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酔って、酔わせて
剛 しいら / 剛 しいら著
二見書房 (2001.5)
通常2~3日以内に発送します。
イラスト:鳥人ヒロミ(二見シャレード文庫)

高校時代からの親友、保(たもつ)とともに外食産業に
就職した蔭山神酒(かげやまみき)。だが入社早々の呑み会で
とんでもない痴態をさらすことに…。
実は神酒(みき)は少年時代のトラウマから、酒を呑むとなぜか
淫らになってしまうのだ。そのため、実家の造り酒屋を継げず、
今や蔭山酒造の銘酒は水道水以下…。
そう酷評したのは利酒師、緒方だった。
謎めく男の正体は…?一方、故郷に戻り自ら銘酒復活に賭ける
決意をした神酒は・・・そして保との愛は熟成されるのか…?!
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筧 保(かけいたもつ)×蔭山神酒(かげやまみき) 23歳、同級生。

寄り添って呑む表紙の二人が、とってもいいです。
神酒のカメラ目線に、つい購入してしまいました。

酒を呑むと記憶がなくなり、とんでもなく淫らになって男を誘ってしまう神酒。
神酒が淫らになってしまうのは子供のころの出来事に原因が
あるらしいけれど、その記憶は何故か封印されていて神酒には全く
思い出せません。
そんな神酒が、実家の酒を酷評されたことから奮起して、美味い酒を
つくることを決意して故郷の新潟に帰ります。

自分の過去を探して、トラウマになった原因を思い出しながら、
それを越えていく神酒と、全てを知りながらずっと神酒を見守り、
助けてくれていた保。
子供の頃に神酒に起きた出来事は軽いものではないのですが、
それを思い出して傷つくということはなく、ひとつひとつ箱の蓋を開けていき、
ちょっとずつ思い出して、それが今の自分と結びついていくという感じで
むしろすっきりとしています。

神酒の「自分探し」のようなお話ですが、ずっと黙って神酒を見守り、
神酒が手を伸ばしたときにはいつでも手を取ってくれる保がいいです。
二人のために二人で頑張っていく…という二人三脚な成長物語という
感じでした。
お酒の神様に愛された神酒に、酒の美味さのわからない保は役不足の
ようでもありますが、お互いないものをうまーく支えあっていけるんじゃないかな。
お好きな方なら、一杯やりたくなりようなお酒の話もたくさん出ています。

私の駄目ツボをしっかり押してしまう展開があり、好きの度合いはかなり
下がってしまいました。
でも、これは私の個人的な嗜好です。
地味めですが、いいお話だと思います。
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