
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