イラスト/長門サイチ
連邦犯罪捜査局に勤務するシーナは、野性的で精悍な捜査官。
頻発する異星人犯罪を取り締まるのが仕事だ。
そこへ視察に訪れた高等判事秘書官・フェリシアの護衛の任務を命じられる。
フェリシアは怜悧な美貌の超エリート。辛辣で無愛想な態度にはうんざりだが、命令には逆らえない。
ところがシーナはフェリシアになぜか熱く誘惑されて…!?
頻発する異星人犯罪を取り締まるのが仕事だ。
そこへ視察に訪れた高等判事秘書官・フェリシアの護衛の任務を命じられる。
フェリシアは怜悧な美貌の超エリート。辛辣で無愛想な態度にはうんざりだが、命令には逆らえない。
ところがシーナはフェリシアになぜか熱く誘惑されて…!?
シーナ/椎名千秋(しいなちあき・28歳)×フェリシア・ラム(数百歳?)
近未来物でちょっとSFチックな感じです。
外宇宙時代が始まってすでに百年。
空には宇宙船が飛び交いTVにはエイリアンタレントが顔を出すだけでなく、街行く人の中にも明らかに異星人が混じっているのが当たり前の時代。
相互移住も進むにつれて異星人による犯罪も多発するようになり、連邦犯罪捜査局の「コード9」と呼ばれる対エイリアン特別対策セクションにいるのがシーナです。
あまり希望者のいないその部署は、いわば愚連隊のようなもの。
シーナの相棒は犬型エイリアンのランディで、見た目は黒い犬。これが原型ですが姿かたちを変えることもできる。
そこへある日、高等判事が視察にやってきます。
そしてシーナは判事の秘書官であるフェリシアの警護を命じられる。
その高慢さにうんざりさせられながら、フェリシアと共に街に出るシーナとランディ。
しかし異星人街に来たところで突然エイリアンの集団に襲われます。戦闘となり何とか逃げることができますが、エイリアンたちは訳もなく襲ってきたのではないらしい。
エイリアンの言った「種をよこせ」という言葉に不審を抱くシーナ。
「種」とはいったいなんなのか。
平均でも7~800歳は生きるという異星人・シェルフィード人の言わば遺伝子のようなものの情報のことなんですが、それを研究することによって不老不死を手にしようとする輩にシーナたちは狙われます。
「種」を巡ってのフェリシアとシーナの関係がちょっと面白いです。
それが二人を繋ぐものなんですね。
フェリシアはシェルフィード人ですが、実は敵が狙っている「種」はシーナが持っている。
25年前二人は出会い、窮地に陥ったフェリシアは当時三歳のシーナにそれを預けていました。シーナはもちろん自分がそんなものを預けられていることは知りません。
「視察」の名目で実はフェリシアはシーナからそれを回収しにきていたんですね。
そして回収の方法が・・・生きたまま解剖するか、セックス(笑)。
試みるものの(生きたまま解剖じゃないですよ、もちろん。笑)結局この本では回収に至りません。
しかしその行為は二人の間に何かを生み出し始めています。
シリーズになるそうで、二人の関係に関してはまだこれからというところですね。
設定がしっかりしているので面白いです。
まだ説明的な部分が多く、二人も恋愛には至っていないのでこれだけではやはり物足りないですね。
SF、ファンタジー的ではありますが読みやすいですし、次回に興味も繋ぎます。シーナもフェリシアも魅力的ですし、犬型異星人のランディがとてもいいツッコミをかまして味を出し、シーナと凄くいいコンビですね。ランディの変身も見てみたい。
シーナは人間なので寿命は限られていますから、フェリシアとどうなるのかその辺も興味あります。
シーナの身体に取り込まれたままの「種」が影響及ぼしたりするのかな。
次回も気になります。
近未来物でちょっとSFチックな感じです。
外宇宙時代が始まってすでに百年。
空には宇宙船が飛び交いTVにはエイリアンタレントが顔を出すだけでなく、街行く人の中にも明らかに異星人が混じっているのが当たり前の時代。
相互移住も進むにつれて異星人による犯罪も多発するようになり、連邦犯罪捜査局の「コード9」と呼ばれる対エイリアン特別対策セクションにいるのがシーナです。
あまり希望者のいないその部署は、いわば愚連隊のようなもの。
シーナの相棒は犬型エイリアンのランディで、見た目は黒い犬。これが原型ですが姿かたちを変えることもできる。
そこへある日、高等判事が視察にやってきます。
そしてシーナは判事の秘書官であるフェリシアの警護を命じられる。
その高慢さにうんざりさせられながら、フェリシアと共に街に出るシーナとランディ。
しかし異星人街に来たところで突然エイリアンの集団に襲われます。戦闘となり何とか逃げることができますが、エイリアンたちは訳もなく襲ってきたのではないらしい。
エイリアンの言った「種をよこせ」という言葉に不審を抱くシーナ。
「種」とはいったいなんなのか。
平均でも7~800歳は生きるという異星人・シェルフィード人の言わば遺伝子のようなものの情報のことなんですが、それを研究することによって不老不死を手にしようとする輩にシーナたちは狙われます。
「種」を巡ってのフェリシアとシーナの関係がちょっと面白いです。
それが二人を繋ぐものなんですね。
フェリシアはシェルフィード人ですが、実は敵が狙っている「種」はシーナが持っている。
25年前二人は出会い、窮地に陥ったフェリシアは当時三歳のシーナにそれを預けていました。シーナはもちろん自分がそんなものを預けられていることは知りません。
「視察」の名目で実はフェリシアはシーナからそれを回収しにきていたんですね。
そして回収の方法が・・・生きたまま解剖するか、セックス(笑)。
試みるものの(生きたまま解剖じゃないですよ、もちろん。笑)結局この本では回収に至りません。
しかしその行為は二人の間に何かを生み出し始めています。
シリーズになるそうで、二人の関係に関してはまだこれからというところですね。
設定がしっかりしているので面白いです。
まだ説明的な部分が多く、二人も恋愛には至っていないのでこれだけではやはり物足りないですね。
SF、ファンタジー的ではありますが読みやすいですし、次回に興味も繋ぎます。シーナもフェリシアも魅力的ですし、犬型異星人のランディがとてもいいツッコミをかまして味を出し、シーナと凄くいいコンビですね。ランディの変身も見てみたい。
シーナは人間なので寿命は限られていますから、フェリシアとどうなるのかその辺も興味あります。
シーナの身体に取り込まれたままの「種」が影響及ぼしたりするのかな。
次回も気になります。
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