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そのキスは罪を許す
高峰 あいす著
リーフ (2005.10)
通常24時間以内に発送します。
イラスト/桜遼(リーフノベルス)

人と付き合うことが苦手な幸隆は獣医師免許を持ちながらも大学で研究に明け暮れていた。
だが突然、獣医院を手伝うよう命令が下り、渋々出向いた先で年下ながらやり手社長と評判の高維と出会う。慣れない仕事に惑う自分を何かと助けてくれる高維に次第に心を許す幸隆だが、いきなりキスされて思わず甘い悦楽を受け入れてしまう。しかし幸隆には高維に言えない淫らな秘密があって…。
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羽墨高維(はぐりたかすみ・24歳)×佐野幸隆(さのゆきたか・26歳)
会社社長×獣医師

「そのキスは罪を許す」
「傲慢な男の甘い弱点」 の二編収録されています。

大学理事長の息子・山城(やましろ)の罠で試験問題流出疑惑を掛けられ関係を強要されていた有名大学研究員の幸隆は、それを知ったと思われる上司の差し金で研究を取り上げられ、郊外の獣医院へと追いやられてしまいます。
しかも頼りの獣医院院長は、幸隆が到着したその日に過労で倒れてしまい、獣医師免許は持っているものの実際の診察などしたことがない幸隆は途方に暮れてしまいます。そんな幸隆を助けてくれたのは、自分で起こしたというIT企業の社長をしている羽墨高維でした。日頃から医院に出入りしていたという高維は幸隆よりもずっと患蓄の扱いに詳しく、幸隆は高維のおかげで少しずつ仕事に慣れていきます。
そして明るくて大らかな高維に好きだと告白された幸隆は戸惑いながらも拒否することが出来ず、それを受け入れます。
過去の山城との汚れた関係を隠していることにうしろめたさを覚えながらも、まっすぐな高維の求愛や落ち着いた日々に少しずつ心の穏やかさを取り戻していく幸隆。
ところがある日、自分の居場所を知らないはずの山城から再び脅すような電話がかかってきて…。


出逢いから求愛までがあまりに早くてびっくりしました(^^ゞ
再び「山城」が現われて幸隆に影を落すところあたりからがメインなのでした。
簡単にくっついたと見せかけて、そこからいろいろ拗れていくのね…と思っていたら、確かに多少は谷もあるけどそれほどでもなかったです。
わりとすぐに幸隆は全てを高維に話してしまうので、誤解してる間も短いですしね。変にヤキモキさせられずに済むという意味では安心して読めました。
山城の悪行を知った高維は裏でなにやらコソコソしてるようすで図に乗ってる山城への一発逆転場面でカッコいいところが見られるのね、と思っていたら、こちらも意外とあっさりと終わりましたね…(^^ゞ
回覧板で犬を集める・・・ってなんだか漫画みたい。
幸隆が巻き込まれた山城の不正もそれを暴く高維の活躍も事後報告でありますので、どうも表面をなぞっただけという感じです。
楽しめましたが、所々、なんとなく物足りない感じが残りました。

幸隆は「氷の美貌」と評されているそうですが、冷たいイメージはありませんでした。もともとの大人しい性格に美貌が相まって取っつきにくい印象を与えているだけで、ただ人付き合いの苦手なテレやさんという感じ。
高維はなんとなく「ワンコ」のイメージを促すような文があるんですが、少なくともここに出ている高維はあんまりワンコっぽくないなぁ。
今後つきあっているうちにワンコな言動が出てきそうな雰囲気はあります。
ラストにある桜遼さんのイラストのような、このあとの二人をちょっと見てみたいですね。

自分よりできる年下のカッコイイ男に守られたい…そんな願望が満たされる(?)一冊。
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