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ひみつのコウモリ一家
加納 邑著 / 椎名 ミドリ〔画〕
オークラ出版
プリズム文庫(2007.5)


教師である香澄は男子生徒の優一に呼び出され『先生が好き』と告白されてしまう。もちろん男同士だから考え直すよう優一を諭すが、自分は人間じゃないからそんな人間社会のルールを守る必要はないと言われ、驚くべきものを見せられる。
なんと優一の背中から、大きな黒い羽が出るところを!!!!
由緒正しきコウモリ一族の御曹司と高校教師の、ちょっと不思議なラブストーリー。
小羽根優一(おばねゆういち・17歳)×春日香澄(かすがかすみ・24歳)

高校生×教師…ですけど、コウモリ×人間です。
『コウモリ』という言葉に気になっていたら、お世話になっている桃さんが貸してくださいました。
吸血鬼とかではなくて、ただの(?)コウモリなんですよね。
同性で、しかも教え子から告白されたら、普通でも問題ですが、相手が人間じゃなくて実は『コウモリ』が変身してるとなったら…そりゃ引きますよね。
もちろん断ったはずなんですけど、優一のペースに巻き込まれ、いつの間にか“恋人”ということにされている。しかも“結婚を前提”にだと。
そんなトンチキなお話なので、もう笑って楽しみました。

コウモリな上に、勘違いのマイペース電波男なのかと思っていたら、優一ってけっこう性格いいですね。ウエディングドレスは夢見すぎだと思いますけど(笑)。
香澄がただ流されるだけじゃなくて、本当の恋人になるまでにちゃんと一山あるところがいいと思います。『コウモリ』なんて尋常ではない状態に悩むのが当然だし、そんな中で優一の一途さを見せられるので、ほだされてしまうのも理解できるし…。いや、理解できるというか…よく考えてもコウモリだし(笑)

コウモリ一族の中で、小羽根家は、なんというか…一族の当主?みたいなもので、優一は将来一族を束ねる長になる立場。コウモリにはコウモリのしきたりがあるそうですが(笑)、気分は華族や財閥にでも嫁に行く、平民の娘って感じでしょうか。優一にはブラコンの双子の弟もいて、こいつはちょっと扱いが難しそうです(笑)。でも、この子でももうひとつ書けそうですよね。

人間の常識では測れないコウモリの世界に踏み込んでカルチャーショックにあたふたする、このあとの展開も面白そうです。なんせ、コウモリさんは男でも孕ませることができるそうですから…。身体の中のどこで育てるのかな(笑)。前に某さんのコミックで、人型に変身する虎がいて、住んでいる森のある果実を食べると、身体の中に子宮のようなものができて、男でも子を産めるというのがありましたけど…。産んでましたね(笑)子虎が可愛かったのを覚えています。出産シーンはないですけど。
優一は一途で優しいから、彼に愛されれば幸せだろうけど・・・付随するものがいろいろと大変ですね。

肩の力を抜いて何も考えずに読めるコメディでした。難しいのばっかりだとつかれるので、いい癒しになります(笑) たまにこういうの読みたくなるんですよね。
欲を言えば、もっとコウモリに変身してもらって、イラストにも可愛く描いてほしかったけど、楽しませていただきました。
桃さん、ありがとうございました~!
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