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真昼の月 2
真昼の月 2
posted with 簡単リンクくん at 2005.11.24
いおか いつき著
雄飛 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。
イラスト/海老原由里(アイノベルス)

同僚の裏切りにあい刑事を辞めた秀一はある事件をきっかけにヤクザの若頭・辰巳の情人となった。
新に調査事務所を始めた秀一だったが、秀一のビルにヤクザに追われる中国人が飛び込んできた上、辰巳の組が麻薬の売人を追っているという情報が入ってくる。
そして突然の家宅捜索、辰巳の組の内部分裂。それらはバラバラに起きた出来事のように見えたが…。仕掛けられる罠に二人は!?
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辰巳剛士(たつみたけし・27歳)×神崎秀一(かんざきしゅういち・30歳)
ヤクザと元刑事。
「真昼の月」の続編です。

前作のラストで辰巳の差し金でなかば勝手に「調査事務所」の看板を上げることにされてしまった秀一。お話はその直後からの続きになっています。
辰巳のシマであり秀一がビルをもつミナミの街での麻薬密売人を追う展開に、大阪府警の薬物班の刑事・馬場(ばば)、そして辰巳を追い落とそうとする桐山組内部の反乱分子が絡んでいきます。
一見バラバラに起きる出来事ですが、秀一の推理と追跡によっていろいろなことが繋がっていきます。

全体を通して中心は「事件」の方であり秀一の単独行動が多いですが、辰巳とは別々に動いていてもしっかり繋がっています。前作でもそうでしたがベッタリした恋人同士ではなく別々の個人同士という二人のスタンスが際立っている感じでした。
目を惹くのはやはり秀一の男前さ、でした。それと二人の関係。
愛してるとか好きだとか一言も交わさないですし、辰巳の惚れこみ様はともかく秀一の想いはわかり憎いですが、それでも辰巳への秀一の特別な感情はよく伝わってきます。
辰巳の強引さに一見「契約」の関係を享受しているような秀一ですが、前作でもそれだけではない辰巳への特別な想いのようなものは感じられましたよね。今回はそれがもっと進んだように思えました。それでもハッキリと言葉にされているわけではないんですが「俺を二度と迷わせるな」という秀一の辰巳へのセリフは、すごくカッコいい告白に聞こえましたね。
秀一は「受」の中でももの凄くカッコいい部類に堂々と入ると思います。ホントにカッコいいっす。
辰巳はリアルとはいいませんが、BLでお目にかかる同業者の中では、やってることは結構それなりっぽい○クザさんだと思いますがどうでしょう。あくまで雰囲気が、ですけど。
27歳年下攻めでありながら、とてもそうは思えないオッサンぶりや、秀一への我儘な執着ぶりが妙に可愛らしい。辰巳が大阪弁であるところも、その愛嬌度、オッサン度に貢献大だと思います。

ベタベタラブラブ甘々は期待できませんが、カッコイイ男たちのカッコイイ関係は前作に続いて楽しめました。
辰巳の部下・平(たいら)が相変わらず何だかとってもいいですね。
前作の時から気になってしょうがないんですけど、組長の娘さんと夫婦とあってはBL面は全く期待できないのが本当に残念です(笑)

前作はこちらに感想を上げておらず、申し訳ないことに今後もup予定はないのですが、未読でしたら前作の二人の馴れ初めから読まれることをお薦めします。
前作も面白いですよ。
いおかいつきさんのHPで番外編が公開されています。
※サイト名は「ノックアウト王様」 (ヤフー検索で簡単に見つかります)
けっこうたっぷりありますので、読み応えありますよ(2005.11.24現在)
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