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※本日2冊目です。

ノンフィクション
杏野 朝水 / 杏野 朝水著
桜桃書房 (2003.12)
通常2~3日以内に発送します。
イラスト:桜遼(エクリプスロマンス)

慣れない都会生活にいきばくかの不安を抱えていた大学一年生・
安田硝(しょう)は、ふとしたことがきっかけでエリートサラリーマン
である藤橋秀之と出会う。
包み込むような優しさをもつ藤橋に会うたびに強く惹かれていく硝。
一方、藤橋の方も、周りに気づかいすぎて損をするタイプの硝を
愛しく思い出す。だが、藤橋には妻がいて―。
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藤橋秀之(30歳)×安田硝(大学一年生)

不倫モノですよ。

不倫モノお好きですか?
私は……好きじゃないです(笑)
正直、読むのが大変辛かったです。
なんで買ったんだっていう話だよ。
なんでだろー?
古本ですけど買ったからには読みましたよ。
でもすごく苦しかった…。
設定が苦手なのもそうだし、あまりにも辛いので。

視点は硝です。
硝はあまりにも健気すぎて…自分のことは全く考えていません。
こんな自己犠牲はあり得ないだろーというくらい。
ただただ藤橋のことが好きで、どんなに辛くてもどうしても離れられない。
硝の切なさが延々と続きます。

硝の親友は硝が心配で歯がゆくて仕方が無いんですが、
どんなに諭しても硝は聞き入れません。
読んでる方はただただ辛い。
切ないというよりこれはもう苦しいです。こんな恋は苦し過ぎる。

藤橋は優しく包容力があって、誠実に硝を愛しています。
藤橋はゲイで、結婚したのは「見栄えがよくエリートの夫が欲しい」という彼女なら
自分も都合がいいと思ったから。
初めからお互いに愛情はなく、それでも世間的にはきちんと
夫婦として暮らしてきたけれど、いまでは結婚生活も事実上破綻しています。
それでも結婚したからには家庭を守り、夫として妻にできることは
してやりたいと思っている。
なのに硝を愛していて、藤橋も苦しんでいます。
それはわかるんだけど、ちょっとズルイ…という気がどうしてもしますね。
藤橋が苦しんでいるのはわかるんだけど
なんとなく不倫男の常套句のようにも聴こえてしまって。
最終的には妻に離婚を告げ、妻も浮気しているので離婚は簡単に成立し
ハッピーエンドなのですが…。

やっぱりどんなに愛し合ってても、悩んでても、理不尽な恋だよなぁーという思いが
先に立ちます。
硝に共感できずに苦しさばっかりが伝わってきてしまう。
まわりの友人の言うことの方に共感してしまったんですよね。

奥さんの方にも元々愛情がないということは、
結果的に誰かを傷つけているわけではなくて
傷ついて苦しかったのは本人たちだけ…ということにしたいのかもしれませんが
読後あんまりハッピーにはなれませんねぇ。

苦しいの好きですか?
苦しみたい方にお薦めします(笑)
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