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愛は手負いのケダモノ
妃川蛍著
ワンツーマガジン社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。
イラスト:青海信濃(アルルノベルス)

大学講師・桐島の前に現われたのは、かつての同級生でライバルの周嘉谷だった。
人間関係が希薄な桐島とは対照的に学部内の
リーダー的存在だった周嘉谷は、大学の卒業式の夜、屈辱的な思い出を残したまま姿を消していて…。
なのになぜか押しかけ居候として同居するはめに…。
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周嘉谷大滉(すがやだいこう)×桐島理史(きりしまさとし)
二人とも30歳前・同級生。

再会モノです。
自分とは正反対の周嘉谷に反発しながらも惹かれていた理史は、大学の卒業式の夜誘われるままに周嘉谷と身体を重ねましたが、翌朝目覚めると「センベツをありがとう」という書置きとともに周嘉谷は姿を消していました。
その後アメリカに行ったと聞いた周嘉谷からは連絡の一切もなく、理史は忌わしい記憶とともに周嘉谷のことは胸の奥に封印しようとしてきました。
そして大学講師となった桐島の前に周嘉谷が教授の招きによって現われ、桐島のマンションに居候させることになってしまいます。

周嘉谷の妙な考えで残した一枚のメモが後々まで誤解を生んだ…ということですね。
文中にもありますが「長い長い痴話喧嘩」。
まさにそのとおりでした。

ストーリーはよくあるタイプのお話ですので安心して読めるお話だと思います。
でもあんまりしっくりこなかったのはどうしてなんだろう。
桐島がどういうひとなのかよくわからなかったからかな。。
よくいる意地っ張りさんなんですけど、周嘉谷にひどい目に合わされた(と思っている)ことが、なぜ身体を使っての出世欲になってしまうんだか…。
見返してやりたいという気持ちはわかりますが、
そこまで冷めたタイプには見えなかったので、なんとなく違和感を感じました。
周りからは毛嫌いされているようなんですが、
その評価と読んで浮かんでくる桐島という人物像にも隔たりがあるように思えました。
周嘉谷のメモの意味にしても、ちょっと無理を感じます。。
桐島が出世のために身体を利用していると知った周嘉谷の怒りもなんとなく中途半端だし。
ストーリー的にどこかがオカシイとかそういうことではないのに、
ちょこちょこっと腑に落ちない部分があったために何となく「?」な印象が残ってしまい集中を欠いちゃったみたいです。

妃川さんは、設定やキャラなど私の好きなツボの近いところをついてくるんですが、いつも「近い」であって何故か微妙にズレてるので、なんとなく痒いところに手が届かない感じなんですよね。
そこじゃなくて、もうちょっと右~!みたいな…(笑)
全く個人的な嗜好ゆえなんですけども。
お名前を見るとついつい気になる作家さんなんですよ。
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