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ベリアルの誘惑
ふゆの 仁子著 / 高階佑イラスト
徳間書店
キャラ文庫(2007.4)


クールな美貌で遊び相手には事欠かない弁護士の里美。ある晩、行きずりの男・安岐と関係を持つ。
「痛がる表情も、俺を煽るためなんだろう?」鍛えた身体をスーツに包んだ安岐は、今までの誰よりセックスが上手い。遊びのはずが、快楽に囚われたのは里美だった…。ところが、実は彼は、里美と敵対する特捜部の検事だったのだ。
安岐義範(あきよしのり)×里美皓(さとみこう)
検事×弁護士
年齢は書いてありませんでした。


「君が店に入ってきた瞬間、ベリアルがこの地に舞い降りたのかと思った」
初めて会った晩、攻めが受けに言ったセリフです。
ベリアルとは、ルシファーに次ぐ堕天使の地獄の大王で、姿は美しく気品高く優雅な物腰だが、その魂は誰よりも穢れていて、透き通るような声で語りかけ、呼吸をするように嘘をつき人々を悪の道に引き摺りこむ…んだそうです。
続いて「その眼鏡の奥の瞳は、すべての未来を映し出す、高貴な水晶のようにも思える」「君がもし俺に遣わされたベリアルだというのなら、俺は君が吐くすべての嘘に騙され、誘惑され、堕落への道を突き進もうじゃないか」とくるんですが、萌えですねぇ~…ってどこが!(笑)

マジで言ってますか。
私だったらお願いですから許し下さいと退却したいところですけど、「ベリアル」というバーでそんなシャレた(…)セリフがキてしまった里美は、男と一夜限りの関係を持ってしまいます。
遊びのつもりが翻弄され惹きつけられてしまう里美ですが、目覚めた時男の姿は消えていました。
男の姿や情事が忘れられない里美ですが、そんな悶々とした記憶も収まりかけた二週間後、突然男から「会いたい」というメールが届きます。

その男・安岐義範と再会した里美は、相手も自分と同じ気持だと知り喜びますが、実は義範が自分に近づいたのには、仕事に関係したある理由があったからだというのがわかり、里美はショックを受けます。

里美は母子家庭に育ち、実父とはたった一度会い、父から子へと伝えられてきた腕時計を渡されたことがあるだけでした。
数年後、父がインサイダー取引疑惑で逮捕され、のちに自殺するというスキャンダルが起こります。たった一度会っただけでも、その時の穏やかで優しそうな印象と犯罪は結びつかず、里美は父の死の理由を知りたくて、法曹界に入りました。
里美と父が会ったとき父と一緒にいた矢崎(やざき)という弁護士のいる事務所で働き、真相に近づく道を探そうとしていたんですが、父の起こしたという事件には、大物の代議士も関わっていて、その根源はまだ残っており、特捜部の義範が、事件の調査に乗り出してきます。
そして、里美に協力を頼むとともに、仕事とは別に、里見に真剣に惹かれていると告白してきます。


これも高階さんイラスト目当てで買いました。
冒頭から、芝居がかった臭いセリフに仰け反ってしまい、どうなることかと不安を感じました。ふゆのさんのこういうところがどうも最近苦手でして。
でもまあ、恋愛に事件がらみ…と珍しくはないけれど面白そうな展開ではありましたので、とりあえずついて行きましたが、これ、結論から言うと終わってないです。
いや、先を想像させて、もしかして終わってるのかも知れません。
「これから敵を追いつめていくんだぞ」みたいな、期待感を持たせてENDというのも有り得なくはないですから。
でもなんか中途半端は否めませんよね。
「二人の関係も、活躍も、これからなんでしょう」ってひとごとみたいに言われても…(笑)
続編ありとは書いてないので、また「リクエスト待ち」ってやつなのかなぁ?
まあ、いいです、高階さんのイラストが美麗でございました…ということで終わりにしておきます(^^ゞ
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