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その腕に奪われたい
橘 かおる / 橘 かおる著
雄飛 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。
イラスト:有馬かつみ(アイノベルス)

花屋を営む尚海(なおみ)は、価値観の違いから傲慢な恋人・
和寿(かずひさ)と別れてしまう。
そんな傷心の尚海を慰めてくれたのは常連客の嶋崎(しまざき)。
和寿の父親の秘書でもある彼に抵抗を感じながらも、大人で
物腰柔らかな態度に惹かれ始めた尚海。
そして想いが通じ合った矢先、和寿から嶋崎が尚海に近づいた
本当の理由を聞かされる。嶋崎に向いていた尚海の心は、優しさを
取り戻した和寿との間で揺らぎ始め―!?
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嶋崎慶司(しまざきけいじ・31歳)×志藤尚海(しどうなおみ・23歳)



意図を持って近づいたのに本気になってしまうというのはよくあるお話です。
和寿の横暴さと嶋崎の優しさでは勝負も見えていて
尚海が嶋崎に惹かれるのはごくごく当たり前に受け止められます。
嶋崎と尚海の恋愛中、嶋崎はとても誠実で真摯なんですが、
背景に何かがあると匂わせているおかげで読んでいてもずっと疑心暗鬼でした。
で、いろんな謎はラストまでには全部スッキリさせてもらえるものと期待していたんですが
嶋崎本人のハッキリした釈明はないんですね・・・?
和寿の言葉で語られたり、嶋崎の友人の言葉だったり、新聞に載った裁判の話だったり
そういうものから尚海が隠されていてた嶋崎を知るように、
そこから推察することは十分可能ですが本人の口から全て語って欲しかったなぁというのが
個人的な希望でありました。

尚海の自立心を理解しない和寿、そして尚海を尊重して手を差し伸べる嶋崎。
それぞれの想いの違いが面白いですね。
ただ、嶋崎が結局どういうひとなのか、尚海とつきあいながら本当は何を考えていたのかが
イマイチよくわからなかったのがやっぱり残念でした。
全体的に尚海側から書かれていてそちらが丁寧だっただけに嶋崎側が物足りない
感じがしました。
尚海が嶋崎に惹かれていく過程はとても自然で自分の気持ちに真っ直ぐなのは
好感もてます。

礼儀正しく穏やかで年下の尚海にも丁寧に話す嶋崎も魅力的ですし、
裏の顔(真の顔?)のケダモノ(笑)な嶋崎との対比をもっとたくさん見てみたかったです。
すごくそそられますもん。
一番の萌えポイントはこれでした。

フラれてしまった和寿ですが、実はそんなにイヤな感じはしなかったです。
確かに十分自分勝手なやつですけど。
若くて、子供っぽい愛情・・・という感じで捉えておりました。
多少の成長も見られるし次に誰かいいひとが見つかれば、
今回の反省点を生かして(笑)いい恋人になれるんじゃないかなと思うので彼の今後の幸せを願っています~。
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