剛 しいら / 剛 しいら著
プランタン出版 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。
プランタン出版 (2005.6)
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高校時代に出会い、Hして、切なくわかれた冬馬は背が高くて
いい男。おまけに家は金持ちだった。
大人になって再会し、彼を忘れられなかった明生は、押し切られるようにして
ヨリを戻す。離れていた時間を取り戻すべく、甘く淫らな同棲生活を…と
思いきや、冬馬の思い込みの強さと金銭感覚の違いにキレた明生は
またもや別れを宣言した!?
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穐月冬馬(あきづきとうま)×高橋明生(たかはしあきお)
同級生。17~28歳までの二人です。
高校生のときつるんでいた冬馬から告白され、その場の勢いで
なかば流されるようにつきあい始めてしまった明生。
明生も冬馬を好きだったものの、自分にはないものを全て持っている冬馬に
明生はずっと憧れとコンプレックスを抱いていました。
高校卒業後、東京を目差す冬馬と地元に残る明生は、
言い争いの末別れてしまいますが、別れたあとも明生は冬馬への想いを
ずっと持ち続けていました。
そして5年後、予期せぬことに東京へ異動になった明生は、
高校時代の仲間との飲み会で、冬馬と再会します。
自分のために東京へ出てきてくれた…と勘違いの思い込みをする冬馬にお持ち帰りされ、
明生と冬馬は再びヨリを戻し同棲生活を送ることに。
再びコンプレックスと育ちや価値観の違いから、明生の心にはさざ波の立つ日々が
続きます。
そして4年半後、今度は仕事のことで冬馬にプライドを傷つけられた明生は
家を飛び出し、再び二人は別れることに…。
「ごっこ」というくらいですから遊んでるのかな?と思えないでもありません(笑)
価値観の違いや男のプライドから喧嘩ばかり繰り返し、
別れたりくっついたりしてる二人のお話です。
明生の想いはよくわかります。
同じ男なのに受身であることに加えて、冬馬は勉強、スポーツなんでも出来、
背も明生より高くハンサムで家も金持ち。
とくに金銭感覚に関しては、冬馬は持って生まれた環境から、
根本的に「節約」という概念は持っていないので、かなり無神経な発言をしても
何が悪いのかわかっていませんから、明生が苛立つのもムリはない。
冬馬は苦労知らずのおぼっちゃんで、思い込みも激しく我が儘で
家事も全くしませんが、明生への想いだけは嘘はありません。
育ちがいいので屈折も悩みもあんまりなさそうですから、ただただ無心に
明生を押し捲り、普通感覚の明生の方が耐えるような関係になってしまっています。
ただ、高校生のときの別れは現実的に考えても仕方がないと思えるけれど、
どうも明生が一番大切にしてるものって結局「プライド」なのかな?とちょっとそれには
同調できない感じもしてしまいました。
価値観の違いは大きな問題ですけど、それでも何年も一緒にいて好きなわけだし、
凄くプライドに拘ってるわりには元の鞘に戻る時はいやにあっさりで、
そのへんが「ごっこ」たる所以だと思えば納得ですね(笑)
傍から見てるとなんでくっついてるのか全然わからない二人っていますけど、
明生がここまで思ってて何故冬馬にくっついてるのか、それこそよくわかんないです(^^ゞ
たぶん明生もわからないんだと思うんで、それでいいんだと思いますが。
喧嘩しては別れて、でもやっぱり忘れられなくてくっついて…
二人にとっては刺激であり、一種のリクレーションのようなものなんでしょう。
離れていると相手のことばかり考えてしまうというのは凄くよくわかりますね。
そのへんの気持ちはとっても理解できます。
離れて冬馬を想う明生の気持ちは、ちょっと切なくてよかったです。
10年後も20年後もこの二人はこのまま…みたいですけど、
もうちょっとお互い大人になって歩み寄り、
末永く仲良くやってもらいたいもんですが、無理かしら…?^_^;
穐月冬馬(あきづきとうま)×高橋明生(たかはしあきお)
同級生。17~28歳までの二人です。
高校生のときつるんでいた冬馬から告白され、その場の勢いで
なかば流されるようにつきあい始めてしまった明生。
明生も冬馬を好きだったものの、自分にはないものを全て持っている冬馬に
明生はずっと憧れとコンプレックスを抱いていました。
高校卒業後、東京を目差す冬馬と地元に残る明生は、
言い争いの末別れてしまいますが、別れたあとも明生は冬馬への想いを
ずっと持ち続けていました。
そして5年後、予期せぬことに東京へ異動になった明生は、
高校時代の仲間との飲み会で、冬馬と再会します。
自分のために東京へ出てきてくれた…と勘違いの思い込みをする冬馬にお持ち帰りされ、
明生と冬馬は再びヨリを戻し同棲生活を送ることに。
再びコンプレックスと育ちや価値観の違いから、明生の心にはさざ波の立つ日々が
続きます。
そして4年半後、今度は仕事のことで冬馬にプライドを傷つけられた明生は
家を飛び出し、再び二人は別れることに…。
「ごっこ」というくらいですから遊んでるのかな?と思えないでもありません(笑)
価値観の違いや男のプライドから喧嘩ばかり繰り返し、
別れたりくっついたりしてる二人のお話です。
明生の想いはよくわかります。
同じ男なのに受身であることに加えて、冬馬は勉強、スポーツなんでも出来、
背も明生より高くハンサムで家も金持ち。
とくに金銭感覚に関しては、冬馬は持って生まれた環境から、
根本的に「節約」という概念は持っていないので、かなり無神経な発言をしても
何が悪いのかわかっていませんから、明生が苛立つのもムリはない。
冬馬は苦労知らずのおぼっちゃんで、思い込みも激しく我が儘で
家事も全くしませんが、明生への想いだけは嘘はありません。
育ちがいいので屈折も悩みもあんまりなさそうですから、ただただ無心に
明生を押し捲り、普通感覚の明生の方が耐えるような関係になってしまっています。
ただ、高校生のときの別れは現実的に考えても仕方がないと思えるけれど、
どうも明生が一番大切にしてるものって結局「プライド」なのかな?とちょっとそれには
同調できない感じもしてしまいました。
価値観の違いは大きな問題ですけど、それでも何年も一緒にいて好きなわけだし、
凄くプライドに拘ってるわりには元の鞘に戻る時はいやにあっさりで、
そのへんが「ごっこ」たる所以だと思えば納得ですね(笑)
傍から見てるとなんでくっついてるのか全然わからない二人っていますけど、
明生がここまで思ってて何故冬馬にくっついてるのか、それこそよくわかんないです(^^ゞ
たぶん明生もわからないんだと思うんで、それでいいんだと思いますが。
喧嘩しては別れて、でもやっぱり忘れられなくてくっついて…
二人にとっては刺激であり、一種のリクレーションのようなものなんでしょう。
離れていると相手のことばかり考えてしまうというのは凄くよくわかりますね。
そのへんの気持ちはとっても理解できます。
離れて冬馬を想う明生の気持ちは、ちょっと切なくてよかったです。
10年後も20年後もこの二人はこのまま…みたいですけど、
もうちょっとお互い大人になって歩み寄り、
末永く仲良くやってもらいたいもんですが、無理かしら…?^_^;
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