「あんたの説教聞くのもかったりいし、手っ取り早く身体で話し合おうぜ」
生真面目な数学教師・立花と「学園始まって以来の逸材」神宮寺。立花は不登校中の神宮寺を家庭訪問するが、餓えた獣のような彼に押し倒され、必死の抵抗もむなしく抱かれてしまう。
しかも野性味を帯びた美貌を持つ、孤高で気まぐれな生徒には更に大きな秘密があり・・・!?
生真面目な数学教師・立花と「学園始まって以来の逸材」神宮寺。立花は不登校中の神宮寺を家庭訪問するが、餓えた獣のような彼に押し倒され、必死の抵抗もむなしく抱かれてしまう。
しかも野性味を帯びた美貌を持つ、孤高で気まぐれな生徒には更に大きな秘密があり・・・!?
神宮寺峻生(じんぐうじたかお・16歳)×立花侑希(たちばなゆうき・24歳)
生徒×教師ですが、“人外”モノです。
神宮寺は『人狼』なんですよね。
実はただの「教え子×教師の年下攻め」だと思っていたので、読み始めて「ありゃ」と思いました。嫌いではないのでいいんですけど、そういうお話だとは思わなかったのでちょっとビックリしました。
ずっと休んでいる生徒の家を家庭訪問してみたら、女とイたしている最中だった。あげくの果てに「いい匂いがする」と言われて押し倒されて、無理矢理抱かれてしまって。
それ以来立花は神宮寺につきまとわれ、学校でも襲われてしまいます。
耐えられなくなった立花は学校を休みますが、神宮寺は家にまで訪ねてきて立花を抱こうとします。追いつめられた立花はキッチンにあったナイフを持ち出してしまい、取り返そうとした神宮寺と揉みあいになって、誤って彼を刺してしまいます。
そして呆然とする立花の目の前で、神宮寺は大きな灰色の狼に変身します。
人狼の血を引く神宮寺家の秘密を聴いた立花はもちろん半信半疑ですが、彼を刺して怪我をさせてしまった手前、「慰謝料代わり」にsexを要求されて、罪悪感で拒めなくなってしまいます。
神宮寺は、立花の家にいつくようになり、抱き合って多くの時間を過ごすうちに、二人の気持ちが通じ合っていきます。
タイトルに「発情」とあるように、狼・神宮寺は「繁殖期」で「発情期」そのまんまなんですよね。学校を休んでいたのも、そっちの方の欲求が忙しすぎたせい。
狼は恒久的に一夫一婦で、同じ相手と一生を共にするという生態をいかした、二人が「つがい」になるまでのストーリーです。狼攻めが、自分の「つがい」立花にみっちり執着するあたりが萌えポイントでしょうか。コレと決めたら一生に一人(一匹)だけ、ってところが何だかいいじゃないですか。
発情期の狼に執着されて、どんどん憔悴していく立花は、なんだかエライことに巻き込まれちゃって、可哀相やら、なぜか妙に可笑しいやらなんですが、神宮寺が立花に性欲だけじゃなくて「感情」を抱き始めてからは、しょっちゅう身体をくっつけていたがったり、キス魔だったりして、甘えん坊の狼のオスを連想させ微笑ましかったです。
神宮寺が立花を「自分のつがいである」と認識してからは、「一途な愛」がヒシヒシ迫ります。
が、なんとな~く、どうしてなのかわからないんですけど、どっかギャグの香りを嗅ぎ取ってしまい、笑いが出そうに。尋常でない発情期の性欲の相手をさせられてる立花がヘロヘロなのがおかしかったのか、発情期の狼自体がおかしかったのか…。
いや、コメディでは決してないと思いますよ、はい。
夫婦となった二人ですが、ラストで大真面目に立花が子供を産むと思ってる神宮寺には、これまた真面目に受け取っていいやら、やっぱりギャグだったと受け取るべきやら、迷いましたね。
こういうお話なので、ホントに産むかもね。
この人狼一家には、まだカップルがいますね?もしかして。
続編とか出たりするかもしれません。
あれ、でもそうすると血が途絶えてしまいますね。人狼は男も妊娠させる能力があったりするのか?
生徒×教師ですが、“人外”モノです。
神宮寺は『人狼』なんですよね。
実はただの「教え子×教師の年下攻め」だと思っていたので、読み始めて「ありゃ」と思いました。嫌いではないのでいいんですけど、そういうお話だとは思わなかったのでちょっとビックリしました。
ずっと休んでいる生徒の家を家庭訪問してみたら、女とイたしている最中だった。あげくの果てに「いい匂いがする」と言われて押し倒されて、無理矢理抱かれてしまって。
それ以来立花は神宮寺につきまとわれ、学校でも襲われてしまいます。
耐えられなくなった立花は学校を休みますが、神宮寺は家にまで訪ねてきて立花を抱こうとします。追いつめられた立花はキッチンにあったナイフを持ち出してしまい、取り返そうとした神宮寺と揉みあいになって、誤って彼を刺してしまいます。
そして呆然とする立花の目の前で、神宮寺は大きな灰色の狼に変身します。
人狼の血を引く神宮寺家の秘密を聴いた立花はもちろん半信半疑ですが、彼を刺して怪我をさせてしまった手前、「慰謝料代わり」にsexを要求されて、罪悪感で拒めなくなってしまいます。
神宮寺は、立花の家にいつくようになり、抱き合って多くの時間を過ごすうちに、二人の気持ちが通じ合っていきます。
タイトルに「発情」とあるように、狼・神宮寺は「繁殖期」で「発情期」そのまんまなんですよね。学校を休んでいたのも、そっちの方の欲求が忙しすぎたせい。
狼は恒久的に一夫一婦で、同じ相手と一生を共にするという生態をいかした、二人が「つがい」になるまでのストーリーです。狼攻めが、自分の「つがい」立花にみっちり執着するあたりが萌えポイントでしょうか。コレと決めたら一生に一人(一匹)だけ、ってところが何だかいいじゃないですか。
発情期の狼に執着されて、どんどん憔悴していく立花は、なんだかエライことに巻き込まれちゃって、可哀相やら、なぜか妙に可笑しいやらなんですが、神宮寺が立花に性欲だけじゃなくて「感情」を抱き始めてからは、しょっちゅう身体をくっつけていたがったり、キス魔だったりして、甘えん坊の狼のオスを連想させ微笑ましかったです。
神宮寺が立花を「自分のつがいである」と認識してからは、「一途な愛」がヒシヒシ迫ります。
が、なんとな~く、どうしてなのかわからないんですけど、どっかギャグの香りを嗅ぎ取ってしまい、笑いが出そうに。尋常でない発情期の性欲の相手をさせられてる立花がヘロヘロなのがおかしかったのか、発情期の狼自体がおかしかったのか…。
いや、コメディでは決してないと思いますよ、はい。
夫婦となった二人ですが、ラストで大真面目に立花が子供を産むと思ってる神宮寺には、これまた真面目に受け取っていいやら、やっぱりギャグだったと受け取るべきやら、迷いましたね。
こういうお話なので、ホントに産むかもね。
この人狼一家には、まだカップルがいますね?もしかして。
続編とか出たりするかもしれません。
あれ、でもそうすると血が途絶えてしまいますね。人狼は男も妊娠させる能力があったりするのか?
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