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昼も夜も
昼も夜も
posted with 簡単リンクくん at 2005. 7.27
きたざわ 尋子
幻冬舎コミックス (2005.7)
通常24時間以内に発送します。
イラスト:麻々原絵里衣(ルチル文庫)

高校生の中原尚都は、人気レーサーの志賀恭明に憧れている。
ある日、尚都はサーキットで初めて会った志賀にいきなり怒られ、
反感を抱く。しかし何度か会ううちに、尚都は志賀と親しくなっていった。
そして志賀が尚都にキスを。
二人は恋人同士としてつきあい始めたのだが・・・!?
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志賀恭明(しがたかあき・推定20代半ば)×中原尚都(なかはらなおと・17歳)
レーサー(バイク)と高校生のカップルです。

「昼も夜も」 1994年発行FUDGEノベルス「昼も夜も」に加筆修正
「心でも身体でも」書き下ろし の二編収録されています。

なんときたざわ先生の商業誌デビュー作だそうです。


大ファンだった志賀と知り合い、初めての出逢いは尚都にとっていいものでは
なかったもののその後すぐに誤解は解け、とんとん拍子に二人の気持ちは
通じ合って恋人同士になってしまいます。
それはもう見事なほどのあっけなさで、恋人になったあとも志賀のマンションにお泊りしたり
志賀のアドバイスでレースで好成績を取ったり、その反対に志賀のレースを
応援したりと幸せな日々が続きます。
周りのいる大人も寛大で微笑ましい目で応援する人たちばかりなので
恋が成就するまでの段階を楽しむというわけではないんですね。
そこまでは問題なく、スルスルと上手く進んでしまいます。

そのまま終わっちゃったらどうしようかしら…と思うくらいの簡単さなんですが
志賀が交通事故により再起が危ぶまれるほどの怪我をしてしまったことで
二人の間に波風が立ってしまいます。
気丈にふるまう志賀ですが、リハビリ後の再起を賭けたレースでまさかの
予選落ちをしてしまい、絶望に突き落とされてしまいます。
そんな志賀の様子にショックを受け、志賀の絶望を支えきれないと
志賀の傍から逃げ出してしまう尚都。
ええーそんなーと思いましたが、まだ17歳という年齢で、しかもまわりの大人から
甘やかされてばかりだった尚都の脅えも理解できないものではありません。
志賀からも電話の一本もなく不安な展開で、このへんがお話の山ですね。

尚都は、何不自由なく甘やかされて育ちちょっと我が儘でお調子者で
ゲンキいい高校生ですが、まわりにフォローしてくれる大人がいつもいるために
どうも打たれ弱いところがあるようです。
志賀は、レーサーになることに反対する家族と疎遠になるなど、
環境的には苦労も多かったため、全身全霊をかけてレースに望んでいるような
男です。
話ベタでストイックな印象ですが、尚都に関してはやっぱり甘々。
尚都がいると周りのものはどうでもよくなるようなおバカさんぶりも発揮しています。


甘くて、そこはかとなくバカップルの香りも漂うラブストーリーでした。
衆目を集める人気レーサーの恋人となって、疾走する恋人を見つめる、
ワクワクするような誇らしいようなそんな気持ちになれる一冊です。
バイクのレースのことなど何にも知らないので、専門用語や仕組みは
ちんぷんかんぷんなのですが、雰囲気は十分味わえました。
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