FC2ブログ
BL読書感想日記※※※ 詳しくはカテゴリーの「このブログについて」をご覧下さい。

2021/04123456789101112131415161718192021222324252627282930312021/06

イラスト/甲田イリヤ(アイノベルズ)

やり手の新任副社長・周防の秘書に任命された稲葉は、ところ構わず口説いてくる周防に呆れながらも、次第に彼に惹かれていく。
ある日、取引先のパーティーに出席した稲葉は、男に媚薬を盛られ、ホテルの一室に連れ込まれそうになる。間一髪で周防に助けられたものの、身体の疼きは治まらず彼と身体を重ねてしまった。
しかし何故か周防は次の日から急に稲葉を避けるようになって…。
---------------------------------------

周防和史(すおうかずし・30歳)×稲葉冬也(いなばとうや・23歳)

冬也の勤める外資系のMKコーポレーションジャパンは、病気がちな社長に代わる次期社長の椅子争いで派閥ができています。冬也は世話になった杉田(すぎた)専務を推していましたが、突如アメリカから帰国し副社長となった周防の秘書に任命されてしまいます。仕事が出来ると噂の周防でしたが、冬也は杉田専務から、周防は女にも男にも手を出す節操なしだという醜聞とともに、彼の様子をそれとなく探って欲しいと頼まれます。

周防への偏見を抱いたまま彼の秘書となる冬也ですが、周防は仕事の第一日めから冬也を口説き始めます。実はそれ以前に二人は出会っており、周防はお約束どおり冬也にひと目ぼれしているという展開。しかし、杉田専務から吹き込まれた噂のせいで、冬也は「やっぱり聞いたとおりだ」と思ってしまうんですね。

不遜な副社長と意地っ張りな秘書は、そんなに目新しさは感じません。
次期社長の座を狙って杉田が悪事を働いているだろうことも予測できますし、実は杉田の行状は本社にすでにバレていて周防がそれを暴きにやってきたというのも定番な気がします。

始めは尊敬する杉田のいうことを真に受けている冬也はやがて周防の本当の顔を知り惹かれていきます。ところが再び杉田から、周防が情報漏えいをしていると囁かれ、証拠を探すために周防の机や部屋を探り、結果的に周防を裏切ってしまうんですね。冬也が杉田寄りだということは周防には初めからわかっていて、それでも自分を信じてくれることを望んでいたわけですが、冬也のそんな態度が周防を怒らせてしまいます。

ここから誤解の日々が切なく続くのかと思っていたらそうでもなかったですね。杉田が周防を罠に落そうとしていることを知り、冬也は自分が身代わりとなって周防を助けることを決意するので、そうして罪を被ったあとに周防の助けがバーンと入ったりするのかな?とか期待してたんですが(^^ゞ

総じてそんなにハラハラさせられることなく、安心して読める展開となっていましたね。読みやすかったです。
あともうひとひねりあったらもっと良かったかな、とも思いますが。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://0hz.blog112.fc2.com/tb.php/428-fc3712d3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック