イラスト:小路龍流(オヴィスノベルス)
純情で真面目なサラリーマン・高来(たかく)は、同僚で
学生時代からずっと片思いしていた国立(くにたち)から
思いがけなく告白される。
学生時代、遊び人として有名で今でも女性に人気の国立が
高来には特別な独占欲を見せ、大切にしてくれる。
だが、飽きられたくないばかりに、身体の関係ナシのつきあいを
続けたものの、本当は高来こそが国立を強く求めていて…。
------------------------
国立快(くにたちかい)×高来明人(たかくあきひと) リーマン物。
年齢は・・・失念しました(笑)
書いてあったかな…?
推察するに入社して三年目だと思います。
「ストイックになれない」
「ルナティックにもなれない」の二編収録されています。
大学時代、地味でダサくて目立たなかった高来。
反対に女をとっかえひっかえの有名なプレイボーイだった国立。
高来は学生時代から国立に密かに想いを寄せていますが、
国立は大学時代、高来の存在にさえ気づいていませんでした。
ところが同じ会社に就職し、海外支社から戻ってきて戸惑う国立を助けて
一緒に仕事をするうち、なんと国立の方から「好きだ」と告白されてしまいます。
嬉しいけれど、大学時代「寝ると飽きる」と豪語していた国立を知っていた
高来は「身体の関係ナシならいい」と答えるのですが…。
ずっと国立のことが好きで、本当は心だけでなく身体も欲しいと思っている高来ですが
飽きられて捨てられることが怖くて、どうしても受け入れることができません。
とても後ろ向きな考えばかりが頭の中をグルグルしている高来ですが、
その気持ちがとってもよくわかる。
どうしようもないマイナー思考ですが、過去に実際、国立がそうやって
女を捨てる場面も見ているのでそう考えても仕方ない感じです。
本当は抱き合いたいのにそれができないとはなんというジレンマでしょう。
そして過去はどうであれ、国立は高来に告白してからはいい加減ではないし、
おあずけにされても高来を尊重して我慢しているし、ベタ惚れのように見えるので、
なんだかこっちも辛そうです。
「寝ちゃっても興味をうしなわないようにすればいい」と、高来の大学時代からの友人・
長野が当て馬の役を買って出て、高来を誘うお芝居して
国立の嫉妬と独占欲を煽る作戦に出るんですが、
こうなってくると、踊らされてる国立がとっても可哀相で同情の針はこちらに…。
どっちも哀れなんでどっちに肩入れしていいか迷っちゃいましたね。
最後はちゃんと高来が自分の口で全てを話したのは良かったなーと思います。
「ルナティックにもなれない」は国立と恋人になれて幸せなはずの高来の前に、
国立の昔の女が現われて、「捨てられる」と悩むお話です。
これはもちろん高来の誤解ですが、高来がなんとも健気でまたまた可哀相。
国立は言葉が足りなさすぎです。
しかも「女に親切にしてやる俺を見れば、俺をもっと好きになるかと思った」って…
ずいぶん変な理屈ですね。
こちらも友人の長野が助け舟を出してくれますが、このお話では国立にはもっときつい
お灸が必要だったんじゃないかと思います。
高来にあんなに切ない想いをさせたんだから、ちょっと痛い目見たほうがいいです。
これじゃ物足りないわ。
最後のHでちっとも反省してなくて意地悪なのがなんだかイヤー(笑)
そこそこ面白く読めました。
高来の切なさにちょっと泣きそうになっちゃったりして。
高来の心理に自然にのれたかな。
友人・長野くんがとってもいい人です。
「高来狙い」と軽く言ってますが、あながち冗談でもないようです。
他の誰かとちゃんと幸せになってほしいなぁ~。
そして高来の友人として時々国立にお灸をすえてくれることを希望します。
国立快(くにたちかい)×高来明人(たかくあきひと) リーマン物。
年齢は・・・失念しました(笑)
書いてあったかな…?
推察するに入社して三年目だと思います。
「ストイックになれない」
「ルナティックにもなれない」の二編収録されています。
大学時代、地味でダサくて目立たなかった高来。
反対に女をとっかえひっかえの有名なプレイボーイだった国立。
高来は学生時代から国立に密かに想いを寄せていますが、
国立は大学時代、高来の存在にさえ気づいていませんでした。
ところが同じ会社に就職し、海外支社から戻ってきて戸惑う国立を助けて
一緒に仕事をするうち、なんと国立の方から「好きだ」と告白されてしまいます。
嬉しいけれど、大学時代「寝ると飽きる」と豪語していた国立を知っていた
高来は「身体の関係ナシならいい」と答えるのですが…。
ずっと国立のことが好きで、本当は心だけでなく身体も欲しいと思っている高来ですが
飽きられて捨てられることが怖くて、どうしても受け入れることができません。
とても後ろ向きな考えばかりが頭の中をグルグルしている高来ですが、
その気持ちがとってもよくわかる。
どうしようもないマイナー思考ですが、過去に実際、国立がそうやって
女を捨てる場面も見ているのでそう考えても仕方ない感じです。
本当は抱き合いたいのにそれができないとはなんというジレンマでしょう。
そして過去はどうであれ、国立は高来に告白してからはいい加減ではないし、
おあずけにされても高来を尊重して我慢しているし、ベタ惚れのように見えるので、
なんだかこっちも辛そうです。
「寝ちゃっても興味をうしなわないようにすればいい」と、高来の大学時代からの友人・
長野が当て馬の役を買って出て、高来を誘うお芝居して
国立の嫉妬と独占欲を煽る作戦に出るんですが、
こうなってくると、踊らされてる国立がとっても可哀相で同情の針はこちらに…。
どっちも哀れなんでどっちに肩入れしていいか迷っちゃいましたね。
最後はちゃんと高来が自分の口で全てを話したのは良かったなーと思います。
「ルナティックにもなれない」は国立と恋人になれて幸せなはずの高来の前に、
国立の昔の女が現われて、「捨てられる」と悩むお話です。
これはもちろん高来の誤解ですが、高来がなんとも健気でまたまた可哀相。
国立は言葉が足りなさすぎです。
しかも「女に親切にしてやる俺を見れば、俺をもっと好きになるかと思った」って…
ずいぶん変な理屈ですね。
こちらも友人の長野が助け舟を出してくれますが、このお話では国立にはもっときつい
お灸が必要だったんじゃないかと思います。
高来にあんなに切ない想いをさせたんだから、ちょっと痛い目見たほうがいいです。
これじゃ物足りないわ。
最後のHでちっとも反省してなくて意地悪なのがなんだかイヤー(笑)
そこそこ面白く読めました。
高来の切なさにちょっと泣きそうになっちゃったりして。
高来の心理に自然にのれたかな。
友人・長野くんがとってもいい人です。
「高来狙い」と軽く言ってますが、あながち冗談でもないようです。
他の誰かとちゃんと幸せになってほしいなぁ~。
そして高来の友人として時々国立にお灸をすえてくれることを希望します。
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