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美食家も恋をする
剛 しいら / 剛 しいら著
角川書店 (2005.6)
通常2~3日以内に発送します。
イラスト:桜城やや(ルビー文庫)

浪速生まれの創(はじめ)は料理の腕はピカイチ。
けれど喧嘩っ早いせいで、料理学校でも修行先でも長続きしない。
そんな創に声をかけたのは、有名な美食家で色男の阿達(あだち)
龍之介。財閥の隠し子でもある彼は、創の才能を認め、超一流の
料理学校を紹介するという。信じて契約した創だが「これで私の
ものだ」と縛られ無理やり抱かれることに!
しかも目覚めた場所は豪華客船の上で…!?
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阿達龍之介(26歳)×万屋創(よろずやはじめ・18歳)


小学生料理チャンピョンになったこともある創は料理界では
そこそこ名前も顔も知られた存在。
高校卒業後大阪から東京へ修行の為上京しましたが、短気で喧嘩っ早い
性格のため、どこも長続きしません。
一週間勤めた料亭を先輩と喧嘩して飛び出したそんな創に声をかけてきたのが
創の大叔父さんと知り合いだという阿達龍之介(あだちりゅうのすけ)。
ハイレベルの人間しか入ることのできない料理学校に入学しないか、という
阿達の誘いを創は承諾しますが、連れて行かれた阿達の家で突然襲われた上
薬を嗅がされて目覚めたときは、どこともしれない海上の豪華客船の上でした。
そしてその日から阿達を教官として創の料理修業が始まるのですが、
この学校の上層部が実は人身売買と同様の悪質な就職斡旋をしていて…。

と、こんなお話です。
あまりの荒唐無稽さに設定についていくのが大変。
そうは言ってもその非日常感がちょっと面白いです。
創は大阪弁です。

阿達が創にいきなり手を出してしまうのにはびっくりしました。
その時点では阿達という人がどういう人かがさっぱりわからないし、
あまりにも唐突なので。
読んでいるうちに、阿達が創をずっと以前から知っていて恋心を抱いていたということが
わかり、創が入学することになる料理学校では、卒業後不定期間、学校が決めた場所へ
就職しなければならず、離れ離れになってしまうということを知っていたため
創を手に入れることを焦った…とわかってきます。

ルビー文庫ということで厚みもないですし、お話もどんどん進んでしまいます。
料理学校での授業も、二人の心理描写も
料理学校で起きる事件や胡乱な実態もその解決(?)も
あっさりとどんどん流れていってしまう。
料理も美味しそうだし、一生懸命な創も好感度高いし、
学校の裏の顔とかも興味をそそられるんですが、
あまり深くは言及されていません。
全体的に、深く考えずに手軽に読めるという感じでしょうか。

創が明るくて素直で元気で男の子っぽくて、とても可愛いです。
ジメジメした部分が全然ない(そのわりには泣き虫ですが)とても気持ちのいい
キャラでした。
阿達は誠実に創を想ういいやつなんですが、26歳という年齢の割には
ちょっと落ち着きすぎてて若さがない(笑)
最初のHはいかにも突然過ぎでしたが、創への想いに嘘はないようなので
良しとします(笑)

料理学校で知り合い、創の友人になる二人もなかなか面白いです。
この二人はヘタレワンコ攻めと高級ニャンコ受けですね。

それにしても、如何せんページが少ないので何もかも突っ込み不足のような気がします。
お手軽感だけが残りましたが、あとを引かない一冊…ということでどうでしょう。
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