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いつでも瞳の中にいる
崎谷 はるひ
幻冬舎コミックス (2005.5)
通常24時間以内に発送します。
イラスト:梶原にき(ルチル文庫)

高校2年の里中佳弥(よしや)にとって窪塚元就(もとなり)は幼い頃から大好きな人だ。しかし刑事を辞め私立探偵になった元就に佳弥は素直になれない。
そんなある日、佳弥はストーカーに狙われていることを知る。
元就が傍にいるのは仕事だから―そう思った佳弥は元就を拒絶。元就への想いに苦しむ佳弥にストーカーが迫り!?
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窪塚元就(私立探偵・29歳)×里中佳弥(高校2年生・17歳) 
12歳年上年の差カップル。

「いつでも瞳の中にいる」
「いつでもあなたの傍にいる」の二編収録。

創刊されたルチル文庫から、まずはこれを読んでみました。
ラキアノベルスの既刊を大幅加筆修正した表題作と同人誌収録作品を大幅加筆修正し改題したものだそうです。


元就と佳弥は佳弥が産まれる前からお隣同志に住んでいます。
元就は、佳弥が産まれたときから17年間をずっと見守ってきました。
元就が佳弥をどんなに可愛がっていたかその様子が所々でわかるんですが、
元就の気持ちを想像するとそれがもうなんというか…たまんないです。
ずっと、佳弥を大切に慈しんできた想いがすごく伝わってきます。
何よりも大切なんだろうなぁと。
そんな元就の目で佳弥を見てしまったせいか、読んでる方も佳弥が
可愛くて。
可愛いといっても女の子っぽいということではなく普通の男の子です。


さて、ストーリーの方はのんびり萌えていられないことになっています。
ストーカー事件を軸に展開していきますが、
このストーカーがかなり陰湿で、気持ち悪いです。
最初は物が無くなるという軽い出来事でそう気にもとめなかったものが、だんだんと頻繁になり、やがて性的な悪意が明確になってきて、
気味の悪さと恐ろしさがジワジワと高まってきます。
犯人探しのお話ではないので、犯人はすぐわかりますが、
ここまでしちゃう気持ち悪い人はBLでは私は初めてです。
今まで読んだBLでは変な人が出てきてもわりかし緩かったので…。
サスペンス小説でもないので事件解決はいろいろ都合よくそれなりに
まとめちゃった部分もありますが、佳弥の拉致場面はこのご時世ですから絵空ごととも言えず…。
けっこう読み応えはあったと思います。
元就の愛情と、佳弥の反抗、そのへんのすれ違いもポイントですね。

「いつでもあなたの傍にいる」はその後のお話です。
このラストで、佳弥が産まれた時、幼児の頃、そして成長していく佳弥を元就がどんな想いで見つめていたか、簡単ですが語られています。
こういう元就の想いに今回やられちゃいました。

元就の佳弥への想いはわかり過ぎるほどわかりますが、過去の元就が今の元就へと変わってしまったいきさつはちょっとわかりにくかったです。
あっさりと触れてあるだけだったので…。

Hシーンは表題作1回、同時収録作品で1回と回数は少ないですが
中身が濃いというか長いなーと思いました。
数えてみたら(笑)、表題作ではほぼ30Pですが、もう一方は全体の長さが表題作の4分の1ほどなのに、Hに費やしているページ数はほぼ40Pありました。
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