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週末だけの恋人
小塚 佳哉
雄飛 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。
イラスト:椎名咲月(アイノベルス)

一夜の快楽の相手を捜すために訪れたいつものバーで、
見覚えのある男・篤志(あつし)に声をかけられた千彰(ちあき)。
どこで出逢ったのか思い出せないまま、篤志が与えてくれる淫らな
快楽に溺れ、週末に身体を重ねるだけの関係を続けてしまう。
だが、真っ直ぐに自分の気持ちをぶつけてくる篤志に、千彰は
いつしか心が揺らぎ始める―。
初めて抱かれた男に裏切られてから、もう誰も愛さないと決めていた
はずだったのに…。
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森篤志(もりあつし・?歳)×榊原千彰(さかきばらちあき・27歳くらい)
はっきり年齢は書かれていませんが年下攻めです。



ゲイであることを隠していた千彰は、大学時代初めて好きになり自分を
受け入れてくれた相手と身体を重ね、その後あっさりと捨てられてしまったことで、
心に消えない深い傷を負いました。
それからは誰も好きにならず、同じ相手とは二度と寝ないと決め、
社会人になった今は、週末ごとにその手のバーで一夜限りの相手を探す日々の
千彰に、ある晩、どこか見覚えのある男が声をかけてきます。
誰とは思い出せないものの、千彰は好みの容姿のその男を自ら誘い、
ホテルで一夜を明かすのですが、森篤志と名乗ったその男は、
翌朝、千彰に「つきあってほしい」と告げてきます。
千彰は取り合わなかったものの、それからは毎週末、
出逢ったバーで千彰を待つ篤志と過ごすうちに、
千彰は真摯で真っ直ぐで可愛らしい年下の篤志に少しずつ惹かれていくのですが、
ある日思わぬことで篤志の正体が明らかになり千彰はショックを受けて…。



年下ワンコと人に慣れない年上猫のお話です。
篤志は、とても忠実で生真面目で優しく、裏も表も真っ白で
腹に一物隠し持ってるタイプのワンコではありません。
千彰は、過去に傷ついたことがどうしても忘れられず、臆病で、
心に鎧を纏い、すぐに爪を出すニャンコです。
もともとの性格は真面目なようで、その世界では奔放な男に見られていますが、
擦れたところはあまり感じられませんでしたので、その点は個人的に
よかったところです。

初めて好きになった男と寝たとたん捨てられた経験は、千彰の中で
とてつもなく大きいことだったようで、篤志に惹かれ、篤志と会うことを
楽しみにしながらも、その心は「二度と人を好きにならない」「二度と傷つきたくない」と、
頑なです。
それを癒していくのが年下の篤志の真摯な優しさで、見せ所です。

ストーリーを通して年下攻めの可愛らしさと真っ直ぐさを堪能させていただきましたが、
篤志の正体がわかったあと、過去に自分を捨てた男の本当の想いが明らかになる
あたりは、思ったよりアッサリと流れてしまってちょっと拍子抜けな感じがしました。
あれほど大きな傷だったわりに真実を知った千彰のリアクションが薄かったような…。
もうちょっと、真実を知って傷が癒えていく千彰の心の盛り上がりとかを期待してたんですよ(^^ゞ

年下攻めの真っ直ぐで力強い求愛に、少しずつ絆されてメロメロになっていく年上受け…という
まさに王道のお話でした。
篤志も千彰も、特にアクやクセのないタイプなので、個性とか際立った魅力とかを
感じさせるキャラではないですが、こういうお話とカップルが好きなかたは、
楽しめると思います。
で、しょっちゅう言ってますがこういうのは私の好物なので、
おかげさまで楽しませていただきました。

ストーリーとは別に気になったのはHシーンが多く長いこと。
ヤったと思ったら場所を変えてまたヤったりしてますんで
(ベッド→風呂とかソファ→ベッドとか)
そのシーンばっかり読んでた気がします(笑)
タイトルどおり、週末会ってヤるだけの二人の間で始まる恋のお話なので、
一緒にいるシーンはどうしてもそうなってしまうんですが、
場所が変わるたび同じような手順(笑)の描写が繰り返される箇所も多いため、
ちょっと途中でHはお腹いっぱいいっぱい…という感じになってしまいました
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