イラスト/山田ユギ(クリスタル文庫)
大学受験会場で倒れたとき介抱してくれた学生・伊豆原に一目惚れした透人は、ゲイバーで伊豆原に再会する。
同じ性に惹かれる罪悪感を抱えた萎縮しがちな透人の心を伊豆原は解放してくれるが、ノンケの彼に自分の想いが届くはずがない。
それでも一緒にいられれば、と思う透人だったが、ある日秘めた恋心を伊豆原に知られてしまい…。
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「ストロベリーハウスフォーエバー」の番外編だそうです。
残念ながらそちらは未読。
「雨の上がる場所」
「インユアライフ」
「ラブドライブ」 の三編収録されていますが、カップルは全て違います。
「雨の上がる場所」は伊豆原岳(いずはらがく・大学3年生)×丹羽透人(にわゆきひと・18歳浪人生)のカップルです。
大学のセンター試験当日高熱で倒れた透人を介抱してくれた伊豆原に透人はひと目ぼれ。
そして酔った勢いで入ったゲイバーで再会し驚きます。それで自分の性癖はバレてしまったけれど伊豆原はただのバイトでノンケ。
透人が目指す大学の3年生である伊豆原はいつも優しく透人を気遣ってくれますが絶対に思いが叶うはずはなく、ただ一緒にいられるだけでいいと自分の想いを隠して伊豆原に接します。
ゲイであることに罪悪感を持つ透人に「自分はそれがおかしなことだとは思わないし両親には自分ができる形で恩返しをすればいい」と言ってくれる伊豆原に透人の心は癒されていきますが、
ある日伊豆原の友人たちのゲイを気味悪がる会話を聞いてしまい、伊豆原に迷惑がかかると思った透人は「もう会わない」と伊豆原に告げます。
そして隠していたつもりの伊豆原への想いを、とうに伊豆原が気づいていたことまで知ってしまいます。
ノンケの男に恋してしまった想いが切ないですね。
もしこれで伊豆原の方に気がなかったとしたら、透人にとっては辛くて可哀相すぎますよね。
だって伊豆原優しすぎですもん。もちろん気がないわけないですけど(笑)
伊豆原は大学3年生とあったと思うんですが、もの凄く人間できてますねぇ。もっとずっと年上な感じ。
でも伊豆原は全くのノンケだったわけで、それで伊豆原の方もひと目ぼれ…と言われてもちょっと違和感は感じました。
ノンケの男がいきなり男にひと目ぼれすることってあるんでしょうか。
それを言っちゃおしまいですけど(^^ゞ
視点は透人で伊豆原側がわからないせいもあると思います。
なんとなく上手く行き過ぎてるなぁ~と思わずにはいられなかったんですが、透人にとっては素直に良かったね、と思えます。
「インユアライフ」は透人の友人・有坂雅哉(ありさかまさや・透人と同年齢)×市後谷静次郎(いちごやせいじろう・35歳)のカップル。
視点はノンケの有坂で、ノンケ男の気持ちが惹かれていくようすはこちらの方が判りやすいです。
静次郎がゲイであることに罪悪感を感じていることは「雨上がり~」と一緒で、有坂がそれを癒していくので静次郎が有坂に惹かれていくのもよくわかります。
視点が変わるだけで似てる話だと思うんですけど、双方の気持ちがわかりやすかったのでお話としてはこちらの方が好きでした。
「ラブドライブ」は「ストロベリーフォーエバー」で主役だった二人のお話でごく短いオマケのようなもの。
根津雄一(透人、有坂の友人)×丹羽純介(透人の弟)のカップル。
その後の幸せな二人・・・ということですね。
それにしてもすごくホ○率高い環境ですね~(笑)
兄弟揃ってと、予備校仲間3人全員とは(^^ゞ
「ストロベリーハウスフォーエバー」の番外編だそうです。
残念ながらそちらは未読。
「雨の上がる場所」
「インユアライフ」
「ラブドライブ」 の三編収録されていますが、カップルは全て違います。
「雨の上がる場所」は伊豆原岳(いずはらがく・大学3年生)×丹羽透人(にわゆきひと・18歳浪人生)のカップルです。
大学のセンター試験当日高熱で倒れた透人を介抱してくれた伊豆原に透人はひと目ぼれ。
そして酔った勢いで入ったゲイバーで再会し驚きます。それで自分の性癖はバレてしまったけれど伊豆原はただのバイトでノンケ。
透人が目指す大学の3年生である伊豆原はいつも優しく透人を気遣ってくれますが絶対に思いが叶うはずはなく、ただ一緒にいられるだけでいいと自分の想いを隠して伊豆原に接します。
ゲイであることに罪悪感を持つ透人に「自分はそれがおかしなことだとは思わないし両親には自分ができる形で恩返しをすればいい」と言ってくれる伊豆原に透人の心は癒されていきますが、
ある日伊豆原の友人たちのゲイを気味悪がる会話を聞いてしまい、伊豆原に迷惑がかかると思った透人は「もう会わない」と伊豆原に告げます。
そして隠していたつもりの伊豆原への想いを、とうに伊豆原が気づいていたことまで知ってしまいます。
ノンケの男に恋してしまった想いが切ないですね。
もしこれで伊豆原の方に気がなかったとしたら、透人にとっては辛くて可哀相すぎますよね。
だって伊豆原優しすぎですもん。もちろん気がないわけないですけど(笑)
伊豆原は大学3年生とあったと思うんですが、もの凄く人間できてますねぇ。もっとずっと年上な感じ。
でも伊豆原は全くのノンケだったわけで、それで伊豆原の方もひと目ぼれ…と言われてもちょっと違和感は感じました。
ノンケの男がいきなり男にひと目ぼれすることってあるんでしょうか。
それを言っちゃおしまいですけど(^^ゞ
視点は透人で伊豆原側がわからないせいもあると思います。
なんとなく上手く行き過ぎてるなぁ~と思わずにはいられなかったんですが、透人にとっては素直に良かったね、と思えます。
「インユアライフ」は透人の友人・有坂雅哉(ありさかまさや・透人と同年齢)×市後谷静次郎(いちごやせいじろう・35歳)のカップル。
視点はノンケの有坂で、ノンケ男の気持ちが惹かれていくようすはこちらの方が判りやすいです。
静次郎がゲイであることに罪悪感を感じていることは「雨上がり~」と一緒で、有坂がそれを癒していくので静次郎が有坂に惹かれていくのもよくわかります。
視点が変わるだけで似てる話だと思うんですけど、双方の気持ちがわかりやすかったのでお話としてはこちらの方が好きでした。
「ラブドライブ」は「ストロベリーフォーエバー」で主役だった二人のお話でごく短いオマケのようなもの。
根津雄一(透人、有坂の友人)×丹羽純介(透人の弟)のカップル。
その後の幸せな二人・・・ということですね。
それにしてもすごくホ○率高い環境ですね~(笑)
兄弟揃ってと、予備校仲間3人全員とは(^^ゞ
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